2020年03月18日

環境問題から新型コロナウイルスをみると

新型コロナウイルスのひろがりによって、
中国とイタリアの大気汚染が改善されつつあるという。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200318-00010004-newsweek-int
人間からみれば、新型コロナウイルスはおそろしい伝染病だけど、
地球全体でかんがえると、環境がよくなるのだから皮肉なものだ。
人間の活動が、いかに環境をいためているかがよくわかる。
いま、おおくの国が入国制限にふみきっており、
国内の移動についても、でもできるだけ外出をひかえるよう、
それぞれの政府がもとめている。
とうぜん飛行機はでばんをうしなうわけで、
飛行機がとばなければ、空気をよごさないですむ。
地球にとって、人間こそが最大のやっかいものだ。
ヒューマニズムでは、ひとのいのちはなによりもとおとい。
ヒューマニズムは、人間だけを特別あつかいしすぎた。
ニューマニズムなんてしったことかのウイルスにとって、
ひろがるチャンスがあれば、国境など関係なく、
できるだけ仲間をふやそうとする。
新型コロナウイルスのひろがりによってはじめて、
世界は入国・出国に規制をかけた。
ひとの移動を制限し、活動をおさえるのは、
自由主義の国では不可能だったのに、
新型コロナウイルスがこれを実現した。
新型コロナウイルスがつくりだした状況が、
あらたなしくみをうみだすだろうか。
感染がおさまったとき、人間はなにをまなんでいるだろうか。

『風の谷のナウシカ』では、おそろしい毒をだす腐海は、
じつは人間が汚染した大地をよみがえらせていた。
人間は腐海をおそれながら、ほそぼそと生きている存在だ。
ナウシカの世界は、ヒューマニズムが意味をもたない。

スポンサードリンク



posted by カルピス at 21:44 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: