ごはんがほしい、というよりも、外からかえってきたあいさつで、
「おかえりー」とはげしくナデナデすればじきにおちつく。
問題なのは、そのあとのすごし方だ。
いつもなら、もういちどねたいのは やまやまながら、
ねるには危険な時間になっている。
しかたなく、ふとんにはいるものの、
目はつむらないで 頭がおきるのをまつ。
でも、いまは二度寝ができる冬やすみだ。
ためらいなくふとんにもぐりこみ、しばらくの惰眠をたのしむ。
「デイリーポータルZ」の林雄司さんによると、
記事のかき方ワークショップをするとき、
カードのなかに「二度寝」をいれたら、
参加者のうち、2〜3人、おおいときは1/4が
二度寝をえらぶのだという。
http://yaginome.jp/?p=1623
これはもう世間の総意なのではないか。二度寝は最高。
最高の二度寝を提供するニドネーランドを作ったら大流行するかもしれない。ふかふかの布団とひんやりした部屋。炭水化物の多い朝食(二度寝するための朝ごはんだ)。
ニドネーマウスというキャラクターも作りたい。
週刊二度寝という分冊百科もいい。創刊号はバインダー付きだ。
と、林さんの提案、というか妄想がふかまる。
だれもが二度寝にあこがれている。
その二度寝を、しばらくたのしめるこの冬やすみ。
二度寝のために冬やすみはあるのではないか。
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