2018年02月21日

もっといい加減に巡礼をきめてもいいのでは

せんじつの記事に、しりあいの女性が
サンチャゴ=デ=コンポステーラ巡礼にでかける、とかいた。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/456796096.html?1519217268
あれからときどき、なぜわたしは
彼女といっしょにいこうとしないのかをかんがえる。
わたしはほんとうにサンチャゴ巡礼をする気があるのか。

このはなしがでたあつまりに、わたしの職場の理事長もいて、
わたしがむすこへのしおくりを理由に
「いまはまだいけない」というと
「お金なら法人からかしますよ」と
わたしをたきつけた。
従業員があそびで巡礼へいくお金をかしてくれるなんて、
ありえないほど すばらしい職場であり理事長だ。
わたしが巡礼であるいている2ヶ月のあいだ、
職場はひとのやりくりにこまるだろうに、
ためらいなくそんな提案をしてくれる。
理事長は冗談でいっているのではなく、
わたしが「じゃあお金をかしてください」といえば、
すんなりとおるのはわかっていた。

100マイルマラソンに出場するとか
北極点をめざそうという場合は、
長期計画が必要だろうけど、
巡礼の旅ぐらいなら、いきおいでやったほうがいいのでは。
友人がいくといったら、「じゃ、おれも」、
というのりのほうが ただしいこころがまえであり、
かんがえないぶん 実行にうつしやすい。
何年も準備をして、お金をためて、装備をそろえて、
なんてやっていると、どうでもいい欲がいろいろくっついてきて
じっさいのうごきがにぶくなる。
すこしまえの今日のダーリンに、糸井さんが
(まえは)なんかの関係だとか仕事だとか用事だとかの境目が、
もっといい加減だったなぁとつくづく思います。

とかいている。
ここは由布院です。
(中略)なにかのときに「じゃ、ぼくも行きます」と言って、
それが本当になってしまったのです。
昔はよくこういうことがあったなぁと思い出します。
中国に行ったのも、北極圏に行ったのも、こんな感じ。

なんだかんだと いきにくい理由をかんがえていると、
からだはどんどん歳をとっていくし、
親の介護が必要となり、2ヶ月も家をあけられなくなるかもしれない。
いちばんうごきやすいのは「いま」なのだ。
機が熟すのをまつ、というかんがえ方もあるわけだけど、
「仕事だとか用事だとかの境目が、もっといい加減」
でもいいわけで、
この意味を、職場の理事長は ただしく理解している。
とはいえ、やっぱりおれ、いきます、とは
いまさらいいにくいなー。

posted by カルピス at 21:44 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月10日

サンチャゴ巡礼にうごきだしたわたしの師匠

わたしがあるくのをすきになったのは、
師匠としてあがめている ある女性の影響だ。
きのうはひさしぶりに彼女とおしゃべりした。
きょねんあったときに、
サンチャゴ=デ=コンポステーラ巡礼を話題にだしたら
彼女はつよい関心をしめし、あとからネットでしらべたという。
で、きのうまたサンチャゴ巡礼についてたずねたら、
こんどの5月にいこうとおもう、というからおどろいた。
すごくうごきがはやい。

2ヶ月で1600キロをあるくという、
サンチャゴ巡礼の魅力はたしかにあるけど、
けしてそれだけではなく、
きょねんの秋に、仕事がちょうどひとくぎりついたと
自分で納得できたのがおおきかったという。
それから職場にやめるはなしをなんどもだして
さいきんやっと了解までこぎつけたそうだ。

わたしは話題としてあちこちで
サンチャゴ巡礼のはなしをするけど、
まだまだ漠然とした予定でしかない。
むすこへのしおくりがあと2年、
そして旅行資金をためるために1年はたらくとして、
はやくても出発は3年さきになるとかんがえている。
そんなノロノロとしたわたしなんかとちがい、
彼女はさっさと行動にうつしていく。

クツやリュックはもうめぼしをつけているという。
雨の日にあるく場面を想像すると、
どんなクツにするのかはすごくだいじだ。
リュックのサイズをたずねたら、
30リットルにおさまる荷物におさめるそうだ。
サンチャゴ巡礼の写真をみると、
もっとおおきなリュックをせおったひとがおおい。
それを30リットルにおさえようとすると、
かなり禁欲的な選択が必要になるだろう。
わたしだったら、パソコンと電子書籍末端、それにスマホと、
ずるずると荷物がふえるだろうけど、
彼女は基本的にそうした器具はつかわないひとなので、
30リットルにおさめるパッキングができるのだろう。

旅行はかんがえたらできないと、宮田珠己さんがかいている。
何のために、なんて考えていると、旅はいつまでたっても始まらない。意味を考える前に計画をたて、結論が出る前に出発してしまう。これが大切である。『だいたい四国八十八ヶ所』(宮田珠己・本の雑誌社)

かんがえていると、ほんとうに いつまでたっても出発できない。
あとのこと、さきのこと、将来のことは とりあえずほっておく。
彼女は老後のことなんて心配していない。
手にするお金の範囲でくらしていけばいいとおもってます、
と彼女はいった。
あるくだけでなく、彼女は人生の師匠でもある。

posted by カルピス at 17:10 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

人力車による鈴木悠司さんの旅におどろく

NHK-FMの「ちきゅうラジオ」をきいていたら、
人力車で世界をまわっている
鈴木悠司さんがはなしをしていた。
鈴木さんは、仲間3人と、中国からインドまで
人力車をひっぱって旅行している。
http://suzukiyuji.jp/
ことしの3月から、こんどはモロッコにでかけ、
ヨーロッパ各地をまわる予定だという。

旅がすき、かわったことがすきを、どこまでもひろげてゆく。
なぜ人力車なのかはよくわからないけれど、
おもしろそうだから、を理由に、
ガンガン実行していくエネルギーにおどろく。
人力車は飛行機にのせられないので、船ではこんだという。
外国へゆき、土地のひとを人力車にのせてたのしんでもらう。
そのためにわざわざ人力車をもっていくわけで、
外国にもあるリキシャとかサムローなどにくらべ、
はるかに洗練された人力車をみたら、
外国のひとは、日本文化のうつくしさに感心してくれるだろう。
でも、鈴木さんたちの荷物のことが気になった。
人力車は、ひとをのせるので、荷物はつめない。
あんがいひとをのせるまでは、自分たちの荷物をつんでいるのかも。
島根県の出雲市出身の冒険家、永瀬さんは、
リヤカーでの徒歩旅行というスタイルをあみだした。
鈴木さんは、リヤカーよりも、
もっとあそびの要素を人力車にこめている。
写真をみるかぎり、鈴木さんたちは
飛脚みたいに身がるな服装で
たのしそうに人力車をひいている。
サイコーのあそびといえるかもしれない。

「いちばん印象にのこったことは?」
の質問に、
タイのメーホンソンで、首長族のひとたちを
人力車にのせたことだとこたえていた。
ふつうなら、首長族のひとは、ひとからおどろかれる立場なのに、
このときは、人力車にのり、おどろいてくれたのだそうだ。
メーホンソンというと、わたしがこのまえ旅行したパーイから、
さらにミャンマーの国境にむかった山のなかにある。
パーイに車でいくのでさえ、車よいしてくるしむのに、
そこまで人力車をひっぱっていくなんて、ほんとにすごい。
自転車や、あるいての旅行でさえたいへんだとおもっていたら、
ひとをのせ、よろこんでもらうために、
わざわざ人力車をもっていくという発想におどろく。
まったく、けたはずれのひとがいるものだ。

posted by カルピス at 22:11 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月02日

旅行の最後の日に、テレビっ子になってしまう(旅行12日目)

バンコクへの飛行機は、夜9時まえに出発なので、
きょうのひるまは まるまる観光につかえる。
でも、ホテルの部屋にあるテレビをなにげなくつけたら、
NHKの番組がやっており、旅行ちゅうの身なのに、
あっという間にテレビっ子になってしまった。
もちろんNHKだけでなく、
ほかにもサッカーのリーグがいくつか放映されている。
名ゴール集など、いつまでみてもあきない。
NHK-BSでは『風雲児たち』をやっていた
(みなもと太郎:原作・三谷幸喜:脚本)。
さすがにじょうずにつくってあって、
ベッドにねそべったまま ズルズルと最後までみてしまった。
自分からせっかくの旅行を手ばなし、
日常生活にもどってしまった。

日常ついでに「デイリーポータルZ」をとりあげると、
きのうアップされた記事、
「無人島に持って行くものを無人島で披露する」
http://portal.nifty.com/kiji/171230201617_1.htm
がおもしろかった。
定番の話題を、じっさいに無人島へでかけてたしかめる、
というのがさすがにデイリーポータルZだ。
「ひとつだけ」のルールを無視して
いくつもの道具をもっていくひとや、
デジカメをえらぶひとなど、
いざとなったら、あんがい人間はへんなことをする。
いまのわたしだったら、きっとキンドルをえらぶだろう。
キンドルにたくさん本をダウンロードすれば、
とうぶんヒマはつぶせる。
その島に水や食糧があるかどうか、
かんがえだすときりがないので、シンプルにかんがえた。

旅行がらみの話題では、タイでよくみかけるイレズミについて。
タイにはいたるところにタトゥーをほどこすお店があり、
欧米の旅行者は、あまり、というか、ほとんど抵抗がないようで、
すごく気がるに模様をいれ、すこしもかくすようすがない。
女性でもごくふつうにタトゥーをほどこしている。
なかには子どもにもイレズミさせている親がいる。
外国のサッカー選手には、タトゥーをいれているひとがおおいけど、
スポーツ選手にかぎらず、タトゥーへの関心はたかいようだ。

きのうマッサージにいったお店は、お寺の敷地内にあり、
イレズミをしたお坊さんさんがすわっていた。
お坊さんのイレズミをみて、わたしはものすごく腑におちた。
イレズミは、ヤクザのしるしではなく、
ありがたいおまじないなのだから、
男だろうが女だろうが、老人や子どもでも抵抗がない。
宗教や文化の表現としてのタトゥーであり、
ヤクザとはまったく関係がない。
そもそものスタートからして日本とちがうようだ。
アジア系の観光客でも、タトゥーをいれているひとをみかける。
抵抗があるのは日本人くらいなのだろうか。
いまのわたしは、タトゥーをいれようとはおもわないけど、
タトゥーをしているひとをみかけても、
ひとつの表現法として あたりまえにうけとめている。

posted by カルピス at 16:05 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

すべてのネコがしあわせな一年でありますように(旅行11日目)

ゆうべは、夜おそくまで花火があがり、
パーイは年こしのイベントでもりあがっていた。
お正月が、タイのひとにどんな意味をもつのかよくわからないけど、
元旦のきょうも、いきつけの食堂はひらいているし、両替もできる。
交通機関(チェンマイへの車のことだ)はふつうにうごき、
旅行するぶんにはあまりこまらない。
ただ、すごい数の観光客が
パーイをおとづれているのはたしかなようで、
パーイ近郊の観光名所は、車がたくさんとまり、
おみやげやさんは観光客でいっぱいだ。
あけましておめでとうございます。

チェンマイにもどってみると、
こっちはお正月をむかえ、かえってしずかになった。
一週間まえは、道路をわたるのがたいへんだったのに、
きょうはあっけないぐらいかんたんにむこう側へいけた。
食堂や屋台の値段は、パーイのほうがかえってたかいようで、
鶏もものカラアゲが、パーイでは50バーツするのが、
チェンマイでは35バーツでかえる。
パーイの物価は、観光客むけにたかくなっており、
チェンマイにもどってみると、あれだけさわがしくかんじていたのに、
車がすくなくなると、しずかで、物価はやすく、すごしやすい。

何日かまえに、大晦日の紅白歌合戦と、
元旦のサッカー天皇杯を録画してくれと、
帰省しているはずのむすこにたのんだら、
1月6日にもどるのでムリ、と返事がきた。
わたしの留守ちゅうのネコの世話もあてにしていたのに、
わたしが家にもどるのとあわせるように、
むすこもかえってくるとは 気のきかないやつだ。
欅坂46と、SHISHAMO、それに安室奈美恵が
どんなふうに紅白でうたうのかみたかったのに。
NHKの番組だから、きっと動画は素直にあがってこないのではないか。

チェンマイのホテルにはいり、近所のマッサージへいくと
日本人のお客さんが5,6人きていた。
ここはお寺の敷地にあるマッサージ店で、
ふつうタイ式マッサージが1時間200バーツのところ、
150バーツとなっている。
やすくても腕はたしかで、
パーイにいくまえにここでほぐしてもらったら、
フルマラソンのつかれで、足をひきずってあるいていたのに、
つぎの日はふつうにあるけるまで回復した。
きょうは 背中と肩のマッサージをおねがいした。
ひとによって、多少ちがいはあるけど、
タイのマッサージはレベルがたかく、
わたしの経験では3人に2人は、満足のいくサービスをうけられる。
がんこな左肩のこりはなかなか解決されなかったけど、
ほぼ毎日マッサージをしてもらえ、しあわせな休暇だった。

まわりが正月らしくないので、
わたしもきょうが元旦といわれても、なんだかしっくりこない。
年末・年始がにが手なわたしは、
こんなふうに外国で年をこすと すごく気がらくだ。
パーイは、お正月やすみにタイのひとがおとずれるような町で、
わたしは わざわざ混雑をめがけてたずねた形となった。
パーイは2,3日にとどめ、あとはチェンマイですごすのが
冬やすみの滞在として正解かもしれない。
ぜんぜんお正月らしくないけど、
一年のスタートとして あえてひとこというと、
すべてのネコがしあわせな年でありますように。

posted by カルピス at 20:39 | Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする