2020年06月19日

花澤香菜さんがうたう「Qunka!」は「インドの音楽の10分の10」らしい

いまわたしがいちばんすきな曲は、
花澤香菜さんがうたう「Qunka!」(クンカ)なので、
ときどきユーチューブできいている。
https://www.youtube.com/watch?v=TvEPpl19joI
「Qunka!」とは
「アニメ『てーきゅう』第5期のオープニングテーマ」なのだそうだ。
はじめてきいたときに、すっかりおどろいてしまい、
興奮のまま記事をかいたことがある。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/461627888.html
インドっぽいメロディで、
ズンドコズンドコすごい迫力にのせられて、
フライドパンツをつくるところがとくにすごい。
ユーチューブには、
インドから来ました... そして、私は本当に混乱しています。これは本当に正確なインドの音楽の10分の10です。NANI KORE WA ?!
というコメントがよせられている。
インドのひとがほんものとみとめるぐらい すごい曲だったのだ。
もっとも、このコメントをかいたひとが、
ほんとに「インドから来」たひとかどうか、わからない。
わからないけど、
「本当に正確なインドの音楽の10分の10です」
なんていわれるとすごくうれしい。
これだけ怒涛のもりあがりをうみだすには、
レコーディングに1ヶ月くらいかけて、
演奏と歌とをぴったりあわせたにちがいない。
あれだけの歌詞をおぼえるだけでたいへんだろうし。
いやいや、花澤さんが、そんなありふれた努力を
ひとつの曲にかたむけるわけがない。
きっと花澤さんは、これぐらいの曲だったら、
ほんのちょっと歌詞とメロディにふれただけで、
楽々と自分のものにしたにちがいない。
それぐらいとんでもない才能を、
クンカをうたう花澤さんからかんじる。
この曲によって、インドの伝統文化と、日本のアニメがかみあわさり、
あたらしい地平線のひろがりがみえた。
タグ:花澤香菜

posted by カルピス at 21:34 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

「新しい生活様式」およびコロナ全般へのうらみ・つらみがたのしい向谷実さん

「らじるらじる」のききのがし配信で、
「音楽遊覧飛行・ミュージックエキスプレス」をきく。
担当は向谷実さん。

向谷実さんは、6月に計画していたコンサートが、
新型コロナウイルスの影響で延期となり、
かなりコロナに不満およびうらみがたまっているようだ。
きょうは、コロナへのグチをたくさんきけた。
あかるい声ではなされるので、くらい気分にはならないけど、
向谷さんは、そうとうコロナにくしの心境とみた。

番組がはじまるときのあいさつでは、
「新型コロナウイルスの影響でたいへんなことになってる」を
ふつかつづけてはなしていた
(ためとりしてるので、あたりまえかも)。
ほかにも、ことばのはしばしに、
コロナウイルスのやつめ、という感情をのぞかせる。

そのうち、「新しい生活様式」って、
ほんとにそこまでやらなければいけないんですかね、
がポロっとこぼれた。
さすがにそんなことをいってはまずかも、と
あわてて発言を撤回し、
みんなで「新しい生活様式」をがんばりましょう、
なんて いいつくろっていた。
向谷さんは、自粛期間中、ずっと家にいて、
このまえやっと会社にいけたのだという。
業務内容は、「命をまもること」。
コロナに文句をいってみても、
だいじなのは命であるとちゃんとわかっているからこそ
こんな業務内容がでてくるのだろう。

火曜日は、雨をテーマにした曲がかかる。
うっとおしい梅雨にはいったけど、じめじめをふきとばしましょうと、
月曜は「気分盛り上げ系のジャズ・フュージョン」だったのに、
つぎの日は一転して 雨には雨、なのだそうだ。
といっておきながら、番組の後半には、
かまやつひろしの「どうにかなるさ」がかかる。
この曲、雨とぜんぜん関係ないんですけどね、
と向谷さんは自分でつっこんでいる。
もともと鉄道とはまったく関係ない曲をながしながら、
「鉄道と音楽をテーマに」する番組といってるのだから、
雨と関係ない曲がかかっても、どうってことない。

「どうにかなるさ」がはやっていたころ、
鉄道オタクの向谷さんは、
鉄道の写真をとりながら「どうにかなるさ」を
うたっていたのだそうだ。
うー、いいおもいでだなー、といっておいて、
「新しい生活様式」でがんばりますけどね、
とまだいってる。
きょうは、なんども関係ないところで
「新しい生活様式」をがんばります、をきく。
冒頭の失言をおぎなうというより、
コロナに因縁をつけたがる向谷さん。おもしろいおじさんだ。
たいていの番組が、まじめな顔をして
コロナとのつきあいかたなんかをとりあげるのにたいし、
向谷さんはずっとコロナへのグチをこぼしている。
影響のすくないラジオだからできるのかもしれないけど、
向谷さんみたいに本音をいってくれたほうが信用できる。
これだけコロナへのうらみ・つらみを、
かくさずに口にしてくれる番組はめずらしい。

posted by カルピス at 21:49 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

「村上RADIO」をききのがしてしまった

ゆうべ放送された「村上RADIO」をききのがしてしまった。
夜7時からなので、いつもなら夕ごはんをつくっている時間だ。
わすれないようほぼ日手帳にかきこんでおいたし、
料理しながらきけるよう、ブルートゥーススピーカーを用意して、と
準備万端にこの時間をむかえるはずだったのに。
ききのがし放送がないかしらべたけど、どうも対象外みたいだ。
残念だし、くやしい。

「村上RADIO」のサイトをひらき、
村上さんのおしゃべりをよみ、
かけられた曲のいくつかをきく。

今回は「(あくまで個人的な)特選オールディーズ」だったらしい。
村上さんが時代と音楽をきれいに整理している。
よく「激動の1960年代」みたいなことが言われますが、それはあくまで60年代後半の話であって、前半は文化的にはかなりのんびりした時代でした。(中略)ビートルズやらサイケデリック、アートロックみたいなのが登場してくるまでの五年間は、まさにお気楽ポップスの全盛期でした。

能天気で、すごくたのしそうだ。
ビートルズが出てきて間もなく、音楽シーンががらっとスリリングに変わっちゃうんだけど、それより前のポップ・ミュージックには「お気楽」っていうか、蛇が出てくる前の「エデンの園」みたいなのどかな雰囲気が漂っていました。でもその中ではElvis Presleyは別格でした。

村上さんがプレスリーのファンだとはしらなかった。
「蛇が出てくる前の『エデンの園』みたいなのどかな雰囲気」
なんて、村上さんらしい比喩がおかしい。
ヘビがでてくるまえの「エデンの園」。いってみたい。

サム=クックの“Wonderful World”のはなしは、
村上さんのエッセイでよんだことがある。
村上さんが更衣室で
“Don't know much about history”(歴史は苦手だ)と口ずさんだら、
だれかが“Don't know much about biology”(生物も苦手だ)と
つづきをうたった、というから、よくできている。
わたしだってこの曲をなんどもききかえし、
口にだしてもみたけど さっぱりうまくいかない。
サム=クックはさらっとうたっているのに、
わたしの口のうごきでは、とてもあの歌詞は はいりきらない。

「今日の言葉」にはマドンナがえらばれた。
実際の私はナイス・ガールなの。でもね、とことんビッチになることもできる。私は完全主義者で、いつもプレッシャーを感じ続けている。そしてそれを乗り切るには、時としてビッチにならざるを得ないのよ

もいいなー。
「とことんビッチになることもできる」
すばらしい。ナイス・ガールはそうでなくっちゃ。
ネットでよむのではなく、
村上さんのおしゃべりでききたかった。

posted by カルピス at 21:22 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月02日

ききのがし配信をたのしみつつ、ほんとにこのサービスは必要なのかともおもう

自粛生活の充実を手だすけするためか、
NHK-FMで「ききのがし配信」される番組がふえてきた。
音楽遊覧飛行も4月から「ききのがし」の対象になったし、
ラジオマンジャックまでも、5月30日の放送が
「ききのがし」のリストにあがっていた。

デジタル時代になり、ラジカセをつかっていたころよりも、
意外とむつかしくなったのがラジオ番組の録音だ。
パソコンにそれなりのソフトをいれたら
なんとかなるらしいけど、まあそこまでしなくてもいいや、
というのがラジオとのわたしの距離感だ。
とはいえ、すきな番組をききのがすと残念だし、
仕事できけないこともおおい。
そんなときに、ききのがし配信のサービスは、
ほんとにありがたい。
一週間という期限はあるものの、そのあいだは
いつでも番組をききながらパソコンにむかえる。
「ききのがし」の一覧をみていると、
きいてみたい番組がいくつもでてくる。
時間がいくらでもほしいところだけど、
あたりまえながら、時間だけは自由にならない。
時間を自由にするための「ききのがしサービス」とはいえ、
ラジオをきく時間がふえたりはしない。
時間だけは だれかから かいとることができない。
となると、量よりも密度が大切かもしれない。
「ききのがし」をすきなだけきくよりも、
いまながれている番組に意識を集中する。

すこしまえの「ラジオマンジャック」で、
番組をたのしみにしているという
ファンからのメールが紹介された。
そのかたは、以前から番組をきいているそうで、
番組の時間になると、 畑仕事をおえ、
汗をシャワーでながし、庭に椅子をもちだすという。
そして、山をながめながらビールをのむ。
最近はツバメがまいはじめたらしい。
いい時間なんだろうなー。

こうなってくると、「ききのがし配信」が
ゆたかな時間と直接はむすびつかない気がしてきた。
いつでもきけるとおもうから、
雑な態度できいてしまうかもしれない。
コロナがらみで、「ききのがし」むけのサービスがふえ、
でもけっきょく そんなのは必要ないことがわかる。
必要だとおもっていた あれやこれやが、
なくてもあんがい大丈夫なのがおもしろい。

posted by カルピス at 21:54 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月30日

保坂和志さんの「日本人は勝手にやってきた」説と、ベーシックインカムに賛成する

ラジオマンジャックは、しばらくまえから
新作と旧作をまぜての番組編成だ。
DJ.ホットマンもでてくる。
DJ.ホットマンの「とことん暑苦しい音楽」で赤坂さんをしり、
ラジオマンジャックをきくようになったわたしは、
DJ.ホットマンのコーナーだけでもじゅうぶんたのしい。
門司肇さんの「懺悔します」のコーナーも、
まるでヒロシさんの「ヒロシです」みたいでわらえる。
あの手この手で日常をとどけてくれる この番組に感謝したい。
おわりごろにながれた「ミザルー」がめちゃくちゃいいかんじ
(「Pump It / The Black Eyed Peas)。

朝日新聞の土曜日版beに、保坂和志さんが
「日本人は勝手にやってきた」をのせている。
日本人の祖先が大陸から「勝手に」やってきた、
というはなしかとおもったら、
「政府が無能なのにコロナ対策がなぜかうまくいっているのは、
無能なのに、じゃなくて、無能だからこそ、うまくいってるんだ」

という友人の説を紹介している。
「日本の感染が諸外国よりひどくならないのはなぜか」について、
これまでいろいろよんだけど、
保坂さん(の友人)による説はたしかに一理ある。
 日本人は「お上」なんかアテにしないで自分たちで適当に助け合ってなんとかしてきた。日本人の心の中には、国家とか政府とかいう概念がそもそもない。逆に言うと、近代国家に相応しい政府に国民が育ててこなかった。

安倍首相の無能ぶりや、ひとをばかにした態度に
批判があつまっているけど、そんな人物を、
これまで首相にすえていたのは国民なわけで、
本気で首相をかえたかったら それなりのうごきをすればいい。

保坂さんが最後にしめした処方箋がすばらしい。
 それならば、国は何をすればいいのか?これを機に一気にベーシック・インカムにするのがいい。一律10万円の給付を毎月続けるのだ。家計に余裕のある人は寄付なりクラウドファンディングなれするだろう。
「国が自動的にお金をくれたら、働かなくなってギャンブルばかりする」なんて心配はない。そんなことをするのは一部で、大半はマイペースで働き続ける。課された労働ではなく、喜びとしての仕事をそれぞれが見つける。

全面的に賛成する。
保坂和志さんの小説をよんでみたくなった。

posted by カルピス at 17:36 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする