月に20回をめざして はしったりおよいだりしている。
2月はただでさえ日数がすくない月なのに、
さらに雪と雨ではしれない日が数日あった。
2月18日の時点で、まだ10回しかはしっておらず、
今月は20回にとどかなかったか、とあきらめていたとき、
配偶者の勤務表をみると、奇跡のように
はしれる日が10日つづいているのがわかった。
はしれる日は、わたしが夕ごはんの当番ではないときで、
それは基本的に配偶者の勤務表できまってくる。
配偶者は栄養士をしており、早番と遅番が不定期にくまれるからだ。
うんがわるい月は、彼女の休日のおおくが わたしの休日にかさなり、
週に2回しかはしれない、なんてことになる。
10日もつづけてはしれるなんて めったにない。
ということで、19日からまいにちジョギングにでかけている。
これまでだって、はしれる日はたいていはしっていたけど、
気もちがのらなかったり つかれたりを理由に、
はしらない日がなかったわけではない。
でも、いまはミッションインポッシブルの最中だ。
奇跡的につながった10日間を無駄にはできず、
はしらないという選択はない。
雨がふっても、レインスーツをきてでもはしるつもりでいる。
「みんなで筋肉体操」の谷本さんが
がんばるか、がんばらないかではなく、
がんばるか、超がんばるかの二択でかんがえてください、
といっている。やるのはあたりまえだから、
やるかやらないかでまよわない。
やらない選択がないと、ものごとはとてもシンプルだ。
まよわずに、とにかくやるしかない。
本多勝一さんが、冒険をやるときにいろいろな情報をえるのは、
やるかやらないかをきめるためではなく、
どうしたらよりよくやれるかのため、とかいている。
よく、いい条件がととのったらやる、なんていうひとがいるけど、
そんなことではいつまでたってもなにも実行できないだろう。
やるのは当然で、そのためになにが必要か、情報をあつめる。
もちろんこれは、個人やクラブなどのレベルで
なにか目標をかかげるときのはなしだ。
国家レベルとなるとはなしがちがう。
森さんが「オリンピックをやらない選択はない」なんていうと、
森さんの気もちとしてはそうだろうし、
ものすごく限定的な大会にすればオリンピックはひらけるだろう。
でも、日本全体や、人類のゆきさきをふつうにかんがえると、
いまはオリンピックをひらく状況ではないのがわかる。
2021年02月25日
2021年02月17日
丸山知事の聖火リレー中止検討に賛成する
島根県の丸山知事が、東京五輪の聖火リレーの中止を検討するという。
いかにも唐突な発表におもえるけど、
丸山知事は、今月の10日にも、定例会見で
「開催してもらっては困る。資格がない」とのべている。
資格、というのは、
という意味での資格のことだ。
「現状の対応のまま東京五輪を開くことに反対する立場を示した。」
のだから、状況がかわれば はなしはまたべつ、なのだろう。
人口も経済もちいさな島根県がえらそうなことをいうのは
政府や東京都にすればおもしろくないだろう。
そして、こんどは聖火リレーの中止を検討中、だ。
東京都の小池知事が、いやがらせの皮肉をいいそうなのに、
こんなふうに強気の発言ができるのはたのもしい。
きょねんの3月、全国一斉に学校が休校となったなか、
島根県は独自の判断により、授業をつづけたのも
自分でかんがえるちからのある知事として、
丸山知事にいい印象をもった。
わたしは東京五輪に反対しており、
丸山知事のこうした発言をこのましくおもう。
いちど五輪をひらくときまれば、
国立競技場の建設であきらかになったように、
責任が不明なまま、計画だけがひとりあるきして、
ズルズルとお金がかかる大会になってしまった。
新型コロナウイルの感染で余裕がないなか、
どうかんがえても無理な状況なのに、
なにがなんでも、ちからづくで実施しようとする
IOCと日本政府のやり方がすきではない。
ありえない判断をしようとしているのに、
どんな形になっても、とにかくひらくことに意味があると、
ゴリおしするすがたがまともではない。
まともではないのに、ひらきなおって、
「できる」といいつづけるのもどうかしている。
五輪ありきの関係者より、
丸山知事の発言のほうがよほどまともだ。
いかにも唐突な発表におもえるけど、
丸山知事は、今月の10日にも、定例会見で
「開催してもらっては困る。資格がない」とのべている。
資格、というのは、
医療にアクセスできず自宅で死亡した都民が複数人いることを挙げて、(五輪は)全世界からアスリートや大会関係者が集まる。一番対応能力の水準が低いところにそうしたリスクの高いイベントを実施する資格があるのか
という意味での資格のことだ。
「現状の対応のまま東京五輪を開くことに反対する立場を示した。」
のだから、状況がかわれば はなしはまたべつ、なのだろう。
加えて、東京都など大都市の年末年始の感染拡大が県内の飲食業や宿泊業にも打撃を与えているとして「オリンピックを開いてもう一度同じことをされたらかなわない」と話した。(引用はすべて朝日新聞島根版・2月12日より)。
人口も経済もちいさな島根県がえらそうなことをいうのは
政府や東京都にすればおもしろくないだろう。
そして、こんどは聖火リレーの中止を検討中、だ。
東京都の小池知事が、いやがらせの皮肉をいいそうなのに、
こんなふうに強気の発言ができるのはたのもしい。
きょねんの3月、全国一斉に学校が休校となったなか、
島根県は独自の判断により、授業をつづけたのも
自分でかんがえるちからのある知事として、
丸山知事にいい印象をもった。
わたしは東京五輪に反対しており、
丸山知事のこうした発言をこのましくおもう。
いちど五輪をひらくときまれば、
国立競技場の建設であきらかになったように、
責任が不明なまま、計画だけがひとりあるきして、
ズルズルとお金がかかる大会になってしまった。
新型コロナウイルの感染で余裕がないなか、
どうかんがえても無理な状況なのに、
なにがなんでも、ちからづくで実施しようとする
IOCと日本政府のやり方がすきではない。
ありえない判断をしようとしているのに、
どんな形になっても、とにかくひらくことに意味があると、
ゴリおしするすがたがまともではない。
まともではないのに、ひらきなおって、
「できる」といいつづけるのもどうかしている。
五輪ありきの関係者より、
丸山知事の発言のほうがよほどまともだ。
2021年02月02日
ロードレース男子部が「ツール・ド・北海道」で会心のレース(チャリダー)
録画しておいた番組が底をつき、すでにみたはずの
「チャリダー ツール・ド・北海道」をもういちどひっぱりだす。
みたはずなのに、まったくおぼえていない。
番組のデーターをみると、2019年の11月に放送したものだった。
1年以上たつと、まるではじめてみる番組なのは、
徳をしたような、もったいないような。
番組は、チャリダーのロードレース男子部が、
ツール・ド・北海道に挑戦する、という内容で、
監督の筧五郎さんと4人のメンバーが参加している。
そのまえにおこなわれた壱岐の大会では、
いいところがなかった男子部なので、
北海道で結果をのこしたいところだ。
五郎さんが基本となる作戦をたて、
4人の選手にそれぞれ役割をふりわける。
エースはシュガー(佐藤さん)で、
この大会をめざしてトレーニングにはげみ、
体重も3キロしぼってきた。
まず、恭司郎さんがスタート直後に集団をぬけだす。
ほかの選手たちを五郎さんがもたつかせるあいだに、
恭司郎さんとシュガーさんが距離をかせぐ。
ゴールまえ1キロで伊織さんがおとりとしてアタックをかけ、
くいついてくるライバルたちをつかれさせておき、
シュガーさんがラスト100メートルでいっきにスパートする、
という役割分担だ。
文平さんは、これまで参加したレースで結果をだせず、
7戦ちゅう5リタイアと、自信をなくしていることから、
五郎監督は文平さんに、なにもせずに、
ただはしっているだけでいい、と指示をだす。
それにしてもロードレースはかけひきがすごい。
ライバルたちから ちからをけずるように、
さきをいかせたり、ほかのチームときそわせたり。
五郎監督は経験豊富なので、ほかのチームにニセ情報をながす。
・ここで追いつかんとレースがおわるぞ
・恭司郎はめちゃくちゃはやいから、みんなおいかけてね
なんて声がけでスパートさせ、自分たちのチームはちからを温存する。
からだを限界ちかくまでおいこみ、
時速40キロ以上のスピードではしる選手たちは、
どうしても冷静な判断をうしないがちで、
耳にはいってくる声に影響をうけやすい。
状況を判断し、プランBやCをすぐにうちだせる
五郎監督の采配がひかった。
レースは、五郎監督がたてた作戦そのままにはすすまなかったものの、
ゴールまえではもくろんでいた状況となる。
ゴールまえ100メートルでシュガーがアタックをかけ
ギリギリでライバルをかわし、1位でフィニッシュする。
メンバーそれぞれが自分の役割をはたし、
ロードレース男子部として、会心のレースとなった。
ロードレースをみていると、チームでなにをしようとしているのか
素人のわたしにはさっぱりわからないことがおおいけど、
チャリダーでは作戦と、それにともなうかけひきを、
ていねいに説明してくれる。
ツールドフランスでは、レベルがたかすぎてわからないうごきでも、
ツール・ド・北海道くらいになれば、
状況を解説してもらえると、わたしでもなんとかついていけた。
ロードレースの魅力がよくわかるレースだった。
印象にのこったのは、文平さんが5位にはいったこと。
なにもせずに、ただはしっていたら5位になれるのが
ロードレースのおもしろいところ、と五郎監督がいっていた。
いろいろかけひきをすると消耗させられるけど、
1位をめざさずに、ただはしっているだけなら、
あんがいいい順位でゴールできるというのが教訓にみちている。
自分のペースではしりつづけるひとがいたら、
レースとしてのおもしろみはなくても、
それなりの結果がついてくるというのが人生訓みたいだ。
「チャリダー ツール・ド・北海道」をもういちどひっぱりだす。
みたはずなのに、まったくおぼえていない。
番組のデーターをみると、2019年の11月に放送したものだった。
1年以上たつと、まるではじめてみる番組なのは、
徳をしたような、もったいないような。
番組は、チャリダーのロードレース男子部が、
ツール・ド・北海道に挑戦する、という内容で、
監督の筧五郎さんと4人のメンバーが参加している。
そのまえにおこなわれた壱岐の大会では、
いいところがなかった男子部なので、
北海道で結果をのこしたいところだ。
五郎さんが基本となる作戦をたて、
4人の選手にそれぞれ役割をふりわける。
エースはシュガー(佐藤さん)で、
この大会をめざしてトレーニングにはげみ、
体重も3キロしぼってきた。
まず、恭司郎さんがスタート直後に集団をぬけだす。
ほかの選手たちを五郎さんがもたつかせるあいだに、
恭司郎さんとシュガーさんが距離をかせぐ。
ゴールまえ1キロで伊織さんがおとりとしてアタックをかけ、
くいついてくるライバルたちをつかれさせておき、
シュガーさんがラスト100メートルでいっきにスパートする、
という役割分担だ。
文平さんは、これまで参加したレースで結果をだせず、
7戦ちゅう5リタイアと、自信をなくしていることから、
五郎監督は文平さんに、なにもせずに、
ただはしっているだけでいい、と指示をだす。
それにしてもロードレースはかけひきがすごい。
ライバルたちから ちからをけずるように、
さきをいかせたり、ほかのチームときそわせたり。
五郎監督は経験豊富なので、ほかのチームにニセ情報をながす。
・ここで追いつかんとレースがおわるぞ
・恭司郎はめちゃくちゃはやいから、みんなおいかけてね
なんて声がけでスパートさせ、自分たちのチームはちからを温存する。
からだを限界ちかくまでおいこみ、
時速40キロ以上のスピードではしる選手たちは、
どうしても冷静な判断をうしないがちで、
耳にはいってくる声に影響をうけやすい。
状況を判断し、プランBやCをすぐにうちだせる
五郎監督の采配がひかった。
レースは、五郎監督がたてた作戦そのままにはすすまなかったものの、
ゴールまえではもくろんでいた状況となる。
ゴールまえ100メートルでシュガーがアタックをかけ
ギリギリでライバルをかわし、1位でフィニッシュする。
メンバーそれぞれが自分の役割をはたし、
ロードレース男子部として、会心のレースとなった。
ロードレースをみていると、チームでなにをしようとしているのか
素人のわたしにはさっぱりわからないことがおおいけど、
チャリダーでは作戦と、それにともなうかけひきを、
ていねいに説明してくれる。
ツールドフランスでは、レベルがたかすぎてわからないうごきでも、
ツール・ド・北海道くらいになれば、
状況を解説してもらえると、わたしでもなんとかついていけた。
ロードレースの魅力がよくわかるレースだった。
印象にのこったのは、文平さんが5位にはいったこと。
なにもせずに、ただはしっていたら5位になれるのが
ロードレースのおもしろいところ、と五郎監督がいっていた。
いろいろかけひきをすると消耗させられるけど、
1位をめざさずに、ただはしっているだけなら、
あんがいいい順位でゴールできるというのが教訓にみちている。
自分のペースではしりつづけるひとがいたら、
レースとしてのおもしろみはなくても、
それなりの結果がついてくるというのが人生訓みたいだ。
2021年01月27日
意外とみかけないイルミネーション=ランナー
冬になると、夕方はしりはじめるときは、
日がおちて、あたりは くらくなっている。
反射テープのタスキだけではあぶなそうなので、
アマゾンで点滅ライトをかった。
両腕につけるタイプが、2ついりで1200円ほど。
USBで充電するようになっている。
いちど充電すれば、4時間ぐらいはあかるさがもつ。
ちゃちなつくりだから、すぐこわれそうだけど、
ひと冬もてばいいとわりきっている。
2つだけでもけっこうはでにひかるので、
まわりから注意をひくにはじゅうぶん役にたちそうだ。
両腕をひからせておもったのは、もっとたくさんのライトをつけて、
全身をイルミネーション にしたランナーがいないか、ということ。
おおくのランナーが、なんらかの形で
からだの一部をひからせているけど、
全身をひからせているランナーには、意外とであわない。
クリスマスがちかづくと、
イルミネーションでかざった家がでてくるように、
それの人間版をみかけないのはどういうわけだろう。
点滅ライトは充電式なので、本体はかるくできている。
たくさんつけてもあまり負担にならないはずだ。
にたようなライトを20個つけたらかなり目だつし、
家をかざるイルミネーションを、からだにまきつけてもいい。
はしるさまたげにはならず、まわりをたのしませてもくれるはずだ。
わたしが自分でやるのはいやだけど、
全身をひからせたランナーがいたらたのしいのに。
練習仲間のランナーにはなすと、
長距離ランナーのメンタリティは、
そうやって目だつのをさけるのでは、
ということだった。たしかにそうかも。
長距離の練習は、地味なつみかさねでしかないので、
派手な演出をよろこぶ性格のひとは、
長距離をこころざしたりしないかもしれない。
デイリーポータルZに、反射材をたくさんつける記事がのったけど、
https://dailyportalz.jp/kiji/attach_reflective_material
わたしがおもっているイルミネーション=ランナーとはだいぶちがう。
ただイルミネーションをかざりつけるだけでなく、
ちゃんとランナーとしての練習にもとりくまないと、
ほんとうの意味でイルミネーション=ランナーとはよばない。
きょうもいつものコースである宍道湖岸をはしった。
くらくなっても外をはしろうというひとたちは、
だれもがまじめな性格にみえる。
全身をイルミネーションでかざるランナーがいたら、
ひとさわがせなだけで、ういた存在になりそうだ。
あるいは島根県ではみかけないだけで、全国的にみると、
各地に名物イルミネーション=ランナーがいるのだろうか。
日がおちて、あたりは くらくなっている。
反射テープのタスキだけではあぶなそうなので、
アマゾンで点滅ライトをかった。
両腕につけるタイプが、2ついりで1200円ほど。
USBで充電するようになっている。
いちど充電すれば、4時間ぐらいはあかるさがもつ。
ちゃちなつくりだから、すぐこわれそうだけど、
ひと冬もてばいいとわりきっている。
2つだけでもけっこうはでにひかるので、
まわりから注意をひくにはじゅうぶん役にたちそうだ。
両腕をひからせておもったのは、もっとたくさんのライトをつけて、
全身をイルミネーション にしたランナーがいないか、ということ。
おおくのランナーが、なんらかの形で
からだの一部をひからせているけど、
全身をひからせているランナーには、意外とであわない。
クリスマスがちかづくと、
イルミネーションでかざった家がでてくるように、
それの人間版をみかけないのはどういうわけだろう。
点滅ライトは充電式なので、本体はかるくできている。
たくさんつけてもあまり負担にならないはずだ。
にたようなライトを20個つけたらかなり目だつし、
家をかざるイルミネーションを、からだにまきつけてもいい。
はしるさまたげにはならず、まわりをたのしませてもくれるはずだ。
わたしが自分でやるのはいやだけど、
全身をひからせたランナーがいたらたのしいのに。
練習仲間のランナーにはなすと、
長距離ランナーのメンタリティは、
そうやって目だつのをさけるのでは、
ということだった。たしかにそうかも。
長距離の練習は、地味なつみかさねでしかないので、
派手な演出をよろこぶ性格のひとは、
長距離をこころざしたりしないかもしれない。
デイリーポータルZに、反射材をたくさんつける記事がのったけど、
https://dailyportalz.jp/kiji/attach_reflective_material
わたしがおもっているイルミネーション=ランナーとはだいぶちがう。
ただイルミネーションをかざりつけるだけでなく、
ちゃんとランナーとしての練習にもとりくまないと、
ほんとうの意味でイルミネーション=ランナーとはよばない。
きょうもいつものコースである宍道湖岸をはしった。
くらくなっても外をはしろうというひとたちは、
だれもがまじめな性格にみえる。
全身をイルミネーションでかざるランナーがいたら、
ひとさわがせなだけで、ういた存在になりそうだ。
あるいは島根県ではみかけないだけで、全国的にみると、
各地に名物イルミネーション=ランナーがいるのだろうか。
2021年01月26日
山口香さんの「(オリンピックは)残念だけど、難しい」に賛成する
このごろ東京五輪・パラリンピックの開催について、
いろんなところで反対意見を耳にする。
できるわけがない、とわたしはおもうけど、
政府や東京都、それにIOCは、
予定どおりにおこなう、といいつづけている。
政治的なかけひきで、だれもが自分から
「やめる」といいたくないのかもしれないけど、
ズルズルと結論をのばし、どうにもならなくなって
ろくでもない「判断」にいたるのは無責任というものだ。
実現できるというのなら、それなりの具体的な計画がしりたい。
けさの朝日新聞に、JOC理事の山口香さんが
とのべている。
ふつうにかんがえたら、それが常識的な判断だ。
無観客という手もあるかもしれないけど、
そうまでしてオリンピックをひらく意味があると
わたしにはおもえない。
山口さんといえば、きょねんの3月に、
「東京オリンピックを延期すべきだ」と発言し、
JOC会長の山下さんが不快感をしめした。
JOCの理事でありながら、みたいな つまらない苦言だった。
あれから10ヶ月たち、またおなじような状況に日本はおかれている。
山口さんの発言は、きわめて正常な感覚であり、
こうしたとらえ方こそが、世界からもとめられているのではないか。
このまえ「ランスマ 倶楽部」(NHK-BS)をみていたら、
ドリーム駅伝として、ドリームチームや女性芸能人最速チームなど、
4チームがきそう駅伝をやっていた。
参加しているのは、元一流ランナーや、
現役のトップクラスのひとたちで、
のろまなランナーであるわたしにはこういう企画はたのしくない。
エリートだけでかってにやってろ!と、とちゅうでみるのをやめた。
はやいひとが はやくはしって なにがおもしろいのか。
元エリートたちがたらす いやな汁のにおいをわたしはかぎつける。
東京オリンピックをやろうとするひとたちも
おなじようなにおいがする。
選手たちがこれまでいどんできた挑戦はとおといけど、
だからといってオリンピックをひらく状況とはおもえない。
どうしてもオリンピックがいいというひとは、
エリートだけがあつまって かってにやれば?
いろんなところで反対意見を耳にする。
できるわけがない、とわたしはおもうけど、
政府や東京都、それにIOCは、
予定どおりにおこなう、といいつづけている。
政治的なかけひきで、だれもが自分から
「やめる」といいたくないのかもしれないけど、
ズルズルと結論をのばし、どうにもならなくなって
ろくでもない「判断」にいたるのは無責任というものだ。
実現できるというのなら、それなりの具体的な計画がしりたい。
けさの朝日新聞に、JOC理事の山口香さんが
「残念だけど、難しい」というのが冷静で、現実的な感覚なのだろう。
とのべている。
ふつうにかんがえたら、それが常識的な判断だ。
無観客という手もあるかもしれないけど、
そうまでしてオリンピックをひらく意味があると
わたしにはおもえない。
山口さんといえば、きょねんの3月に、
「東京オリンピックを延期すべきだ」と発言し、
JOC会長の山下さんが不快感をしめした。
JOCの理事でありながら、みたいな つまらない苦言だった。
あれから10ヶ月たち、またおなじような状況に日本はおかれている。
スポーツ界は、トップレベルばかりに価値をおいてこなかっただろうか。高い目標を持って精進することこそが素晴らしいとされ、(中略)勝利至上主義や体罰を生む土壌にもなった。スポーツが楽しいものとして根付いていたなら、五輪を「アスリートのため」だけではなく、自分ごととして考えてくれたかもしれない。
五輪を目指す日本の選手には、外の世界に目を向けてもらいたい。日本より感染状況が厳しい国は多い。ライバルがどういう状況なのか、どんな気持ちなのか。
山口さんの発言は、きわめて正常な感覚であり、
こうしたとらえ方こそが、世界からもとめられているのではないか。
このまえ「ランスマ 倶楽部」(NHK-BS)をみていたら、
ドリーム駅伝として、ドリームチームや女性芸能人最速チームなど、
4チームがきそう駅伝をやっていた。
参加しているのは、元一流ランナーや、
現役のトップクラスのひとたちで、
のろまなランナーであるわたしにはこういう企画はたのしくない。
エリートだけでかってにやってろ!と、とちゅうでみるのをやめた。
はやいひとが はやくはしって なにがおもしろいのか。
元エリートたちがたらす いやな汁のにおいをわたしはかぎつける。
東京オリンピックをやろうとするひとたちも
おなじようなにおいがする。
選手たちがこれまでいどんできた挑戦はとおといけど、
だからといってオリンピックをひらく状況とはおもえない。
どうしてもオリンピックがいいというひとは、
エリートだけがあつまって かってにやれば?