2021年12月05日

『ゴリラの森、言葉の海』心は身体の中ではなく外にある

『ゴリラの森、言葉の海』(山極寿一/小川洋子・新潮文庫)

まだよんでいるとちゅうなのだけど、
この本には、人間とゴリラの「こころ」のはなしがよくでてくる。
いろんな分野の人たちがお酒を飲みながら、「心っていったいなんや?」っていう話をしたんです。そのときひらめいたのは、心というのは人間の身体の中に宿っているんじゃなくて、外にあるんじゃないかということです。(山極)

 一方僕は、ゴリラは人間の鏡だとずっと思ってきました。鏡というのは二つ理由があります。人間の模範であるということ、それから人間の本当の姿を映し出すものであるということ。(山極)

きっと人間の「心」は、10万年まえのアフリカ、
それも森林ではなくサバンナのどこかで
人類の祖先がうみだしたのだろう。

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posted by カルピス at 21:12 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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