正式名は「島根自虐カレンダー」だ。
まえは壁かけ版と、卓上版の両方をかっていたけど、
壁かけ版は月がかわるたびに、
ベリッとはぐらなければならない。
とはいえ、ファン心理としては、
もったいなくてはぐれないので、
カレンダーの役をはたさないことがわかった。
で、卓上版だけをかうようになり、
ここ数年は、卓上版すらかわない、なれのはてファンだった。
きょう本屋さんをぶらついていたら、
吉田くんと目があったので、ひさしぶりに卓上版をもとめる。
まえは、祝日でも色をかえてなかったので、
つかいにくいカレンダーだったのが、
さすがに改善されて、日曜と祝日は黒、
平日は青と、色わけされ、すこしだけみやすくなった。
あたりまえの工夫だけど。
新型コロナウイルスの流行があったため、
2021年のカレンダーは、表紙をふくめ4枚が
自粛や密がテーマになっている。
ちなみに、表紙は
「自粛じゃないんです。いつも通りです。」だ。
ヒロシの迷宮グルメの日本版をみていると、
駅まえなのに、あまりにもひとけのないとおりがあり、
番組のやらせかとおもってしまう。
島根だって、どこもひとけがすくないわけではないけど、
都会からやってきたひとからみれば、
じゅうぶん「自粛」にあたいする密度かもしれない。
その島根でさえ、今日現在の感染者数は153人で、
全国では4番目のすくなさとはいえ、
このごろはジワジワと数をふやしている。
1年後の「自虐カレンダー」では、
新型コロナウイルスがどうあつかわれているだろうか。
いちばん「自虐」なフレーズは、11月の
「日本政府ですら鳥取と間違える」にとどめをさす。
デラックスファイターが視力をはかるときにつかうお玉みたいなやつ
(「遮眼子」というらしい)を目にあてて、
吉田くんがしめす県の形のうち、
どちらが島根県かをじっとかんがえている場面だ。
じっさいに、日本政府でさえ 島根と鳥取をまちがえた
かなしい実績があるのだろう。
島根が「自虐」から開放される日は まだとおい。
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