前回の治療がおわったとき、
3ヶ月後にようすをみさせてください、といわれ、
予約しておいたのがきょうだった。
3ヶ月まえは、コロナ対策として検温された。
でも、きょうの歯医者さんは、
もっと厳重なかまえとなっていた。
・玄関はあけっぱなし
・治療室の窓もあいている(エアコンはついていた)
・保険証と予約カードをみせると、洗面場のほうを指さされ、
すぐに手をあらって消毒してください、といわれる
・検温
・待合室のイスはかずをへらされ、
2メートルの距離をたもつようになっている
・先生は簡易的な防護服にフェイスシールド、
そのほかのスタッフは、ビニールのエプロンか、
不織布のようなものでできたかっぽう着をきている
新型コロナウイルスが、中国の武漢ではやりはじめたとき、
ニュースでながれた映像をおもいだした。
コロナの最前線をおもわせる ものものしさだ
(防護服は、簡易的なものだけど)。
治療や、それにともなう説明はとても丁寧で、
そのうえリスクをおかしてわたしの口のなかに手をいれ、
唾液や血をつけながら治療をすすめてくれる。
歯科医は、どうしても患者のからだにふれるので、
かなりリスクのたかい職業だと、いまさらながらおもった。
以前は治療をうけても、あたりまえだと、傲慢にかまえていたけど、
いまのようにコロナの感染が心配されるようになると、
先生と、わたしを担当してくれた助手のかたによる、
献身的な治療をありがたくおもった。
コロナの感染をおそれ、医療関係者が差別をうけるなんて、
とんでもないはなしだ。感謝しかない。
しりあいに、きょうでかけた 歯科医院の体制についてはなしたら、
そのひとがいった歯医者さんは、ほとんどいつもと
かわらないやり方で治療をうけたという。
もうひとりのひとも、「わたしもそうだった」という。
わたしがいっている歯科医が、
とくに厳重な体制をとっているのだろうか。
島根県の感染者は、これまでのところ25人にとどまっている。
せんじつ、東京のもよおしにでかけた10代の女性が、
ひさしぶりの感染者となった。
県をまたいでの移動があたりまえになると、
これからは、こういう形で感染がふえていく。
東京での感染がとまらないのに、いぜんきめたことだからと、
「Go To トラベル」キャンペーンの実施にこだわる気がしれない。
あるていど感染がひろがるのを、政府はうけいれているのだろう。
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