2021年04月08日

「ジャズ・トゥナイト」大友良英さんの選曲がすばらしい

仕事で車にのっていたとき、
ラジオから ごきげんな音楽がながれてきた。
ソニー=ロリンズによる「St.Thomas」だという。
スマホで「らじるらじる」をみると、
「ジャズ・トゥナイト」という番組だった。
はなしているのは大友良英さんだ。
『あまちゃん』のテーマソングをかいたひとらしい。
新年度ということで、これからジャズをきいてみようという、
ジャズの初心者でもたのしめる内容にしたい、とはなしている。
「ジャズ・トゥナイト」は土曜日の夜11時から2時間の番組で、
わたしがきいたのは、水曜日の夕方4時からの再放送だった。

家にかえってから、「聞き逃し配信」をきいてみる。
初心者むけ、というだけあって、わたしがしってる曲もある。
大友さんによるあついかたりと、ジャズの歴史がきいていてたのしい。
ジャズとボサノバの融合とか、ジャズとロックのであいとか、
大友さんがじょうずに整理してくれるので、
初心者でもついていきやすい内容となっている。
すきなひとが熱をこめてはなすと、
どれどれと、おもわずきき耳をたててしまう。

エラ=フィッツジェラルドが「Mack The Knife」をうたう。
彼女のゴージャスな声をきいていると、
それだけでなにか得をした気分になる。
そのうちなんと
「ルパン三世 ワルサーのテーマ」がかかる。
旧ルパンのレコードできいたことがある曲だ。
そういえば、ディキシーランドジャズがなんとかと、
レコードの説明にかいてあった。
当時小学生だったわたしに、そんなこと理解できるわけがない。
ジャズが、まさかルパン三世とまでつながっていたとは。

それにしても、「聞き逃し配信」というサービスは、ありがたいけど、
関係者にとってはおそろしくもあるのではないか。
つまらない番組は「聞き逃し」、すきな番組だけを
なんどもきいたほうがいい、という判断がありえるからだ。
この「ジャズ・トゥナイト」も、わたしにとって
夜おそくの放送をきくのはたいへんだけど、
「聞き逃し配信」があれば、都合のいい時間にきくことができる。
わたしがすきな「音楽遊覧飛行」も「聞き逃し配信」をやっている。
この4月から、夕方の再放送がなくなったけど、
すきではない週が再放送されるより、
はじめからないほうがありがたいくらいだ。
ききたい週の番組は、「聞き逃し配信」で ゆっくりきけばいいから。

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posted by カルピス at 21:39 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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