2021年08月14日

「ホームタウン」といえば「スイートホーム・シカゴ」(『ブルース・ブラザース』)

きょうのラジオマンジャックのテーマは「ホームタウン」。
ホームタウンといえばあれだ。
『ブルース・ブラザース』にでてきた「スイートホーム・シカゴ」。
いつかかるのだろうとおもっていたら、
「あみハジジャック」のコーナーでとりあげられた。
『ブルース・ブラザース』のオープニング曲をバックに、
ハジ子ちゃんが作品についてざっと説明してくれる。
出演しているミュージシャンの豪華さとストーリー。
ラストちかく、税務局にお金をもっていくときに
この曲がかかるの、とハジ子ちゃんがいう。
そして、7分52秒のながい曲を、ぜんぶきかせてくれた。
のりのいい曲をきくと、あの場面をおもいだし、
血がさわいでくる。またみたくなった。
1980年だから、もう40年以上まえの作品なんだ。

ハジ子ちゃんの説明によると、映画は2時間13分で上映されたけど、
もともとは2時間28分ものながさだったという。
あんまりながいのでカットされたわけだけど、
DVD版では またもとのながさにもどされて発売されたそうだ。
オリジナルのバージョンがいい、とつい おもいがちだけど、
ハジ子ちゃんはみじかくしたものでじゅうぶんだった、という。
カットして、みじかくなっても筋がつうじるなら、
それで問題ない、というかんがえ方だ。
オリジナルをありがたがるのではなく、
ちぢめても意味がとおればOK、というとらえ方が柔軟でいい。

文章も、3行にまとめる、というやり方や、
9行でまとめる、というのもある。
「9行以内でスパッと言い切れないなら、結局それは伝わらない」
https://cyblog.jp/43216
といわれると、自分がかいている文章をみなおしてしまう。
いっぽうで「5秒のことを200字かけて書く」
という古賀さん流もおもしろい。
お子さんへの布教(アドバイスではなく)として
日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと良い

と古賀さんがはなしたら、むすめさんは
「靴下をはいた状態で玄関に立ち
 サンダルと靴どちらを履こうか悩んだ」
と日記にかいて提出したそうだ。

ものごとのぜんぶをかこうとするのではなく、
かきたいものについて焦点をしぼる。
『ブルース・ブラザース』でいうと、
ストーリーぜんたいを紹介するのではなく、
税務署へむかう場面だけにしぼり、
そのときにつかわれた曲をとりあげる。
ファンとしては、ずるずるとぜんぶはなしたくなるところだけど、
そして、ラストの「監獄ロック」はたしかにすてがたいけど、
そこをあえて「スイートホーム・シカゴ」だけにとどめる。
はじめて『ブルース・ブラザース』にふれるひとだって、
あの曲をきけば、作品のノリが かならずつたわる。

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posted by カルピス at 21:40 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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