はじめはたべることにあまり興味がないようで、
ごはんにむかわないのが気になっていたけど、
それでも体重は900グラムから1600グラムへと、700グラムふえた。
みかけはあいかわらずやせっぽちで、
手足ばかりがひょろながいけど、確実に体重がふえているから、
もともとスマートな体型のネコなのだろう。

まえの記事にもかいたとおり、
先住ネコのココが、まるでお母さんのように、
ずっとちかくでみまもっている。
あそびにつきあったり、へんなところへいかないか目をくばる。
ふたりともトラネコなので、あそんでいるところをみたら、
だれでも親子だとおもうだろう。
プリンはココのおなかに顔をつっこんで、
おっぱいをさがしてチューチューいってるけど、
オスネコのココには もちろんおめあてのおっぱいはない。
ついこのまえまで、からだはおおきいものの、
性格はまるで赤ちゃんだったココが、
プリンの世話をするうちに、かんぜんなおとなのネコとなった。
わたしの手とたたかうことがだいすきだったのに、
もうそんなあそびにさそってくれず、プリンとばかりすごしている。
「トムとジェリー」のアニメをみてるみたいに、
ココがプリンをおいかけて、ドタドタとかけてゆき、
視界からきえたかとおもうと、
こんどはプリンがココをおいかけて、逆方向へはしっていく。
あんなに全力であそんだらたのしいだろーなーとおもう。
プリンは、ココがうけいれてくれた幸運をどうおもっているだろう。

まだ赤ちゃんネコなのだから、プリンが外にでるとあぶないのに、
ココのあとをついて、これまでなんども外にでてしまった。
ココがいるから大丈夫だとおもいつつ、
なにかの拍子でとおくへかけだしたらとおもうとこわい。
でも、猛暑となったことしの夏に、
網戸にしないわけにはいかず、
ココが穴をあけた網戸からプリンがでてしまう。
ゆうべは、2階のマドからでたプリンが、
下におりれなくておおさわぎした。
あわれげな声でたすけをもとめるので
ココも心配して声がするほうをいったりきたりしている。
けっきょくわたしが2階の屋根にあがり、プリンをたすけだす。

子ネコの成長は はやく、
生後6ヶ月になれば、もうおとなの体格になる。
かわいいさかりのプリンは、いま、好奇心にあふれ、
一歩そとにでれば危険がいっぱいだ。
プリンになにかおきたらとおもうと、胸があやうくなる。
全力であそび、全力でねむり、ごはんをたくさんたべ、
つつがなく、おとなのネコになりますように。
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