ききのがしたときには「聴き逃し配信」によくお世話になる。
このまえは、月にいちどの「村上レディオ」をきくために、
30年まえにかった、ふるいラジカセをひっぱりだした。
「村上レディオ」は らじるらじるではきけないし、
ラジコはスマホのバッテリーがのこりわずかで、
ああだこうだするよりも、アナログでいこう、とラジカセにした。
アンテナをのばすと、雑音もなくきれいにはいる。
村上春樹さんによる、「いかがなものか、カバー」をたのしくきいた。
仕事をやめ、家にいる時間がながくなったら、
まるますラジオとのつきあいがながくなるだろうから、
ラジカセとかCDプレーヤーではなく、
ラジオ専用の、いわゆる「ラジオ」があるのも
わるくないかも、とおもいだした。
アマゾンをみると、それこそよりどりみどりだ
(それにしても、なんで よりどりみどり、なんていうのだろう)。
ちいさくて、もちはこびに便利そうなのや、
あるていどおおきくて、でも音がよさそうなの。
災害にそなえてソーラーパネルがついていたり、
スマホの充電ができるものもある。
それぞれほしくなるポイントをもっており、
いじらしいし、いとおしくなる。
5000円もだせば、質のよいラジオが手にはいるようだ。
画面をみているうちに だんだんと、ほんとにほしくなってきた。
中国製のラジオを3000円ほどでかう。
災害時には、懐中電灯としてもつかえるし、
太陽光での充電にも対応している。
期待してなかったBluetooth機能もついている。
乾電池(単一)もつかえるので、これまた災害のときはこころづよい。
音もそこそこなので、Bluetoothのスピーカーをかうよりも、
このラジオをもっていたほうがおとくな気がする。
いかにも昭和っぽいデザインで、ツマミをひねってチューニングする。
ただ、イヤホンがつかえないので、
体育館などの、シビアな避難先での滞在をかんがえると、
じっさいにはつかいにくいのかもしれない。
とにかく、CDやカセットの付属機能ではなく、
ラジオ専用の道具を手にいれたことがうれしい。
スポンサードリンク