2021年02月11日

2週間の隔離生活に、せまいケージですごすニワトリたちをおもう

ラジオをきいていたら、
基礎疾患のあるひとが県にもどるとき、
2週間の隔離期間をすごすための助成があるという。
助成があるのはいいとして、
2週間をどこか、たとえばホテルの一室ですごすのは
すごくたいへんだろうとおもった。
ロビーとか、ほかの階をぶらつくことができず、
ずっとせまい部屋だけでの2週間は、
いかにネットやテレビがあったとしても退屈そうだ。
自分だったらどんな「あの手この手」で2週間をすごすだろう。
本や音楽、あとは部屋でできる運動くらいしかおもいつかない。
新型コロナウイルスのご時世、国をまたいだおおくのひとが、
このように不自由な2週間をすごしているのだろう。
外国からではなく、国内の移動でも、
2週間の隔離が適用されるのだから
たいへんな状況になったものだ。

なんてことをかんがえていたら、
ふと養鶏場のニワトリがあたまにうかんだ。
せまいケージにとじこめられ、身うごきできるスペースはなく、
できるのはエサをたべることと水をのむことだけ。
あとはフンをして、いちにちにひとつの卵をうむ。
仲間といっしょに外でエサをついばむよろこびをしらないし、
時をつげるオンドリの声にときめくこともない。
ただたべるだけの生活って、ニワトリには虐待でしかないだろう。
そんな環境で生みだされた卵が健康なわけない。
養鶏場のニワトリにくらべたら、
ホテルの一室ですごす2週間なんて天国みたいなものだ。
どこかの国で、せまいケージにとじこめる養鶏場が
法律で禁止された、というニュースをきいたような気がする。
卵が値あがりしてもいいから、ニワトリを広場でかってほしい。
(あとでネットをみると、せまいケージの禁止ではなく、
オスのひよこの一律殺処分の禁止だった。
https://www.afpbb.com/articles/-/3265580

都道府県別に発表される
新型コロナウイルスの感染者数を毎日チェックしている。
すくない順で、島根は248人で3位と検討中だ。
1位は鳥取がぶっちぎりですくなく207人。
2位は秋田県の269人。
島根はこの秋田県とデッドヒートをくりひろげており、
すこしまえまでは ぬきつぬかれつのレースだったけど、
10人規模のクラスターが2つでてからは
秋田県をうわまわってしまった。
秋田県のことが気になってウィキペディアをひらく。
面積は、島根県の6,708,26km2の2倍ちかく、
人口はおよそ1.5倍の95万人。
人口密度は島根県よりすこしすくない81.5人km2。
都道府県別の人口密度で秋田県は44位、島根県が43位と、
どちらもおなじレベルですくない。

鷹の爪カレンダーの2月は、
「青銅器よりも芸能人が希少価値」だ。
ひとのすくなさを自虐してきた島根県だけど、
いまの状況では過疎がメリットになっている。

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posted by カルピス at 17:24 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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