漢字のおくりがな問題をとりあげていた。
ののちゃんが、おくりがなのつかい方にまよい、
お母さんにたずねている場面がある。
おかしいなぁ
なんで同じ送り仮名に
毎回迷うんだろ。
おかーさーん、
「短かい」だっけ
「短い」だっけ。
「終わる」だっけ
「終る」だっけー。
「上がる」だっけ
「上る」だっけ。
文字でかいた漢字とそのおくりがなを
お母さんにたずねるのならわかるけど、
ただ声にだしていうだけでは、
お母さんに なにがどうちがうのか、わかるわけがない。
それだけおくりがな問題は、
ややこしいだけで、どうでもいいこと、
という意味なのだろう。
「短かい」と「短い」は、どちらがただしいか、なんて、
だれにとってもわかりにくい。
ひとつの方法として、活用があるものは
すべておくりがなをそえる、という手がある。
ののちゃんがまよっていた漢字でいうと、
「短い」「終る」「上る」がただしい。
と、おもっていたところ、
ウィキペディアをみると、
なにやらややこしい原則がかいてあった。
こんなのおぼえられないし、まちがっていたとしても、
じっさいにはつうじてしまうのだから、
おくりがな なんて、どうつかってもいいではないかと、
さじをなげ、ひらきなおってしまいがちだ。
おくりがなにまよう、ののちゃんはただしい。
おくりがな問題の、てっとりばやい解決法は、
おくりがなをつかわない、だ。
おくりがなが必要な漢字は、
ぜんぶひらがなでかけばいい。
「みじかい」「おわる」「あがる」
とかけば、不毛な問題に まよわなくてすむ。
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