2020年01月01日

おめでとう ヴィッセル神戸、天皇杯で初優勝

新年のごあいさつを、すらすらいえるような
きちんとした人間ではないので、
ことしもよろしく、ぐらいでゴニョゴニョとごまかし、
なんとなくあたらしい年をスタートさせたい。

元旦といえばサッカーファンにとって天皇杯の日となる。
新国立競技場でおこなわれるはじめての試合でもある。
決勝にのこったのはヴィッセル神戸と鹿島アントラーズ。
神戸はチーム史上はじめてのタイトルにむけ、
そしてビジャのラストゲームでもあり、
いきおいはあきらかに神戸にある。
鹿島は準決勝の長崎戦での苦戦が気になるところ。

試合がはじまると、神戸がボールを支配し
鹿島はフリーキックだけでしかチャンスをつくれない。
前半のうちに、どちらも藤本がらみで神戸が2点をあげる。
1点目はオウンゴールへと記録が訂正されたけど、
2点目も手品をみてるような、不思議な得点だった。
ゴールまえにいた藤本のところにちょうどボールがきて、
シュートというより たまたま足にあたったかんじ。
それがスルスルっとゴールへすいこまれる。
とはいえ、こうやって ゴールまえにいることが
藤本のもちあじでもあり、彼らしい得点ともいえる。
試合のあとでのインタビューで、本人がいったように、
ほんとにラッキーボーイらしい存在だったし、
献身的なハイプレスの守備もみごとだった。

後半にはいると鹿島もシステムをかえてきて
しだいに神戸ゴールへせまってくる。
試合巧者の鹿島だけに、あきらめずにボールをつなぎだすと、
おわれる神戸としては気もちがわるい。
後半の神戸はほぼ防戦いっぽうとなる。
ビジャのプレーをいつみられるかに注目があつまるけど、
神戸のフィンク監督は、圧力をかけつづける鹿島のまえに、
ビジャをピッチにおくりだすタイミングに慎重だ。
アディショナルタイム4分がすすんだころ、
ようやくビジャがピッチにたつ。
かたちがととのったところで 2−0のまま試合がおわる。
鹿島の猛攻を、神戸はよくしのいだ。
神戸にとってはじめてのタイトルであり、
表彰式ではどの選手もさすがにうれしそうだ。
わたしにとっても みごたえのある試合であり、
いちねんのはじまりを、いい気分でスタートできた。

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posted by カルピス at 17:01 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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