2020年01月31日

シーツをあたらしくしたら、生活をととのえられる気がする

シーツをかいかえる。
これまでつかっていたシーツが、
おもにネコたちの活動で さけたりよごれがついてきたし、
わたしの首があたるところは、汗で色がかわっている。
定期的にあらってはいるものの、ながくつかすぎ、よごれがひどい。
そろそろ手ばなすときがきたようだ。
いったん気になると、いいおとなが、
こんなシーツでねるのってどうなんだ、とおもえてきた。
シーツをあたらしくしたら、
生活がいいほうにころがりはじめるような気もする。
丁寧に生きるあかしとしての、きれいなシーツ。

ホームセンターにいくと、
サイズはいろいろあるものの、柄はえらべない。
ふとん屋さんでかったほうがいい商品のようだ。
サイズに自信がなかったこともあり、
税込1000円ほどの、いちばんやすいシーツをかった。
家にかえると、さっそくふるいシーツといれかえる。
やすもののせいか、あまり生活をととのえた感はない。
いちにちの1/3をすごす睡眠に直結するものだから、
もうすこしいいものにすればよかった。
ただ、生活をたてなおすにはシーツから、
というのは、わりといい目のつけどころではないか。
よごれたシーツからは、うるおいのない生活がすけてみえる
(いままでなんの疑問ももたずにねていたのだけど)。

エバーノートで「シーツ」を検索すると、
かとうちあきさんがインナーシュラフについてかいていた。
インナーシュラフとは、
寝袋のうちがわにいれるシーツみたいなもので、
山小屋でとまるときなど、布団のよごれが気になるひとは
インナーシュラフをつかえばいいらしい。
かとうちあきさんは、夏に冷房がききすぎたお店でこまったとき、
はおりものとしてありなのでは、と気づいたという。

そういえば、わたしもインナーシュラフをもっていた。
アウトドアショップで、夏はシュラフではあつすぎるから、
インナーシュラフでじゅうぶん、とすすめられたのだ。
その後たいして出番がないまま、おしいれでわすれられていた。
とりだしてみると、シュラフのかわりになるほど
信頼できるあたたかさはないし、
かさばるうえに500グラムとおもい。
車による旅行でなければ、
こんなものをわざわざもっていく気にはならない。
ただ、夏のむしあつい夜に、ゴザをしいて、
ふとんのかわりにインナーシュラフをはおるのは ありかもしれない。
安宿にいるナンキン虫をふせぐにも役だちそうだ。
いずれにしても、かなりつかい道をえらぶ道具で、
実用にするより ゴッコあそびとしてつかうほうがむいている。
かとうちあきさんが、夏の冷房をきっっかえに、
インナーシュラフのよさに気づいたのは、
道具としてのインナーシュラフが、
きわめて限定的なつかい道しかないのを示唆している。
たいして必要でないけど、夏にはすこし役だつときがあるかも、
というていどの位置づけしかできない道具。
こんなことをかいていたら、野宿がしたくなってきた。
インナーシュラフはもちろんおるすばんだ。

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posted by カルピス at 21:41 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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