2018年01月29日

水上飛行機による事故を、なぜそんなにくわしく報道したのか

宍道湖の上空を、ちいさな水上飛行機がとんでいるのを
ときどきみかける。
水上飛行機と飛行艇は、ビミョーにちがうようで、
「紅の豚」のポルコがのっていたのは飛行艇のほうだ。
飛行艇が、飛行機の胴体を水にうかべた状態でとぶのにひきかえ、
スキーのような浮船のうえにのっているのが水上飛行機らしい。
いずれにしても、水にうかびながら飛行機をとばすなんて
自由の象徴みたいにたのしいあそびだ。
わたしも、そんなふうに宍道湖の上をとんでみたい
(高所恐怖症なので、じっさいにはむりだけど)。

その水上飛行機が、きょねんの4月に宍道湖で事故をおこしており、
先日の朝日新聞島根版にくわしい報告書がのせられていた。
なお、事故によるけが人はでていない。
(報告書は)機長が離水に必要な距離を十分認識せずに滑走を始めたため、浮揚する前に大きな波に衝突した可能性が高いと結論づけている。

このあとも、これでもかと、
事故の詳細がのべられている。
もちろん事故はないほうがいいし、
事故によって迷惑をうけたひとがいるかもしれない。
それにしても 記事は、ものすごくくわしく報告書を引用しており、
直接の非難はしていないものの、
記事全体から、未熟な操作によるひとさわがせな事故、
というニュアンスをつよくかんじる。
普通なら、さらっと紹介すればすむところを、
調査報告書からのながすぎる引用に違和感をもつ。

みだし以外の本文に、
12文字×22行×2段ぐみのスペースをつかい、
異例ともいえる特別なあつかいでくわしくほうじている。
たとえば、自動車事故がおき、
ケガをしたひとがだれもいない場合、
これだけくわしい記事をのせたりしないだろう。
国土交通省による報告書をこれだけくわしくのせるのなら、
じっさいに事故にあった当事者へも取材するべきではないのか。
お役所の発表のみをのせるのは一方的であり、
水上飛行機なんかでチャラチャラあそんでるから、
こんなひとさわがせな事故をおこすんだ、
みたいなひがみにおもえる。

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2018年01月26日

男子高校生が、なぜわたしに朝のあいさつをしてくれるのか

朝日新聞に連載されている伊藤理佐さんの
「オトナになった女子たちへ」。
こんかいは、東京に雪がふった朝について。
めったにふらない雪でしろくなった朝、
近所のけしきがいつもとはかわってくる。
いつもだと、たとえみかけても、
どこの家の子だろうと謎だった中高生が
家族といっしょにでてくれば すぐにわかる。
雪かきをしてくれてるおじさんが
「昔、自衛隊にいてこんなことしょちゅうやってたんだけど」
と、ひとりごとみたいに おしえてくれたり、
トラックを誘導するおじさんが、
英語で鼻歌をうたっていたり。
「もしかしていい朝だったかも」
と、伊藤さんはかんじはじめる。
たしかに、いつもとちがう、いい朝っぽい。

わたしがすむ町も、こんしゅうは雪がつもり、
いつもとはちがう朝になった。
ただ、東京の雪ほどめずらしくはないので、
通勤・通学をじゃまするめんどくさい雪、
というとらえ方のほうがつよいかもしれない。
雪がつもると、いつもとちがう顔ぶれをみる新鮮さよりも、
いつもであえるひとをみかけないさみしい朝となる。

わたしが朝あるいて職場にむかう時間に、
よく3人組の男子高校生とすれちがうのだけど、
そのなかのふたりがかならず「おはようございます」と
おおきな声であいさつしてくれる。
わたしから「おはようございます」をいうことはなく、
いつも いわれてからの返事となり、
人間として 彼らのほうがしっかりしているといつもおもう。
ふつうの高校生は、みしらぬおじさんに
「おはようございます」をいわないとおもうのに、
なんで彼らはわたしにあいさつしてくれるのだろう。

ひとつには、わたしがあいさつしやすい顔をしているのではないか。
彼らにかぎらず、部活がえりの女子中学生が
「こんにちは」といってくれることが ときどきある。
もっとも、「あいさつしやすい顔」が
どんな顔なのか、本人であるわたしにもよくわからない。
あいさつしてあげないと かわいそうなぐらい
くらい顔つきなのかもしれない。
ふみきりをわたろうとするとき、わかい女性から、
「おはようございます」といわれたこともある。
こんなきれいな女性がしりあいにいたっけ?と
うれしくなっていたら、
通学する生徒たちをみまもっている先生だと
あとで気づいた。
自意識過剰なおじさんは、
わかい世代が声をかけやすいのかもしれない。

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2018年01月11日

デンマークの「ヒュッゲ」というしあわせな感覚

このまえブログにかいた
「幸せのかたち」(朝日新聞連載)に、
デンマークのしあわせがとりあげられていた。
北欧は、手あつい福祉国家として、
うらやましいけど、どーせマネできないしくみだろうと、
はじめからあきらめてしまう。ほとんどヒガミだ。
でも、記事によると、
「ヒュッゲ」というお手がるな方法でしあわせになれるという。
方法というか、感覚のはなしだ。
「ヒュッゲ」とは、
心が温かくなるような感覚を表す言葉で、毎日何度も使い、さりげない瞬間の幸福を確認するらしい。

らしい、というのは、記事をかいているライターも、
よくわかっている感覚ではないからだろう。

村上春樹さんがいう小確幸は、
そこにいたる勝利の方程式みたいなのがあるていどきまっている。
ヒュッゲは、もうすこしぼんやりしており、
確固たる存在ではないような気がする。
うかうかしていたら、もうすこしでくるかとおもっていた
せっかくの「ヒュッゲ」を、
スルッと、とりにがしてしまうので、油断ならない。

きのうは夕方からひえこんできて、雪がつもりはじめる。
利用者をおうちにおくるたびに、
送迎車が雪にはまってうごかなくなる。
事業所にもどるまで、いつもの倍くらい時間がかかった。
ありあわせのもので夕ごはんをすませようとおもったけど、
寒波がもしつづけば、家に食糧がないのはさみしいので
かえりにスーパーへよってキャベツやらサバ缶やらをかう。
備蓄にはげむのが、わたしの趣味みたいなものだ。
もしわたしがリスやクマだったら、
さぞかし熱心に冬ごもりの準備をすすめるだろう。

夕ごはんをつくり、家族でたべ、あとかたづけをすませ、
なんだかんだと時間はすぎてゆき、
寝酒をもってベッドにたどりついたのは12時まえだ。
雪で日常がめちゃくちゃになったにもかかわらず、
なんだかいい気分なのに気づいた。
もしかしたら、これが「ヒュッゲ」では、とおもった。
からだが適度につかれ、
部屋はじゅうぶんにあたたかく、
気もちはリラックスできている状態で、
ふと いつもとはちがうあわせをかんじた。

北欧型の手あつい福祉は実現できなくても、
ヒュッゲならなんとかマネできるかもしれない。
気をつけなければらないのは、
1杯のはずではじめる寝酒が、2杯や3杯になると
ヒュッゲではなく、酩酊へ、ふつかよいへとうつりそうだ。
きのうは あぶないところで2杯目を我慢した。
わたしのヒュッゲは、ささやかなバランスのうえで
かろうじてなりたっている。

posted by カルピス at 22:42 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

ほぼ日手帳になにをかきこんでいるか

ことしも「ほぼ日手帳」のカズンを用意した。
だいぶ自分なりの手帳になってきたので、
さらにオリジナルなものにしていきたい。
と、おもっていたのに、
旅行で中断したのを理由に、
ことしになってから、ほんのすこししかかきこんでいない。
いまどんなつかい方をしているかというと、

【1日ページ】
・ゆうべのんだ酒の種類と量
・朝ひねりだした作品の品さだめ(3段階評価)
・まえの日の温度(つぎの日の新聞をみて)
・日課としているうでたてふせとスクワットの回数
・夕ごはんをつくったときは、そのメニュー
・その日の活動内容(時間にそってかんたんに)
・おもいついたことをそのまま適当にメモする

【週間ページ】
・週のトレーニング計画を中心にしたスケジュール管理
わたしは仕事のうえで
長期・中期的なプロジェクトをかかえてはおらず、
ほとんどスケジュール管理が必要ない人間だ。
もちろん、こまかなスケジュールをたてて、
時間を有効につかえばいいのだろうけど、
そこまでする気にはならない。
トレーニング予定については、
週間予定にかきこんでしまえば、
なまけるわけにいかず、わりとすんなり実行できる。

【年間インデックス】
半年分を一覧できるのですきなページだ。
・実行したトレーニング
・上の欄に、その月に実行したトレーニングの回数
・下の欄に、その月にみた映画のタイトルと日付

わたしはほぼ日手帳とはべつに、
パソコンのデータベースソフトをつかって日記をつけており、
その日記とほぼ日手帳とのすみわけが課題となっている。
パソコンにかいたことと、かさなるようなら、
ほぼ日手帳にわざわざかく意味がない。
いくつかためしているうちに、
いきのこったのが、うえにリストアップした項目だ。
月間カレンダーは、まったくつかっていない。

posted by カルピス at 22:35 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月09日

「幸せのかたち」にしあわせをかんがえる

ことしの1月1日から、朝日新聞で
「幸せのかたち」が連載されている。
「しあわせ」とはなにか。どうやってはかるものなのか。
連載では、取材をとおして、
いくつかの国の「しあわせ」をとりあげている。

朝日の記事では、しあわせのはかり方について
つぎの3つを紹介している。

1・経済協力開発機構による調査
 15歳の生徒にたずねたとき
 「生活に十分満足している」と答えた割合

2・WINギャラップ・インターナショナルによる調査
 人生が「幸せ」と答えた割合から、 
 「不幸せ」と答えた割合を引いた値

3・国連による調査
 経済や福祉、政治状況などを併せた指標

8日の記事では、WINギャラップ・インターナショナルの調査で
1位だったフィジーが紹介された。
「あなたの人生は幸せですか?」のといに、
94%ものひとが「幸せ」とこたえたという。
記事によると、フィジーでは
たすけあいの精神がいきとどいており、
食品や日用品を融通しあうのがあたりまえだし、
もし仕事がなくなっても、まわりがたすけてくれるので、
将来を心配する必要がないらしい。
あたたかな南の島国で、生活の心配がないなんて、
すごくいごこちがよさそうだ。
ぜひ旅行にいきたくなり、ウィキペディアでしらべたりする。
でも、この調査では中国が3位にはいっているのが気になった
(ちなみに日本は26位)。
うたぐってもうしわけないけど、
ほんとうに中国は、そんなにたくさんのひとが
「幸せ」をかんじている国なのだろうか。
自分のしあわせは他人のふしあわせ、
なんてことにならなければいいけど。

15歳にたずねる調査では、
上位の4カ国が中南米であり、かなり地域性というか
民族性によって差がつく傾向にあるようだ。
一方、国連の調査は、上位を北欧がしめる。
しあわせは、はかり方によって、どうとでもなりそうだ。
だからこそ、3つのはかり方が紹介されているわけであり、
いずれの調査でも上位にはいらない日本が、
すごくふしあわせ、とはいえないからややこしい。

わたしがもし「幸せですか?」とたずねられたら、
「幸せです」とこたえるとおもう。
いろんな意味をふくんでの「幸せ」だけど、
しあわせでないわけではないから「幸せ」なのだ。

posted by カルピス at 22:16 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする