母が脳梗塞をおこし、まえよりうごきにくくなったので、
介護休暇をとっていっしょにくらしている。
まえからいっしょにくらしていたし、うごきにくい、といっても
ひとりでトイレにいけるし、食事もできる。
わたしの役割は、食事の用意とかたづけなど、
ほんのちょっとした手つだいがほとんどだ。
それでも、母をひとりで家にのこすのは心配なので、
介護休暇をとることにした。
ずっと母につきそう必要はないので、
わたしはジョギングにでかけるし、プールへもいく。
夏やすみというか、退職後の生活をさきどりしてるみたいだ。
朝は母にあわせ、6時半におきる。
酒をのむ量もまえとかわらない。
母の用事を手つだう以外はわたしの自由時間なので、
ねっころがって本をよむことがおおい。
カリン=スローターのぶあつい(ときには700ページ)本や、
ずっとおきっぱなしだったヘディンの『さまよえる湖』、
なんとなく敷居のたかかった『鉄の暴風(沖縄戦記)』をよめたし、
つんどくだった『熱風』のバックナンバーにも目をとおしている。
一般教養だろうと、これまで手をのばしたことのなかった
クリスティーの『そして誰もいなくなった』をいまよんでいる。
たいした作品とはおもえないむかしふうの文章、
なによりも文字のちいささに手をやいており(1993年のふるい本)、
時間がたっぷりなかったら、すぐになげだしていただろう。
これこそ、わたしがねがっていた生活ではないか。
とくになにかの目標があるわけではなく、
ただ時間を消費してるだけの老後の生活。
とはいえ、このままではただ死ぬのをまつみたいで、
これでいいのか、というささやきも頭をかすめる。
やすみだして1ヶ月半がすぎ、まったりした毎日に、
これがずっとつづくのかと、あせる気もちもすこしある。
母の健康に変化がないかぎり、わたしはうごきをとれない。
状況がうごくのを、まつしかない生活が、しばらくつづきそうだ。
2025年07月30日
2025年06月30日
まるで介護プレイみたいな親の介護
いっしょにくらしている母親が、1ヶ月まえに脳梗塞で入院した。
さいわいおおきなマヒはのこらず、一週間で退院する。
まえから家のなかでは壁をつたってうごき、
外では杖やバギーをつかっていたけど、
脳梗塞でさらにうごきがわるくなる。
トイレにはひとりでいけるものの、3食の配膳とかたづけ、
それにお風呂でも手つだいが必要だ。
こんなふうに親の介護がはじまるんだ、とおもった。
かるい脳梗塞でも、家族の生活は一変する。
これまでのように、ひとりでの留守番はあぶないので、
わたしが介護休暇をとり、いっしょにすごすことになった。
介護休暇は3ヶ月うけられるものの、
3ヶ月たったからといって、状況がよくなるとはおもえない。
そのさきを、どうくらしていくのかがみえず、
モンモンとこの1ヶ月をすごしている。
いい面もある。
これまで親孝行らしいことをしたことがないので、
こまごまとした手つだいも、いい罪ほろぼしだ。
母は、なにごとにも感謝するいい性格で、
グチをいわず、「ありがとう」をかかさない。
介護する側にとって、気もちよく対応できる相手だ。
わたしはきゅうに親切な孝行むすことなり、
通院や銀行、かいものにつきそっている。
なんだか介護プレイをしているみたいな気がする。
さいわいおおきなマヒはのこらず、一週間で退院する。
まえから家のなかでは壁をつたってうごき、
外では杖やバギーをつかっていたけど、
脳梗塞でさらにうごきがわるくなる。
トイレにはひとりでいけるものの、3食の配膳とかたづけ、
それにお風呂でも手つだいが必要だ。
こんなふうに親の介護がはじまるんだ、とおもった。
かるい脳梗塞でも、家族の生活は一変する。
これまでのように、ひとりでの留守番はあぶないので、
わたしが介護休暇をとり、いっしょにすごすことになった。
介護休暇は3ヶ月うけられるものの、
3ヶ月たったからといって、状況がよくなるとはおもえない。
そのさきを、どうくらしていくのかがみえず、
モンモンとこの1ヶ月をすごしている。
いい面もある。
これまで親孝行らしいことをしたことがないので、
こまごまとした手つだいも、いい罪ほろぼしだ。
母は、なにごとにも感謝するいい性格で、
グチをいわず、「ありがとう」をかかさない。
介護する側にとって、気もちよく対応できる相手だ。
わたしはきゅうに親切な孝行むすことなり、
通院や銀行、かいものにつきそっている。
なんだか介護プレイをしているみたいな気がする。
2022年02月09日
「濃厚接触者」というくくりでは対応できない
わたしの職場である介護事業所の利用者が、
コロナウィルス陰性の判定をうける。
わたしもはじめ濃厚接触者といわれたが、
保健所の判断では 濃厚接触にあたらない、
ということになり、自宅での待機はまぬがれた。
それでも関係する職員は全員PCR検査をうけ、
あすの結果がでるまで事業所は閉所となる。
おやすみは、先週につづき2どめであり、
計4日間のやすみは サービスうりあげとしてもいたい。
これまでの新型コロナウイルスより
はるかに感染力のつよいオミクロン株は、
島根県でも新規感染者数が高どまりしている。
まいにち100人ちかくの感染が発表され、
そうなると、濃厚接触者もとうぜんその数倍の数でてくる。
濃厚接触者とかかわったからといって、検査や自宅待機していては、
そのたびに事業所での活動をとりやめなければならない。
もう、濃厚接触者、というとらえ方、くくりでは、
コロナウィルス感染に、対応できない状況になっている。
インフルエンザでは、濃厚接触という概念がなく、
感染者だけが自宅待機の対象だ。
オミクロン株も、陽性反応がでた場合だけに対応をかぎり、
たとえ濃厚接触者であっても、それまでとおなじようにすごせるよう
社会的なとりあつかいをかえたほうがいい。
コロナウィルス陰性の判定をうける。
わたしもはじめ濃厚接触者といわれたが、
保健所の判断では 濃厚接触にあたらない、
ということになり、自宅での待機はまぬがれた。
それでも関係する職員は全員PCR検査をうけ、
あすの結果がでるまで事業所は閉所となる。
おやすみは、先週につづき2どめであり、
計4日間のやすみは サービスうりあげとしてもいたい。
これまでの新型コロナウイルスより
はるかに感染力のつよいオミクロン株は、
島根県でも新規感染者数が高どまりしている。
まいにち100人ちかくの感染が発表され、
そうなると、濃厚接触者もとうぜんその数倍の数でてくる。
濃厚接触者とかかわったからといって、検査や自宅待機していては、
そのたびに事業所での活動をとりやめなければならない。
もう、濃厚接触者、というとらえ方、くくりでは、
コロナウィルス感染に、対応できない状況になっている。
インフルエンザでは、濃厚接触という概念がなく、
感染者だけが自宅待機の対象だ。
オミクロン株も、陽性反応がでた場合だけに対応をかぎり、
たとえ濃厚接触者であっても、それまでとおなじようにすごせるよう
社会的なとりあつかいをかえたほうがいい。
2022年02月08日
圧迫骨折で母が入院する
同居している90歳の母が、圧迫骨折で入院した。
まえから骨粗しょう症といわれ、月にいちど、
カルシウムの注射をしていたのに、骨折はふせげなかった。
からだにあわせたコルセットをつくってもらい、
ずっとそれをつけたまますごす。
さいわい3週間もしないうちに退院できたけど、
圧迫骨折をおこすまえはできていたこと、
洗濯や食器あらいはいまのところわたしがかわりにやっている。
こんなふうに、このさきだんだんと
できなくなることがふえていくのだろう。
わたしは死ぬまでなんでも自分でできるつもりでいるけど、
ふつうにかんがえて、そんなことはありえない。
どこかの段階で、がっくりちからをおとすか、
母のように じわじわとひとのたすけが必要になるのだろう。
ひとりぐらしのひとは、ヘルパーさんのお世話になればいい、
とかるくかんがえていたけど、ひとの手をかりても
いまとおなじ生活がたもてるわけではなさそうだ。
歳をとれば、ものごとのとらえかたを現実にあわせ修正し、
できることをありがたがってくらせるようになるだろうか。
そうとおくない将来、母は本格的に介護が必要となり、
食事や排泄もひとりではできなくなるだろう。
わたしの生活も、それにともなってかわらざるをえない。
親の介護とむきあう生活から、目をそらせなくなった。
まえから骨粗しょう症といわれ、月にいちど、
カルシウムの注射をしていたのに、骨折はふせげなかった。
からだにあわせたコルセットをつくってもらい、
ずっとそれをつけたまますごす。
さいわい3週間もしないうちに退院できたけど、
圧迫骨折をおこすまえはできていたこと、
洗濯や食器あらいはいまのところわたしがかわりにやっている。
こんなふうに、このさきだんだんと
できなくなることがふえていくのだろう。
わたしは死ぬまでなんでも自分でできるつもりでいるけど、
ふつうにかんがえて、そんなことはありえない。
どこかの段階で、がっくりちからをおとすか、
母のように じわじわとひとのたすけが必要になるのだろう。
ひとりぐらしのひとは、ヘルパーさんのお世話になればいい、
とかるくかんがえていたけど、ひとの手をかりても
いまとおなじ生活がたもてるわけではなさそうだ。
歳をとれば、ものごとのとらえかたを現実にあわせ修正し、
できることをありがたがってくらせるようになるだろうか。
そうとおくない将来、母は本格的に介護が必要となり、
食事や排泄もひとりではできなくなるだろう。
わたしの生活も、それにともなってかわらざるをえない。
親の介護とむきあう生活から、目をそらせなくなった。
2021年11月28日
グループホームの棟上にあわせて もちまき
来年度からはじめるグループホーム事業にむけて、
あたらしいたてものがすこしずつ姿をあらわしている。
きょうは棟上の日で、おいわいに おもちがまかれた。
おもちは、ぜんぶ自分たちで準備したものだ。
3日まえに、きねとうすで にぎやかにおもちつきをする。
つきたてのおもちはすぐにまるめられ、
半分のおもちのなかには お金もいれられている。

きゅうなよびかけだったにもかかわらず、
きょうは80人ものかたが、建築現場にきてくださった。
みなさんの気もちが、おめでとうでいっぱいなのがみてとれる。
もちなげの時間がちかづくと、えらばれた6名が
建設ちゅうのグループホームの2階にのぼる。
したでまちかまえるひとたちは、
ビニール袋を手に しずかな闘志をちらつかせている。
おもちとおかしの袋が、かけごえとともになげられと、
そのたびにおおきな歓声がわきおこる。
おもちやおかしは、いくらでもお店でかえるのに、
なぜかもちまきは、ひとの血をさわがす。
グループホームができあがっていくようすをみると、
あたしくはじまる生活をおもい、これからの夢がふくらんでいく。
あつまったみなさんは、とてもうれしそうな表情だった。
きょうはお天気にもめぐまれ、おおくの関係者が
おいわいしてくれる すてきなイベントとなった。
あたらしいたてものがすこしずつ姿をあらわしている。
きょうは棟上の日で、おいわいに おもちがまかれた。
おもちは、ぜんぶ自分たちで準備したものだ。
3日まえに、きねとうすで にぎやかにおもちつきをする。
つきたてのおもちはすぐにまるめられ、
半分のおもちのなかには お金もいれられている。
きゅうなよびかけだったにもかかわらず、
きょうは80人ものかたが、建築現場にきてくださった。
みなさんの気もちが、おめでとうでいっぱいなのがみてとれる。
もちなげの時間がちかづくと、えらばれた6名が
建設ちゅうのグループホームの2階にのぼる。
したでまちかまえるひとたちは、
ビニール袋を手に しずかな闘志をちらつかせている。
おもちとおかしの袋が、かけごえとともになげられと、
そのたびにおおきな歓声がわきおこる。
おもちやおかしは、いくらでもお店でかえるのに、
なぜかもちまきは、ひとの血をさわがす。
グループホームができあがっていくようすをみると、
あたしくはじまる生活をおもい、これからの夢がふくらんでいく。
あつまったみなさんは、とてもうれしそうな表情だった。
きょうはお天気にもめぐまれ、おおくの関係者が
おいわいしてくれる すてきなイベントとなった。

