ホームタウンといえばあれだ。
『ブルース・ブラザース』にでてきた「スイートホーム・シカゴ」。
いつかかるのだろうとおもっていたら、
「あみハジジャック」のコーナーでとりあげられた。
『ブルース・ブラザース』のオープニング曲をバックに、
ハジ子ちゃんが作品についてざっと説明してくれる。
出演しているミュージシャンの豪華さとストーリー。
ラストちかく、税務局にお金をもっていくときに
この曲がかかるの、とハジ子ちゃんがいう。
そして、7分52秒のながい曲を、ぜんぶきかせてくれた。
のりのいい曲をきくと、あの場面をおもいだし、
血がさわいでくる。またみたくなった。
1980年だから、もう40年以上まえの作品なんだ。
ハジ子ちゃんの説明によると、映画は2時間13分で上映されたけど、
もともとは2時間28分ものながさだったという。
あんまりながいのでカットされたわけだけど、
DVD版では またもとのながさにもどされて発売されたそうだ。
オリジナルのバージョンがいい、とつい おもいがちだけど、
ハジ子ちゃんはみじかくしたものでじゅうぶんだった、という。
カットして、みじかくなっても筋がつうじるなら、
それで問題ない、というかんがえ方だ。
オリジナルをありがたがるのではなく、
ちぢめても意味がとおればOK、というとらえ方が柔軟でいい。
文章も、3行にまとめる、というやり方や、
9行でまとめる、というのもある。
「9行以内でスパッと言い切れないなら、結局それは伝わらない」
https://cyblog.jp/43216
といわれると、自分がかいている文章をみなおしてしまう。
いっぽうで「5秒のことを200字かけて書く」
という古賀さん流もおもしろい。
お子さんへの布教(アドバイスではなく)として
日記は1日のことをまるまる書こうとせずに5秒のことを200字かけて書くと良い
と古賀さんがはなしたら、むすめさんは
「靴下をはいた状態で玄関に立ち
サンダルと靴どちらを履こうか悩んだ」
と日記にかいて提出したそうだ。
ものごとのぜんぶをかこうとするのではなく、
かきたいものについて焦点をしぼる。
『ブルース・ブラザース』でいうと、
ストーリーぜんたいを紹介するのではなく、
税務署へむかう場面だけにしぼり、
そのときにつかわれた曲をとりあげる。
ファンとしては、ずるずるとぜんぶはなしたくなるところだけど、
そして、ラストの「監獄ロック」はたしかにすてがたいけど、
そこをあえて「スイートホーム・シカゴ」だけにとどめる。
はじめて『ブルース・ブラザース』にふれるひとだって、
あの曲をきけば、作品のノリが かならずつたわる。
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