2020年03月07日

服をきがえれば、もうジョギングしたようなもの

『宇宙戦艦ヤマト』で沖田艦長がむかしのことわざをひき、
古代進にむかってこうはなしていた。
100里の道をゆくときは99里をもってなかばとせよ

これまでにだれもいったことがなく、
しかも14万8000光年もはなれたイスカンダル星をめざす場合、
このことわざはたしかに含蓄がある
(サイトで確認すると、このセリフをいったのは
沖田艦長ではなく、佐渡酒造先生だった)。

ただ、トレーニングの場合、たとえばジョギングをするとき、
服をきがえただけで半分くらい はしったようなもので、
玄関から出発できたら、もうはしりおえたようなものだ。
出発のモーションをとり、はしりはじめさえすればいい。
これは、なにか仕事術の記事にかいてあったことで、
わたしのオリジナルな「発見」ではないけれど、
おおくのひとが、似たような体験をもっているのではないか。
はしりはじめられたら、ただそれだけで、
きょうもなんとかスタートできたと、すごく安心する。

トレーニングが習慣になっているわたしでも、
ときどき気もちがすすまない日があり、
そんなときは、まず服をきがえてみる。
はしりはじめてみて、それでも違和感があれば
体調がよくないのかもしれないので、やめればいい。
はしりだすまえに、やめないことが大事だ。

仕事にしても、ほかの用事でも、
めんどうなときは、まず ほんのすこし腰をあげればいい。
本は、はじめの数ページにとりつけば、よみおえたようなものだし
(つまらなくてやめるのは もちろんあり)、
夜ねるまえの「みんなの筋肉体操」だって、
わたしの場合、歯みがきをはじめさえすれば、
それがスイッチとなり、すんなりうでたてふせにとりくめる。
学校では勉強をおしえるけど、スイッチのいれかたはおそわらない。
勉強のやり方もだいじだけど、
あわせてスイッチについてもおしえたらいいのに。

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posted by カルピス at 16:17 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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