「定年後は本当に本が読めるのか!?」。
たのしみにしていた特集だけど、
老後の読書として参考になるものはなかった。
いろんなひとが自分の体験をかいているものの、
老眼でちいさな字がよみにくいとか、
気力・体力がつづかない、など、
よめない理由はどれもきいたことのあるものばかりだ。
そして、退職すれば本をよむ時間がふえそうなのに、
あんがいよめないものだ、という意見もおおい。
自由な生活になれていないひとが、
きゅうに自由な時間をあたえられても
なれるにはいくらか時間がかかるだろう。
なにか生活のリズムをつくれる習慣があったほうが、
定年後をスムーズに生きられそうだ。
週に数時間の仕事をいれてもいいし、
運動で頭とからだのスイッチをいれるのもいい。
家でじっとしていたら、グダグダの生活になってしまうので、
たとえば図書館までの散歩をいれるとか。
頭をうごかすには、まずからだをうごかしたほうがいいというのが
これまでの経験からわかってきた。
ジョギングや筋トレほどはげしい運動でなくても、
家のそうじくらいのかるい運動で、確実に頭がきりかわる。
そうじさえめんどくさいときは、歯みがきをする。
とにかくなにかアクションをおこせば、やる気がでてくる。
定年後の読書として、具体的にあげていくと、
わかいころおもしろくよんだ本の再読がおおい。
・ホーンブロワーシリーズ
・梅棹忠夫著作集
・ジョン=アービングの作品
・北上次郎さんのおすすめミステリー
時間がいくらでもあるとおもっていると、
夏やすみの宿題みたいに、いつまでも手をつけないだろうから、
読書計画をたて、着実によみすすめていく。
仕事をやめたのだから、のんびりよめばいい、
なんていってたら、みのりある読書生活はおくれないだろう。
いちどよい習慣ができてきたら、あとはすんなりいくのではないか。
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