へんな音がしたり、まったくうごかなかったり。
洗濯ができないとこまるので、
すぐにその洗濯機をかったお店に連絡する。
修理にこられたひとのはなしでは、
なおすのに1週間ほどかかるそうだ。
ちゃんとかわりの洗濯機も もってこられており、
修理するあいだはそれをつかわせてくれる。
おかげで、洗濯機がつかえない1週間を、
なんなくのりきることができる。
洗濯機というと、小倉千加子さんの『結婚の条件』をおもいだす。
未婚女性が、まだ結婚しない理由の第一に挙げるのは「適当な相手にめぐり会えない」というものだ。この「適当な相手」という言葉は、晩婚化の深層に迫る重要な言葉である。(中略)人は「適当な洗濯機」に出会えないから洗濯ができなと言って、洗濯を先延ばしにすることはしない。
問題は、洗濯機と結婚相手はどう違うかということなのである。人はなぜ、「適当な洗濯機」は探せるのに、「適当な結婚相手」を探せないのか。
洗濯機がつかえないと、ほんとうにこまる。
「洗濯を先延ばし」など、とてもできない。
コインランドリーへいけばいいとはいえ、
1週間となると かなり不都合だ。
ずっと洗濯機なし、なんていまのわたしにはたえられない。
「洗濯機と結婚相手はどう違うか」とは、
わかりきった設問ではないだろうか。
「適当な結婚相手」がいなくても 生活にこまらないけど、
「適当な洗濯機」がなければ いちにちでも不自由する。
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