だれか有名なひとをゲストにまねいたとき、
そのひとの業績や、わかいころのふるまい、
練習法などをたずねるという、
インタビューというか、はなしをきく場面がよくある。
あいては一流の仕事をしてきたひとなので、
きく側は、どうしても
「すごいですねー」を連発するインタビューとなる。
たしかにすごいし、「すごい」としかいいようがない
すごいはなしもあるけど、
あいてにたいし「すごい!」と
一方的にもちあげてしまっては、
その会話のちから関係は、どうしても
質問をうける側になってしまう。
感心してしまっては、ただそれだけにおわり、
そのさきへいけないのではないか。
「すごい」とあたまから感心してしまうのではなく、
「すごい」はむしろ封印して、
たいらな関係でおしゃべりしたほうがいい。
ただ「すごい」ですますのではなく、
いかにあいての「すごさ」をひきだすかが、
きかれる側にはとわれている。
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