基礎疾患のあるひとが県にもどるとき、
2週間の隔離期間をすごすための助成があるという。
助成があるのはいいとして、
2週間をどこか、たとえばホテルの一室ですごすのは
すごくたいへんだろうとおもった。
ロビーとか、ほかの階をぶらつくことができず、
ずっとせまい部屋だけでの2週間は、
いかにネットやテレビがあったとしても退屈そうだ。
自分だったらどんな「あの手この手」で2週間をすごすだろう。
本や音楽、あとは部屋でできる運動くらいしかおもいつかない。
新型コロナウイルスのご時世、国をまたいだおおくのひとが、
このように不自由な2週間をすごしているのだろう。
外国からではなく、国内の移動でも、
2週間の隔離が適用されるのだから
たいへんな状況になったものだ。
なんてことをかんがえていたら、
ふと養鶏場のニワトリがあたまにうかんだ。
せまいケージにとじこめられ、身うごきできるスペースはなく、
できるのはエサをたべることと水をのむことだけ。
あとはフンをして、いちにちにひとつの卵をうむ。
仲間といっしょに外でエサをついばむよろこびをしらないし、
時をつげるオンドリの声にときめくこともない。
ただたべるだけの生活って、ニワトリには虐待でしかないだろう。
そんな環境で生みだされた卵が健康なわけない。
養鶏場のニワトリにくらべたら、
ホテルの一室ですごす2週間なんて天国みたいなものだ。
どこかの国で、せまいケージにとじこめる養鶏場が
法律で禁止された、というニュースをきいたような気がする。
卵が値あがりしてもいいから、ニワトリを広場でかってほしい。
(あとでネットをみると、せまいケージの禁止ではなく、
オスのひよこの一律殺処分の禁止だった。
https://www.afpbb.com/articles/-/3265580)
都道府県別に発表される
新型コロナウイルスの感染者数を毎日チェックしている。
すくない順で、島根は248人で3位と検討中だ。
1位は鳥取がぶっちぎりですくなく207人。
2位は秋田県の269人。
島根はこの秋田県とデッドヒートをくりひろげており、
すこしまえまでは ぬきつぬかれつのレースだったけど、
10人規模のクラスターが2つでてからは
秋田県をうわまわってしまった。
秋田県のことが気になってウィキペディアをひらく。
面積は、島根県の6,708,26km2の2倍ちかく、
人口はおよそ1.5倍の95万人。
人口密度は島根県よりすこしすくない81.5人km2。
都道府県別の人口密度で秋田県は44位、島根県が43位と、
どちらもおなじレベルですくない。
鷹の爪カレンダーの2月は、
「青銅器よりも芸能人が希少価値」だ。
ひとのすくなさを自虐してきた島根県だけど、
いまの状況では過疎がメリットになっている。
スポンサードリンク