2019年08月12日

きょうから6日間の夏やすみ

きょうから6日間の夏やすみがはじまる。
おとなになったいま、たった6日でも
つづけてやすめるのはうれしい。
せっかくの夏やすみなのだから

・たくさんあそぶ
・たくさん本をよむ
・映画をいちにち1本みる

と目標をかかげる。
具体性がなく、いかにもやりそうにないかんじ。
そこらへん、小学生のたてる目標みたいで、
やすみまえの興奮がつたわってきそうだ。

いちにちめのきょうは、「たくさんあそぶ」べく
ことし5どめのシュノーケリングへ。
5回も海にいったのは、こどものころをふくめても はじめてだ。
きょうは、30分ただよい さむくなったところで、
防波堤にあがってやすむ。
強烈な日光をあびると、ひやけがひどくなるけど、
ひえたからだにはここちよい。
『異邦人』のムルソーは、海へおよぎにいくと、
おたがいにすこし意識しあっていた かつての同僚にであい、
ちゃっかりなかよくなるのだけど、
わたしが海へいっても もちろん なにもおこらない。
小説のなかで、ムルソーが、あおむけになって波にただよいながら、
くちにふくんだ海水をくじらの潮ふきみたいに
空中へふきだすあそびを紹介している。
それをためしてみたかったけど、シュノーケルをつけていると
背およぎができないのに気づいた。
シュノーケルをはずせばいいのだけど、
こんどプールでつかうゴーグルをもってきてためすことにする。

家にもどると、部屋の温度が32℃もある。
海のあとのひえたからだには、エアコンがなじまないようにおもえ、
ゴザをしき、せんぷう機をかけてひるねをする。
ちょうど30分で目がさめる。そのままよみかけの本をひろげる。
海にひるねに読書。ここは天国ではないか。
『居るのはつらいよ』(東畑開人)がおもしろい。
統合失調症のひとたちがあつまるデイケアが舞台で、
臨床心理士の東畑さんが、「居る」ことの意味、
ケアとは、セラピーとはを、やわらかい表現でつづっている。
障害者介護にたずさわるわたしにも関係するはなしがおおく、
「居る」のができないから
「する」でごまかしている自分に気づかされる。

映画は、いちにちめから、消化できなかった。
音楽遊覧船の「映画音楽ワールドツアー」でとりあげていた
・『ブリッジ・オブ・スパイ』
・『50回目のファーストキス』
・『ニューヨークの恋人』
・『ジョー・ブラックをよろしく』
・『ソウル・サーファー』
・『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』
をみていくつもり。

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posted by カルピス at 20:30 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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