ページをめくるのがこわくなるようなスリリングな読書で、
いっぺんにスローターにはまってしまった。
「このいちねんをカリン=スローターにささげたいとおもう」
なんて成瀬みたいなことをブログにかいたものだ。
でも、13冊のスローターものをよんでいるうちに、
サラとウィルがいつまでもおたがいの関係をつくれないこと、
悪役のレナが、もうすこしのところでいつものがれること、に
イライラするようになる。
スローターものをつづけてよむのは胃にもたれるので、
あいだにべつの本をいれて「読書」する年となった。
成瀬といえば、シリーズの完結編である
『成瀬は都を駆け抜ける』(新潮社)が出版された。
3冊目もじゅうぶんにおもしろく、
ひさしぶりの成瀬との再会をたのしんだ。
あいかわらず、成瀬の生きる姿勢にはエリをただされる。
ことしの10冊は以下のとおり。
順位ではなく、よんだ順にかきだしただけ。
わたしがことしよんだ本であり、
ことし出版された本でないことをおことわりしておく。
・『愛おしい骨』キャロル=オコンネル
務台夏子:訳 創元推理文庫
http://parupisupipi.seesaa.net/article/508570087.html
エリー=グリフィスとおなじく、読者をえらぶ作家だとおもう。
オコンネルのうまさがわたしのツボをいいかんじで刺激する。
・『エースくんとヨバンさん 犬とアヒルの友情物語』
石川真衣 株式会社KADOKAWA
・『暗闇のサラ』カリン=スローター
鈴木美穂朋(みほう): ハーバーbooks
http://parupisupipi.seesaa.net/article/514659438.html
・『酒を主食とする人々』
高野秀行 本の雑誌社
酒だけで生きているひとたちがいる。
医学では説明できないというところがおもしろい。
・『余命一年、男をかう』
吉川トリコ 講談社文庫
・『鉄の暴風(沖縄戦記)』
沖縄タイムス社編 ちくま文芸文庫
・『逃亡くそたわけ』
絲山秋子 講談社文庫
・『ロバのクサツネと歩く日本』
高田晃太郎 河出書房新社
http://parupisupipi.seesaa.net/article/517700132.html
・『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』
奥野克巳 亜紀書房
・『あの夏が教えてくれた』
アレン=エスケンス
務台夏子:訳 創元推理文庫
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