2021年01月13日

9日間のプチバカンスをとる

あさって、1月15日から、9日間の休暇にはいる。
いつもの休日のあいだに、有休を5日いれると、あわせて9日。
新型コロナウイルスのせいで、海外旅行はあきらめていたけど、
鳥取や四国だったら、あまり感染者がでていないので、
自動車でまわってみよう、とおもっていた。
それが ここにきて、全国的に感染者がふえ、
島根でも、まだすくないとはいえ、
だらだらと、毎日のようにあらたな感染が発表されている。
ここは、おでかけはあきらめ、家ですごしたほうがよさそうだ。
休暇をとっても、どこへもいけないなら 意味がなさそうだけど、
一年にいちどは、まとまったやすみがほしいので、
予定どおりにプチバカンスをとる。

せんじつよんだ『パリ行ったことないの』(山内マリコ)に、
フランス人は定時に仕事をきりあげるのがあたりまえで、
そのうえに5週間のバカンスをきっちりとる、とかいてあった。
勤務時間には、仕事に集中しなければならず、
けして楽ではない、とあるけど、
それにしても5週間のバカンスはうらやましい。
そして、バカンスのあいだになにをするかというと、
なにもしないのが、フランス人のすごし方だという。
まとまった時間をえることで、それを勉強にあてるとか、
なにかあたらしいことをはじめるのではなく、
ただくつろいですごすだけの時間。

パリでくらしはじめ、旅行会社につとめるあゆこは、
本物のパリジェンヌみたいにバカンスをすごすツアーを計画する。
殺人的スケジュールでせわしなく観光地を回る旅じゃなくて、とことんなにもしない旅。あそこにも行きたいこれも食べたいという欲張りな旅とは真逆の、無為な時間を過ごすだけの、ある意味やる気のない旅。(中略)
「それこそが、フランス人にとってのバカンスですよね?」
確認するように訊くと、
「そうだな。あの人たちは本当に、バカンスがないと死んじゃうからね」

「バカンスがないと死んじゃう」って、いいなー。
新型コロナウイルスの感染がひろがりつつあるときに、
休暇をとってもいけるところはかぎられている。
どこへもいけなくてもいいので、まとまったやすみがほしい。
やすんで、パリジェンヌみたいに、なにもしないですごそう。
やすまないと、死んじゃうから。

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posted by カルピス at 21:21 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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