2017年10月28日

レーサーパンツをめぐる欲望とのつきあい方

ロードバイク用のズボンがほしくなった。
いわゆるレーサーパンツというやつだ。
おしりの部分にパットがはいっており、
下着をつけずに、直接レーサーパンツをはく。
自転車に特化しているだけ、そのぶん自転車からおりると、
町をあるくときに、いっぺんで用なしとなる。
これまでさむい時期のサイクリングは、
ふるいジャージのズボンでまにあわせてきたけど、
ボロボロになり、みすぼらしさがいやになってきた。
ネットでレーサーパンツをみると、
長ズボンタイプでも3000円からある。
これくらいなら、快適なサイクリングのために
もっていてもいいのでは。
レーサーパンツは、いかにもサイクリスト、というスタイルだし、
ノーパンにひっかかるという意見がおおいけど、
わたしはその部分についてとくに抵抗はない。
水着にきがえる水泳だってにたようなものだからだろうか。
やせ型のわたしは、きっとレーサーパンツがにあうだろう。
ひっかかるのは、サイクリングにしかつかえない点だ。
水着だって水泳にしかつかえないとおもえば、まあいいか。

手袋もまた、さむい時期のサイクリングにかかせない。
これまでつかってきたものは、もう何年もまえからほつれてきて、
そのつど夜なべしてつくろってきた(ウソです)。
いいかげん、あたらしい手袋をかっても浪費にはあたらないだろう。

パンクしたときにそなえ、空気いれも必要だ。
お金をもっていても、自転車屋さんが
すぐにみつからないかもしれないし、
自分でパンクをなおすにしても、
チューブをそっくりかえるにしても、
空気いれがなければタイヤはふくらまない。
ネットで注文するまえに、もしかしたらと、
20年以上まえにかったランドナーの空気いれをためしてみる。
ゴムの部分が劣化して、スカスカな手ごたえかとおもってたら、
おどろいたことに、まだちゃんと空気がはいる。
残念ながら、あたらしくかわなくても用をたしそうだ。

けっきょく、かわない。
ネットでほしいものをさがしていると、
イモづる式によさそうなものがみつかり、
あればかっこいいし、便利におもえる。
でも、すこし日数をおけば、あんがいその熱はじきにさめて、
なくても平気なこころもちになる場合がおおい。
今年の秋・冬も、気分は19世紀の自転車のりのつもりで、
ダサい服装のまま、愛車のシクロクロスで町をはしる。

posted by カルピス at 09:43 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

職場の有志があつまって 夜のトレーニングへ

トレーニングに関心のある職員があつまって、
毎週火曜日の夜にジムで汗をながすことになった。
なった、というよりも、
いまのところまだ「あつまれたらいいですね」
という段階なのだけど、
気のはやいわたしは 夕ごはんのしたくをすませてから
夜7時すぎに県立プールのジムへむかった。
職場からきていたのは、わたしと もうひとり、女性職員のふたりだけ。

まえは、週一回、きっちりウエイトトレーニングをしていたものだ。
体育館がたてかえとなり、あたらしくできたジムは
つかいがってがよくなかったため
(せまいし、シャワーに200円もかかる)、
この1年半はジム難民としてすごしていた。
うわさによると、県立プールは利用者がおおすぎて
夜いっても満足にトレーニングができないそうだ。
そんなところへいってストレッチだけでおわるのなら、
家で体幹トレーニングをしていたほうがいい。
でも、「あつまりませんか?」と声をかけられると、
しばらくおとなしくしていたフリーウェイトの虫がうずきだした。
だめもとで、とにかくいちど参加してみよう。

夜7時すぎのジムは、たしかに利用者がおおいけど、
つかう器具がないほどたくさんではない。
かるくストレッチをしてから、
フリーウェイトコーナーを観察していると、
ちょうどベンチプレスの台があいたので
しょっぱなからベンチプレスにとりくめた。
そのあとも、バーベルをつかっていくつかのメニューをこなす。
ほぼ1年ぶりのウエイトトレーニングなので、
まともにやればひどい筋肉痛が確実にまっている。
かるいおもさだけをあつかい、種目もへらした。
というのは、ほぼまけおしみで、
ひさしぶりにとりくむウエイトトレーニングは、
どの種目もろくにバーベルがあがらない。
鏡にうつるわたしの姿は、筋肉がおち、
バーベルをにぎるのが いたいたしいかんじのやせっぽちだ。

ひととおりのメニューをこなしてから、
さいごにトレッドミルで5キロはしる。
相手は機械なので、時速10キロに設定すると、
とにかくそのスピードではしらないといけない。
ついゆっくりペースになりがちなわたしには、いい練習となる。
夜9時ちかくまでからだをうごかすなんて、
しばらくとおざかっていた夜のトレーニングだけど、
ジム全体の雰囲気はなごやかで 居心地がいい。
これからもかよいたくなった。

さいごにシャワーをあびようと 更衣室にむかったら、
閉館時間がせまっていたため、ひとがいっぱいだ。
わたしのあとからも ひとがふえてきて、
しばらくシャワーをつかえそうにない。
島根にいて、こんな混雑を体験するとはおもわなかった。
あきらめて、家にかえってから汗をながすことにする。
車で5分ほどだから、たいして苦痛ではない。
そんなちかくに施設があるというのも、
ひとのすくなさと、施設の充実という点において、
島根ならではの いいところだ。

posted by カルピス at 22:49 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月10日

地区の運動会に参加する

地区の運動会がおこなわれた。
体育委員をやってるので、必然的に参加しなければならない。
きょねん、100メートル競争でビリになった記憶がまだあたらしい。
そもそも、わたしは運動会にいいおもいでがない。
小学校のときから、短距離がおそくて、
運動会ではいつもビリにちかいほうだったし、
小学生として参加した地区の運動会では、
リレーでわたしがバトンをおとしたため順位をさげた。

体育委員になってまだ2年めなので、
まわりの顔になじみがなく、わたしの存在は完全にういている。
さいわい、競技観察係をおおせつかったので、
本部テントにつめる時間がながく、
地区のひととあまり顔をあわせなくてもよかった。
競技観察係は、なまえがりっぱなだけで、
じっさいはたいした権限があるわけではなく、
ただたっているだけに かなりちかい。
リレーでは、グランドのあちこちに紅白の旗をもってたち、
OKなら白旗を、ダメなら赤旗をふって合図する。

小学生がはしるところをみていると、
短距離は、完全にセンスがものをいう世界なのがわかる。
はやい子は、学年がひくくてもかっこいいはしりをするし、
おそい子は おさないころから
ギクシャクとしたうごきを身につけている。
わたしも、子どものころ すでに
いまのはしりが完成していたのだろう。

女性が出場するレースでは、
必死にはしりる女性のうつくしさに胸をうたれた。
いいかげんにながすのではなく、
一生懸命にはしりながらも、うつくしさをたもっている。
お化粧もしてるみたいだし、髪のセットもみだれない。
『ルパン三世カリオストロの城』では、
スパイとして潜入している不二子ちゃんにルパンが
「仕事に熱中してるご婦人ってのは、うつくしいねー」
という場面がある。
たしかに。
気どらずに、全力をつくしている女性は、ハッとするほどうつくしい。

男だって、けっこう本気で運動会にうちこんでいる。
閉会式では、不本意な成績に満足できなかった男性が、
放心状態となり、式のとちゅうで列をはなれ、
自分たちのテントへもどっていくのをみた。
まわりのひとは、どう声をかけようかとこまっていた。
わたしの地区でも、ながいあいだ体育委員をしているひとは、
地区の成績に本気でこだわっており、
委員になって2年めのわたしなど、まったくおよびでない存在だ。
運動会にさきだつ準備会では、
たかだか運動会とはいえない雰囲気のもとで、
2どのうちあわせがもたれ、選手選考に知恵をしぼっている。
参加できるひとにおねがいする、というよりも、
かてるひとをどう確保するかが選手選考会なのだ。
運動会というよりも、選手権レベルの意気ごみなのがすごい。
すごいけど、わたしとはずいぶんちがう価値観の世界であり、
なんかいかかわっても なかなかなじめない。

posted by カルピス at 19:56 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

きゅうにおとずれた「絶好調」がいつまでつづくのか

アルバイトのあとで、2週間ぶりにおよごうと プールへでかける。
水のいれかえで、プールはつかえなかった。
はしったりおよいだりするまえは、
できたら練習したくないなー、という気分と体調のことがおおいけど、
このごろすごくからだがよくうごき、
はしるのが気もちよくなっている。
ひさしぶりのプールで、どんなおよぎができるのか、
そして、体調のよさはほんものだろうかと、
たのしみにしていた水泳だったので 残念だった。

カツ丼をたのしみに お店にでかけたら、やすみだった、という場合、
カツ丼がだめならラーメンにしようか、とはならない。
とくに、そのお店が絶対的な存在の場合、
なかなか頭とからだが変更を納得してくれない。
そんなときは、自分でカツ丼をつくる手があるとおしえてくれたのは、
『哀愁の町に霧が降るのだ』にでてきた沢野さんだ。
たしかにこの方法だと、絶体絶命のピンチを
ギリギリのところでチャンスにかえる可能性がある。
でも、プールでおよげない場合は、どうやってのりきればいいのか。
プールには、トレーニングジムが併設されているけど、
ジム用のズボンをもっていなかった。
さすがに水泳パンツでトレーニングするのは はずかしいし、
ひとさわがせでもある。
車にのりこんだまま、どんな選択肢があるのか しばらく検討したけど、
けっきょくきょうのところはなにもできないという結論にいたる。
家にもどって体幹トレーニングをするのがせいぜいで、
欲求不満なからだをなだめるように、
家でしこしことからだをうごかした。

なぜきゅうにからだがうごくようになったのか わからない。
ずっとだるさがつづいていたので、
ふつうにうごけるようになると すごく楽だ。
ひとは気分でうごいている、となにかにかいてあったけど、
ほんとうに、からだがキレキレだと、
なにごとにもまえむきでいられる。
道ですれちがう しらないひとにも上機嫌で声をかけそうだ。
ジョギングでは、これまで30分はしると
ようやくウォーミングアップがおわる、
みたいなかんじだったのに、
このまえは はじめから気もちよくはしれたのでおどろいた。

新聞広告に「家内も驚いた、みなぎる活力」なんて薬がのっている。
わたしの場合はそっちの「活力」ではないので
残念ながら配偶者はちっともおどろかないけれど、
もし薬でいまみたいにからだがうごくようになるのなら、
サプリにたよるのもありだなとおもう。
80歳をこえてからエベレストにのぼり有名になった三浦さんは、
サントリーのセサミンをのんでいるという。
ほかにも、調子がよくなるというサプリを、
新聞だけで何種類も目にする。
ケチで貧乏なわたしは、サプリの効果をしんじてなかったので、
これまでいちどもためしたことがない。
わたしの絶好調は、なにがよかったのか、
そして、いつまでつづいてくれるのか。
朝おきたとき、なにかのかげんで、
またあのだるいからだに もどっているのでは、と ヒヤヒヤしている。

posted by カルピス at 21:19 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

雷におびえながら 命がけでおよぐ

県立プールについたとき、ちょうどはげしい雨がふってきた。
いかにも「大気の状態が不安定」な雨で、
どしゃぶりとこぶりをくりかえす。
雨がよわくなったスキをとらえて車からでた。
駐車場に水がたまっており、シューズがずぶぬれになる。

外にある50メートルプールでおよごうとすると、
職員の方に「雷がなったらあがってもらいます」といわれた。
そうか。雷がおちる危険性があるのか。
わたしが死ぬときは、もしかしたらこんなふうに
不意の事故によるものかも、と頭をかすめた。
老後にたのしもうとしている旅行へいけないし、
いろいろとはずかしいものをのこしたまま、
雷で死ぬなんて、たまらんとおもうけど、
わたしの死に方として、いかにもありそうだ。

まえは自転車での事故で死ぬような気がしていた。
いつもあぶなっかしい運転をしているし、
いつまでも自由自在に自転車をあやつれるとおもっていたら、
からだがついていかなくて、車にひかれる、というシナリオだ。
でも、交通事故は死ぬまでいたそうだし、
もしすんなり死ななくて、マヒがのこったりしたらこまる。
おなじ不慮の事故でも、雷で一瞬に死ぬほうが
あっさりしていて わるくないようにおもえてきた。
そんなことをかんがえながらおよぐと、水泳も命がけだ。
命をかけておよぐ自分が、かっこいいような気もしてくる。

あぶないのなら、およがなければいいのに、
もしかしたら雷がおちるかも、とおもいながらの水泳は、
しめきり間際のあせりみたいに
おしりのほうがムズムズしてくる。
そうまでしておよぐ自分がいとおしい。
命をかけておよぐなんて、なかなか体験できない。
ピンピンコロリには、落雷がおすすめかもしれない。

さいわい雷はおちることなく、
わたしが1500メートルおよぎきるまでまっていてくれた。
雷を気にして はやくおよげばいいのに、
いつもよりもっとおそく、1500メートルに40分もかかる。
最低記録だ。雷にうたれるのを おすすめしたくなるレベル。
命をかけたわたしの冒険は、なにごともなく無事におわる。

posted by カルピス at 09:21 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする