2020年05月01日

新型コロナウイルスがひろがると、桶屋はどうなるか

ハーブショップへアルバイトへ。
新型コロナウイルスの影響で、
おおくのひとは、ハーブどころじゃないのでは、
とおもってたら、ちがった。
いつもの倍ほどの注文があり、
4人がかりで苗の発送にとりくむ。
これまでの経験では、地震や台風の被害がでると、
ひとは おちついてハーブにむかう心境ではなくなるようで、
苗のうりあげが目にみえておちていた。
でも、コロナはこれまでの例におさまらない。
外にでないで、なるべく家ですごしましょう、
ともとめられているご時世なので、
ハーブをそだてるのは、いい息ぬきになるのかもしれない。
新聞にも、野菜の苗がよくうれていると紹介されていた。

このお店は、苗だけでなく、ハーブにむいた土や、
初心者むけの鉢うえセットもあつかっている。
コロナでうりあげがふえたのは、
苗よりも、むしろ土と鉢うえセットらしい。
都会にすむひとは、ホームセンターへ
土をかいにいくのもたいへんなので、
ネット販売をつかうほうがたすかるという。
おもたい土を配達する宅配便のひとたちはたいへんだ。

このハーブショップには、
きょねんからツバメがやってくるようになった。
きょねんは2羽、ことしは4羽。     
つまり、つがいが2組だ。
あたらしくきたカップルは、巣をつくる場所をさがしている。
でも、わたしたちがざわざわと仕事をしているので、
安心できる場所かどうかわからず、
いまひとつきめかねているようだ。
壁にしがみついて、わたしたちがどくのをまっている。
新型コロナウイルスがはやならければ、
わたしたちの仕事は もうすこしのんびりしたものとなり、
ツバメは安心して巣をつくれただろうに。
コロナがおよぼす影響の、なんとひろいことだろう。
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このお店には、わたしが介護事業所でつくっている
クッキーもおかせてもらっている。
クッキーのうりあげは、このところさっぱりだ。
店にくるお客さんは、こころがざわついて、
ゆっくりかいものをする気もちになれないみたい、
とお店のひとがはなしていた。
ハーブのうりあげ増に便乗して
クッキーもたくさんうれたらありがたいけど、
こういうところでひとがしめす反応は、
ほかの災害のときといっしょだ。
気もちに余裕がなければクッキーはうれのこる。

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posted by カルピス at 20:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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