2017年05月18日

ランドナーにのったおじさん旅行者をみかける

車で国道をはしっていたら、
ふるいタイプの自転車にのったおじさんをみかけた。
旅行用の自転車として、いぜんは一般的だったランドナーだ。
ドロップハンドルで、みかけはロードレーサーみたいだけど、
タイヤはふとく ちいさい。ママチャリサイズだ。
泥よけがついていて、スピードをたのしむ自転車ではなく、
ゆっくり旅行するための機能が重視されている。
カバンはフロントバックをつけているだけだから、
近場の旅行かもしれないし、
宿泊施設をつかい、なんにちもかけて
はしっているのかもしれない。
タオルを頭にまき、規則ただしく足をうごかしているようすは、
いかにも年季のはいったベテランライダーだ。

わたしは、一條裕子さんの『自転車キャンピング』をよんで、
自転車をつかっての旅行が 自分にむいているとさとった。
自転車をこげばおなかがすくので、
土地の名物料理をたくさんたべられる。
自転車で移動するのだから、
バスや電車の時間や予約に気をつかわなくてもいい。
一條さんは、国内での自転車旅行や野宿をかさねたのち、
カナダのバンクーバーからアラスカまでの自転車旅行にでかけている。
一條さんの旅行スタイルや自転車とのむきあい方は、
肩のちからがぬけており、わたしにむいていそうだ。
優先順位をはっきりさせて、きめた目標にむかい
できるだけの労力をかたむけるところがかっこいい。

わたしは、彼女をみならって外国にでかけようと
いきさきをタイとマレーシアにきめた。
旅行の相棒として ランドナータイプの自転車を8万円でかい、
タイ南部のハジャイから マレーシアをめざしてスタートした。
でも、根性のないわたしは、道路をゆく車のおおさにくじけ、
ほんのなんにちか自転車をこいだだけで、
あとはバスをつかう ふつうの旅行にきりかえている。
自転車は、景色のいいところをはしるとたのしいけど、
そうでない場所では ガッツがなければつづけてはしれない。

あのランドナーのおじさんは、どこへむかっていたのだろう。
わたしはすぐにわが道をゆくひとが うらやましくなる。
わたしもあのひとみたいに、
淡々と足をうごかしつづけ、しらない土地をはしりたくなった。
そして、自転車と食欲をくみあわせようとした
旅行のスタートをおもいだす。
中高年となったいま、もういちど
ホームポジションにもどるときではないか。
リゾート滞在型にうつつをぬかそうとしていたけど、
自転車旅行の再チャレンジこそが いまのわたしにふさわしい。
目標にしているサンチャゴ=デ=コンポステラへの巡礼は、
自転車旅行をやりとげたさきにみえてくるだろう。

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2017年05月12日

ニューオーリンズ旅行のみやげばなしをきく

アルバイトさきのハーブショップへ。
きょうは、苗をそだてている農場のほうにいった。
3棟あるビニールハウスのなかに、たくさんの苗がならんでいる。
でも、きょうかきたいのは ハーブのことではなく、
休憩時間での おしゃべりについて。

音楽ずきなスタッフから、
ニューオーリンズ旅行のみやげばなしをきけた。
いきさきのニューオーリンズは、
もちろんジャズ発祥の地としてえらんだのだ。
ジャズに関心のあるひとむけのツアーに参加して、
音楽にゆかりのある場所をいくつかたずねたらしい。
でも、町にそれらしい雰囲気はなかったそうで、
もっと英語がはなせて、ひとりであるけたら、
またちがった旅行になっただろうにと、すこし残念そうだ。

このひとは、70歳以上なのに、こまめに外国旅行へでかけている。
「まえにベネチアへもいったそうですね」と水をむけると、
「ありゃションベンしに ほんのちょっとよっただけだ」なんていう。
外国旅行というと、ちからがはいりやすいけど、
このひとみたいに 気らくなまわりかたなら
いろんな景色がみえそうだ。
「ションベンしに よっただけ」なんて、
わたしもかるく口にしたい。

ブルースとジャズはどっちがふるいのかと、
べつのスタッフがたずねると、
「そりゃもちろんブルース」という。
ブルースは、アフリカからつれてこられた黒人奴隷たちの
うらみつらみの音楽が原点らしい。
わたしは、ブルースとジャズとソウルのちがいがよくわからないけど、
映画の『ブルース・ブラザーズ』をみてからは、
ブルースとは、ブルース兄弟のような生きかたをさすのだと
自分なりに納得した。
『ブルース・ブラザーズ』のサントラ盤を、
このひとはどう評価するだろうか。
『ブルース・ブラザーズ』は、シカゴを舞台にした作品であり、
シカゴと合衆国南部は距離がはなれているけれど、
ブルースとしてのつながりはふかいらしい。
そんな情報をウィキペディアからえると、
ますますわかったような気になる。
そういえば、フレドリック=ブラウンが そのものずばり
『シカゴ・ブルース』というタイトルのミステリーをかいていた。

「オーティス=レディングはブルースですか?」
とわたしがたずねると、
おどろいてことにそのひとは、オーティスの名前をしらなかった。
じつは、ブルースとオーティスをくっつけるほうが無理なはなしで、
オーティスは、ブルースというより
ソウルミュージシャンにあたるらしい。
ブルースファンがオーティスをしらなくてもせめられない。
わかったような顔がしたくて、
わたしがしっている知識を総動員するものだから、
はなしがややこしくなる。

ニューオーリンズといえばナマズ料理だ。
背のびしないで 旅行ちゅうのたべものについてきくと、
はなしが正常にもどった。
でかい肉をたべているようで、あまりおいしくなかったそうだ。
無理して音楽の話題についていこうとするより、
身のほどをわきまえ、自分の関心ごとに話題をしぼったほうがいい。

posted by カルピス at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

人生のさいごに どこへ旅行するだろう

テレビ番組の「旅サラダ」で
フィリピンのボホール島をとりあげていた。
ついこのまえ旅行した土地なので
家族にもみてもらえたらと録画する。

番組の構成をしらなかったけど、
ボホール島が紹介されるのは、
番組のいちばんさいごのコーナーで、
それまでずっと ボホール島とは関係ないはなしが
たくさんのCMをあいだにはさんで延々とつづく。
録画なのではやおくりしたものの、
なまでみていたら かなりいらいらさせられただろう。

ようやく番組がボホール島にたどりつくと、
まずはチョコレート・ヒルを見物し、
つぎが 空中にはったロープのうえを
自転車で移動する「バイク・ジップ」、
そんなにかわいくない気がする メガネザルのターシャと、
ボホール島の定番スポットをとりあげている。
「バイク・ジップ」以外は どれもじっさいにたずねた場所であり、
ついこのまえみた景色が映像でながれるは、なんだかへんなかんじだ。
さいごにリゾートホテルでくつろぐようすと、
船でたのしむバーベキューランチ、
そしてスキューバダイビングが紹介される。
わたしはリゾートホテルにとまらなかったし、
海でもあそんでいないので、
せっかくボホール島にいきながら
ずいぶんもったいない旅行におもえてきた。

ネットで検索すると、
「地球バス紀行」も1年まえにボホール島をとりあげている。
わたしはタクシーをかしきって各地をまわったけど、
外国人観光客がのらないローカルバスでの移動は
旅のエッセンスにあふれていて、これはこれでうらやましい。
短期間の旅行でも、1〜2日をバス旅行にあてればいいので、
「地球バス紀行」のまねはできる。
リゾートホテルでくつろぐ旅と、ローカルバスをのりつぐ旅。
どちらも それぞれ魅力がある。

人生さいごにたべる食事は、
一流レストランのフルコースよりも、
おにぎりにみそ汁といった
ソウルフードをあげるひとがめずらしくない。
わたしがさいごにでかける旅行は、国内はべつとして
外国ならアジアの国々になるような気がする。
たとえば余命3ヶ月を宣告されたとき、
12時間かけてヨーロッパへいく元気は
あまりのこっていないのではないか。
ついた時点でヘロヘロになり、かえってこれないのはこまるし。
その点アジアはなんといってもちかい。
タイで6時間、フィリピンなら4時間半だ。
おてがるな場所をさいごの旅行さきにえらび、
雰囲気にひたるだけでごまかすのは、
中途半端なわたしの人生にふさわしい旅かもしれない。
理想の旅スタイルが ようやく確立されたとおもったら、
さいごの旅行だった、というのもわるくない。

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2017年03月13日

良心的だったJAL国内線のはらいもどし

せんじつのセブ島旅行では、
帰国するときのフィリピン航空が 2時間半おくれたために、
予約していたJAL国内線の伊丹ー出雲便にのれなかった。
すこしぐらいおくれてもいいように、
余裕をもって予約していたけど、2時間半もおくれると、
どうしようもない。

のれなかった便の料金を、はらいもどししてもらえるかもしれないと、
関西空港についたときに、「遅延証明書」をだしてもらった。
いったんしはらったお金は、そうかんたんにはもどらないだろうが、
だめもとでやる価値はあるだろう。
3日まえに、JAL国内線へ連絡をいれる。
はじめは担当課でないところへメールをおくったため、
ここでは対応できないと、べつの部署を指示された。
そこへ電話すると、すこしの音声ガイダンスだけで すぐにつながり、
遅延証明書があればキャンセル料なしではらいもどしするという。
きょうFAXで遅延証明書をおくったら、
すぐにうけとったむねの連絡がある。
クレジットカードへはらいもどしするために、
じっさいにふりこまれるのは1〜2ヶ月かかるので
ご了承ください、とのことだ。
すばやくて 好感のもてる JAL国内線の対応だった。

しかし、あとからかんがえてみると、
わるいのはJALではなく、
2時間半おくらせたフィリピン航空のほうだ。
JAL国内線にはまったくおちどがないのに、
遅延証明書があればはらいもどすなんて、
なぜそんなに弱気なのだろう。
のりつぎ便にまにあわなかったのだから、
はらいもどしをすべきは、フィリピン航空ではないか。
もしかりに、日本から出発するときに、
JAL国内線の不手際で、関空につくのがおくれ、
フィリピン航空にのれなかったら、
つぎの便にきりかえたり、
のれなかった便のお金をはらうだろうか。
交渉力がとわれそうだ。

飛行機がおくれた場合の正確なとりきめはしらないけど、
JAL国内線がすんなりお金をかえしてくれるのは、
とても良心的な対応といっていいだろう。
セブ島の空港で2時間半またされたときには、
ハンバーガーとのみものがくばられた。
ないよりもましだけど、常習犯的なおくれに
その程度のおやつで つきあわされたくはない。
かといって、ちゃんと飛行機がとんだのだから、
航空会社のおちどは たいしてせめられない気もする。

わたしは「H.I.S」でフィリピン航空のチケットをかっており、
飛行機にのれなかった場合は、
旅行会社との交渉になるのかもしれない。
旅行保険の適応もありだろうか。
飛行機がおくれたときの対応は、
自分がそんな目にあわないと、なかなか学習できない。
今回は、JAL国内線の良心的な対応にすくわれた。

posted by カルピス at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

フィリピン旅行の必需品はセンぬきかも

ちょっとしたきっかけで、
1ヶ月半のあいだ 酒をのまなかった。
1月9日におめでたい式があり、
そのおいわい気分をひきずって
夜ねるまえに ちょっとおおめにのんだら、
つぎの日にふつかよいでくるしむ。
しばらく酒をのまないでいようかと、
かるい気もちで酒をやめてみたら、
あんがいかんたんに1ヶ月半がすぎた。

わたしの場合、ねるまえにのむ酒なので、
どうしてもつぎの日にのこりやすい。
たいした量をのんでないのに、ふつかよいになるのは、
そしてそれをくりかえすのは、
どうかんがえても時間のむだだし、
朝まで酒がのこっていたら、仕事にもさしつかえる。
酒をやめていた1ヶ月半は、たいして酒がほしいとおもわなかった。
単純に、習慣からのんでいるだけなのだ。
酒をのまなくてもねむれるし、朝の目ざめもここちいい。

また酒をのみはじめたのは、セブ島旅行がちかづいたからで、
どうせ旅行さきでのむのなら、
からだをならしておいたほうがいいだろうと、
出発の2日まえに赤ワインをのむ。
旅行さきでよっぱらっては、トラブルをまねきやすいと、
酒をのみはじめる理由は いくらでもある。
赤ワインにしたのは、夕ごはんがこってりした料理だったので、
赤ワインにはいっているという、ポルフェノールに期待したからだ。
これもまた、酒を再開するにあたり、理屈をこねただけだ。
酒はよくないけど、これは薬だからと、
ボトル半分の赤ワインをのんだら、かるいふつかよいになる。
自分のおろかさがいやになった。

セブ島では、けっきょくビールしかのまなかった。
フィリピンのビールといえばサン・ミゲルで、
日本から酒にからだをならしておいたおかげか、
よっぱらうこともなく、ひるまからおいしくいただく。
なぜか ビンいりよりも缶のサン・ミゲルはたかく、
それにビンいりのほうがおいしい気がしたので、
セブン-イレブンでビンのサン・ミゲルをかい、
ホテルのフロントでセンをぬいてもらった。
フィリピン旅行にかかせないのは、
水着でもビーチサンダルでもなく、センぬきだった。
今回の旅行でわたしがえた、とぼしい教訓のひとつだ。
ガイドブックにはみかけなかったので、
もしかしたら あんがい有益な情報かもしれない。

posted by カルピス at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする