7つの個人的な約束事を紹介していた。
あるひとは、文字のすべてにふりがなをふっているそうだ。
そのひとの周囲に、
小学校に行けなかった人や字が読めないひとがいるから
だという。
わたしもできるだけ漢字をつかわない方針なので、
このひとの「ルール」をすてきだとおもう。
もっとも、ふりがなをふっても、意味を理解するのが
むつかしい文章はあるので、ふりがなだけでなく、
文ぜんたいに気をくばる必要がある。
Jリーグタイムをみていたら、ヴィファーレン長崎の
マスコットキャラクター、ヴィヴィくんがでていた。
Jリーグ全体のマスコットで、1位の人気なのだという。
そのヴィヴィくんが、紙にかいたメッセージをよみあげた。
ヴィファーレン長崎を紹介する数枚におよぶメッセージは、
漢字をひとつもつかわずにかかれていた。
画面でもよみやすいし、内容もよくつたわってくる。
子どものマスコットだからひらがな、ではなく、
だれにでもつたわりやすい表記として、
漢字をつかわなかったとしたらすばらしい。
わたしの「セブンルール」はなんだろう、とおもって
リストをつくろうとしたけど、7つもうかばない。
まえに障害者介護の研修にでたとき、
懇親会の席で、自分のフェチについて、
それぞれ手みぢかにはなしてください、といわれた。
革財布のにおいをかぐこと、というひとや、
まえをはしる自動車のナンバープレートをみると、
おもわず合計してしまう、というひとがいた。
あんがいへんなこだわりを、だれもがもっているようだ。
わたしは女性の肩甲骨を愛でること、とはなした。
水泳をやってきたこともあり、
女性スイマーの背中をみる機会がおおく、
男性にはないそのうつくしさにわたしはよわい。
会場からは、おおむねあたたかなわらい声をとれたけど、
ひいてしまったひともいるかもしれない。
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