2011年10月10日

新聞のきりぬきをどうあつかうか

ためこんでいた新聞のきりぬきをスキャナーでとりこむ。
そのつどスキャンするのがいちばんいいけど、
なかなか習慣にすることができない。
スキャナーでのとりこみは、
新聞記事がほとんどなのだから、
デジタル版の新聞を利用すれば
こんな手間はいっきょになくすことができる。
なんだかめんどくさくなってきた。

スキャナーでパソコンにとりこむメリットは、
なんといっても検索のしやすさだ。
きりぬいて保存しても、
それがしまいこまれていたら再利用ができず、
なんのためにきりぬいたかわからない。
ファイルの量がたいしたことなければ、
わざわざデジタル化するよりは
紙のかたちで保存してあるほうが
便利なようにおもえる。
たとえば、料理のレシピなどは、
デジタルでの情報よりも
きりぬきのほうがあつかいやすい。
けっきょくどれだけの量の情報か、
ということが問題となる。
よくいわれるように、
データーベースは
ためこまれた情報がおおくなければ意味がないし、
たくさんとりこむことには
それだけ手間がかかる、という
あい反する性質をもっている。
手間がかかることは、けっきょくはつづかないので、
多少お金がかかっても(朝日新聞の場合はプラス1000円)
はじめからデジタル化された新聞のほうがいいような気がしてきた。
デジタル化された新聞について、
どれだけ便利なのかもうすこし情報がほしいところだ。

朝日デジタルのFQAには
あまり参考になることがかかれていなかった)

posted by カルピス at 21:29 | Comment(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月06日

『クラウド時代のハイブリッド手帳術』

倉下忠憲さんの『クラウド時代のハイブリッド手帳術』
(C&R研究所)をよむ。

スマートフォンの時代とはいえ、
デジタル機器だけで生活に必要なすべてをまかなうことは無理がある。
では、どの部分を手帳の機能にたより、
それをどうスマートフォンなどとつなげていくか。
倉下さんは「ほぼ日カズン」と「グーグルカレンダー」
それに「エバーノート」をくみあわせることで、
ひとつの「こたえ」をだしている。

もちろんひとそれぞれのスタイルにより、
なにが便利でなにが不必要かはことなってくる。
わたしの仕事はあまりイレギュラーの予定がはいらない。
グーグルカレンダーとメモ帳だけでじゅうぶんで、
それでなにかをうっかりわすれているということもない。
スケジュールを管理しなければならないほど
いそがしくもないので、
ほんとはこんな本をよむ必要はないのだけれど、
倉下さんがいろいろな機械やソフトをつかって
たのしそうに仕事をすすめているのをみると
自分でもやってみたくなる。

メモした紙をiPhoneのカメラでとって
エバーノートにおくる、とあるので
感心してわたしのiPodタッチでおなじことをためしてみた。
でも、つかいものになる写真にならない。
iPodタッチのかめらは70万画素という、
いまの時代ではしんじられないぐらい
ひくい画素数だったのだ(iPhoneは500万画素)。
スキャナーをつかうのはめんどくさいし。
手でかいたおなじ内容を
パソコンやiPodタッチに入力するのは
いかにも無駄な手間なので、できればさけたい。
ここのながれをどうするか。

ToDoリストとタスクリストについての説明がよかった。
ToDoはそれぞれのプロジェクトで、
タスクはそれについてのアクションだという。
「後援会をひらく」はひとつのプロジェクトで、
それについて「会場を予約する」「ポスターをつくる」
がアクションだ。
これを「1つのリストで管理しようとすると、
だいたい破綻することになります」
という注意がおかしかった。
なんだか身におぼえがある。

この本をよみおえると、
さっそく「ほぼ日手帳」を注文した。
ほんとは「仕事のながれをととのえる」よりも
「具体的に仕事をはじめる」ことが
いまのわたしには必要なのだけど。

posted by カルピス at 22:35 | Comment(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする