2025年04月29日

2025年は、カリン=スローターにささげる年

近所の本屋さんが、きょねんの秋から改装工事にはいっていた。
4月24日に、ようやくまたお店がはじまりほっとしている。
さっそくいってみると、店内はかなりかわり、べつのお店のようだ。
「すごせる書店」をめざす、と新聞で紹介されていた。
改装まえは、雑貨のスペースがじわじわとふえ、
それにともない本棚がへっていたのが不満だった。
あたらしいお店は、蔵書が3万冊ふえ22万冊になるという。
やみあがりだったのできのうはみじかい滞在にとどめ、
シャルロッテ=リンクの『罪なくして』の上下だけをもとめた。
セルフとなったレジで2640円をしはらう。

それにしても本の値段がたかくなった。
『罪なくして』は300ページほどの作品なのに、
税別それぞれ1200円もする。
すこにまえなら1000円程度におさまっただろう。
輸送費の値あがりや、そもそも本の原料である紙がないと
『本の雑誌』にかかれていた。
これもそれも、みんなプーチンがわるのだろう。

成瀬あかり氏の活躍以来、今年の夏をなんとかにささげる、
というのは手あかのついた表現になってしまったけど、
わたしはこのいちねんをカリン=スローターにささげたいとおもう。
はじめてよんだ『暗闇のサラ』におどろいてしまい、
アマゾンであらたに7冊を注文した。
なかには700ページにたっする作品もあり、
わたしのよむスピードでは、その1冊だけでも1ヶ月かかりそうだ。
スローターの作品には、「グラント郡シリーズ」と
「ウィル・トレント」シリーズ、それにシリーズ外作品がある。
全部で20冊をこえるらしく、成瀬のように夏だけではとてもたりない。
わたしの2025年度をかけた大事業として位置づけるわけだ。
ちょうどこのいちねんは、わたしが職場ですごすさいごの年でもあり、
定年までの月日をささげるにふさわしい気がする。

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posted by カルピス at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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