2022年01月16日

「下着の捨てどき」が気になる

『下着の捨てどき』(平松洋子・文春文庫)

タイトルにひかれた。
わたしの好奇心が、というより スケベごころが
ついタイトルだけでこの本をえらんでしまったけど、
ひとりの女性が、どういう基準で下着をすてるのか、
おとこだったら とても気になるのではないか。
女性は、いったいどういうときに、
これまでつかってきた下着をすてようときめるのか。

平松さんにとっての、下着をすてようときめる瞬間は、
捨てどきかな?と頭を掠めたとき

なのだそうで、おおくの場合、
下着がゆるくなったとかんじはじめると、
すてる日がちかいようだ。
そういわれると、あたりまえのようにおもいがちだけど、
「捨てどきがむつかしいのは、自分を問われているから」
と平松さんは分析しており、なるほどな、とおもう。

自分のことでいうと、わたしはパンツをきっぱりすてられない。
もうすこしはけそうな気がして、
洗濯機にいれ、よごれがめだったり、
かなりゆるくなってから、ようやくすてる決心がつく。
もうひとつ、これまでなんどもかいてきたけど、
ズボンのことをパンツといわず、
下着のパンツを ちゃんとパンツという女性がすきだ。
酒井順子さんみたいに。

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posted by カルピス at 21:34 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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