ネコとのステイホームについてかいていた。
朝、私が起きてリビングに行くと必ずやってきて、いつもの位置に座ってこちらを見上げる。少し温めた、新しい水がほしいのだ。朝食のおこぼれのヨーグルトをもらえるまで更に待つ。食べるとトイレ。終わるとソファに行ってゆっくりと毛づくろい。その隣にすわってコーヒーを飲むと、頭を私の足に乗せ背中を向ける。撫でてほしいのだ。
おたがいが、おたがいをよくわかっていて、
無言の会話が成立しているのがすてきだ。
いまという特別な時期に、あせって仕事するよりも、
チャッピーとの時間をえらんだ犬童さん。
「いっぱい一緒に居られるなんて幸せじゃないですか。」
友人の監督が、リモートで映像作品を撮り始めネットで公開するようになった時、私はそっちへは行かなかった。チャッピーと今ここにしかない時間を大事にして、思う存分味わおうと思った。
子ネコは子ネコですごくかわいいけど、
歳をとったネコは、気もちのつながりをかんじさせてくれ、
2人だけの特別な関係をきずける(ような気がする)。
いっしょにくらす母が、ネコの写真を孫と友だちにみせたいから、
何枚かプリントしてほしい、といってきた。
わたしがとる写真のほとんどはネコがあいてなので、
ものすごくたくさんの写真がグーグルフォトにはいっている。
そのなかから10枚をえらび、お店でプリントした。
A6サイズの写真を10枚✕3セットで810円。
いまはネットでつくるフォトブックの時代とはいえ、
30枚で810円なんてすごくやすい。
これでじゅうぶんだとおもった。
写真をえらびながら、3年分の写真をざっとみた。
ほとんどの写真はネコだけがうつっているけど、
ときどき家族もはいってる写真があり、
そんなときの母や配偶者は とてもいい表情をしている。
我が家のしあわせは、まちがいなくネコたちと ともにある。
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