2020年08月06日

手がきの文字って、そんなにありがたいものなのか

デイリーポータルZに、興座ひかるさんの
「キーボードを禁止し『手書き』で暮らす1日」
がのった。
https://dailyportalz.jp/kiji/handwriting_without_typing_keyboard
手がきでのやりとりはたのしい、という内容だけど、
わたしはものすごく字がへたくそなので、
キーボードを禁止されるとすごくこまる。

いちにちのおわりに、利用者さんのようすを保護者につたえる
「活動のようす」を毎日かいている。
どんな仕事をされて、どんなようすだったかをかけばいいのだから、
けしてむつかしい仕事ではないはずなのに、
わたしはかくたびに内容につまり、へたくそな文章しかかけない。
字をまちがえて、ぐじゃぐじゃっと黒くぬりつぶしたり、
あんまりひどい内容のときは、そのさきをつづけるのをあきらめ、
はじめからやりなおすこともすくなくない。
漢字もかけないから、しょっちゅう電子辞書のお世話になる。
漢字をできるだけつかわないですごしたいわたしだけど、
かけてあたりまえの単語となると(「緊張」「積極的」など)、
ひらがなでとおすのは勇気がいる。
辞書をひいて漢字をたしかめるくらいなら、
ひらがなですませばいいとひとにはいうくせに、
自分があまりにも字をしらないのは
社会人としてはずかしいので かくしたいのだ。

文章をかきなれないから、ろくでもない内容になるのならわかるけど、
まいにちブログにむかい、ある程度の文章をかいていながら、
手がきになると、ボロボロの内容になってしまう。
わたしはずいぶんキーボードにたすけられている。
興座さんみたいに手がきでのやりとりをたのしむには、
そこそこの字がかけて、最低限の漢字をしっていることが前提となる。
わたしはそこまでのレベルにないため、
自分のこだわりで漢字をつかわないことを、
よむひとにしってもうらうには、
キーボードで入力するのがてっとりばやい。
文章の内容で勝負しようとしても、デジタルでないと
かきなおしができないし、最低限の漢字がでてこない。
手がきの文字をありがたがる風潮が、
いいかげんなくなればいいのに。

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posted by カルピス at 23:17 | Comment(0) | 表記法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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