2017年07月01日

草のなかでそだっているのは たぶんイネ

田んぼのみまわりへ。
こんかいは、イネらしい株を「発見」した。
等間隔に泥団子をまいたにしては、ふぞろいだけど、
おそらくこれはイネだ。
たぶんイネ.jpg
ただ、まわりの草のいきおいにまけ、おおきくそだてないみたいだ。
むかしの米づくりは、草とりがいかにたいへんだったかと、
よく苦労話をきかされた(いまは農薬をあたりまえにつかう)。
たしかにこれだけ草にうもれると、
イネだけにそだってほしいとねがうのは 虫がよすぎるだろう。
福岡正信さんの自然農法では、
レンゲによって草をおさえるというけど、
レンゲだけでそう うまくいくものだろうか。
わたしの田んぼにも、きょねんの秋にレンゲをまき、
春さきにはレンゲが花をさかせた。
種もみのはいった泥団子をまいてから、
草刈機でレンゲをかったけど、
そのあとはえてきた雑草に田んぼはおおわれている。
田んぼには、水をはっているので、
水によわい草はかれる、というのが水田のよさといわれるけど、
いまの状態でイネが草にまけずそだってくれるのか、
はなはだこころもとない。
とはいえ、手で草をとっていたら、時間がかかりすぎる。
ひとの手をくわえなくてもそだつからこそ自然農法というのだ。
きょうのところはどうしようもないので、
そのまま水をはったまま しばらくようすをみたい。

ちかくにある畑へいくと、
1ヶ月まえにうえた夏やさいの苗がそだっていた。
雨がすくない1ヶ月だったので、よく生きのびてくれた。
ただ、かれないで生きのこっていた、
という状態で、おおきく成長したという意味ではない。
サツマイモは、苗のときからほとんどおおきさがかわらない。
そんななか、ズッキーニだけがげんきそうだ。
ズッキーニ.jpg
畑もだいぶ草がはえてきてたけど、
本格的な草とりをするげんきがなかったので、
ほんのすこしウネにはえている草をとっただけで、
畑のみまわりをおえる。
「自然農法」という名を理由に、
これだけ手ぬきの野菜づくりでは
うえられた苗たちの 苦戦を報告するだけになる。
だれにでもできる自然農法の野菜づくりには、
どんな野菜をえらべばいいのか まだよくわからない。

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2017年06月10日

どれがイネなのか、まだわからない

いっしょに田んぼに種もみをまいたしりあいから 電話がかかってきた。
芽がでたかどうか、心配してくれる。
わたしが田んぼをみても、どれがイネなのかよくわからないので、
これまで連絡をひかえていた。
きょうは、そのしりあいにもみてもらおうと、
いっしょに田んぼへでかける。

結果からいえば、イネがそだっているかどうかを、
きょうも確認できなかった。
これまでの失敗でこりており、こんかいは
種もみいりの団子を一定間隔でまいていったのに、
それでもどれがイネで、どれが雑草なのかわからない。
団子をまいたのが、5月3日なので、もう5週間すぎている。
イネには葉耳・葉舌とよばれる
ヒゲみたいのがはえているけど、ヒエにはない。
と、知識としてはしっていても、
いざ田んぼにはえている植物をみると、
ヒゲのようでもあり、ヒゲでないようにもみえる。
けっきょく、もうすこしようすをみようと、
田んぼをあとにする。
ようすをみるといっても、なにもすることはないのだけど。
イネのようなヒエのような.jpg
【イネのようなヒエのような】
つぎに、ふたりで畑にむかった。
せんじつうえた夏やさいの苗がかれずにそだっているかの確認だ。
雨がなんどかふったこともあり、
どの苗も、ちゃんといきのこっている。
つぎに、ニンニクを収穫する。
きょねんの10月にうえたニンニクが、
かれはじめているので、そろそろぬいてもよさそうだ。
ちょっとちからをこめて茎をひっぱると、かんたんにぬけた。
ぬけたのではなく、おれたのかとおもった。
それくらい、抵抗がちいさい。
茎のさきには、ほんのちいさなかたまりがついている。
しらないひとがみたら、
これがまさかニンニクだとはおもわないだろう。
肥料もやらず、草とりもしなかったとはいえ、おどろくほどちいさい。
タマネギも、ピンポン球よりちいさなのしかできなかったけど、
ニンニクもまたそうとうなものだ。
ニンニクの収穫.jpg
そんなささやかなニンニクなのに、
もってかえろうと、車につむと、
すごいにおいがたちこめてきた。
ちいさくてもさすがにニンニクで、
料理につかえば そうとうなかおりを まきちらしてくれるだろう。
ただ、あまりにもちいさいので、
いっかいの料理にひとたまぜんぶをつかい、
すぐにたべおえてしまいそうだ。

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2017年05月27日

田んぼと畑へ

田んぼと畑へ。
田んぼでは、用水路から田んぼに水がはいっているかを確認する。
ほんのすこしの水が田んぼにながれており、
これからじばらくお天気がつづきそうなので、
このままでいいだろうと、ほっておく。
5月3日にまいた種もみは、芽をだしただろうか。
田んぼにはいろんな草がはえており、
稲のようなのもあるけど、雑草かもしれず、と
けっきょくよくわからない。
そうならないように、ことしは一定の間隔で
種いりの粘土団子をまいたつもりなのに、
これではきょねんとかわりない。
170527田んぼ.jpg
【草をほったらかしている田んぼ】

畑では、ズッキーニ・ナス・ピーマン・ミニトマトの苗を
1本ずつうえる。それとサツマイモの苗(紅あずま)を10本。
ごくささやかな数しかうえないのは、
田んぼに手をとられて、畑にはあまり時間をかけられないのが
わかっているからだ。
畑は(田んぼも)自宅から10キロの場所にあり、
週にいちどくらいしか顔をだせない。
こまめに世話をし、毎日収穫しなければならない野菜は、
はじめからあきらめた。
畑のウネは、雑草がおいしげっていたので、
カマをつかっておおざっぱにとりのぞく。
苗をうえるのに、ウネをたがやしたり、
肥料をいれたりはしない。
移植ゴテで穴をあけ、そこにかってきた苗をいれるだけだ。
げんきよくそだっている草をみると、
野菜の苗だけ肥料が必要なのは おかしいとおもえてくる。
その野菜にピッタリの環境であれば、
肥料や草とりをしなくても 雑草のように
おおきくそだってくれるはずだ。
170527ズッキーニ.jpg
【草でおおったズッキーニの苗】

苗をうえたあと、ジョウロで水をやる。
そのままほっておくと 苗がかれてしまうので、
かりとった雑草をあつめて苗のまわりをおおう。
草マルチといって、雑草がはえたり 土が乾燥するのをふせぐためだ。
しょっちゅう水やりにくるわけにいかないので、
基本的には このまま収穫までほっておく。
こんなやり方で野菜がうまくそだつだろうか。

わたしがみるところ、野菜づくりをするひとのおおくは、
手をかけるのがすきで なにかと世話をやきたがるひとがおおい。
わたしは反対に、できるだけなにもせず、
野菜や土地のちからでそだってほしいとおもっている。
まだみきわめがうまくいかず、野菜のちからをひきだせないので、
ほとんどの野菜は わずかな量しか収穫がない。

きょうは日中の気温が22℃と、まだすずしかったけど、
これからあつくなると 夕方しか畑しごとができない。
田んぼはともかく、畑はできるだけ家のちかくにあったほうがいい。

posted by カルピス at 20:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

米づくりでは なぜ種まきではなく 苗をうえるのか

田んぼにいって草かりをする。
田んぼのなかではなく、まわりの草かりだ。
このまえ種もみいりの団子をまいてから10日たった。
そのあいだ、適度に雨がふり、気温もあがっている。
田んぼをみると、稲とおもわれる芽がでている。
ほんとに稲ならいいけど。

このまえ種もみいりの粘土団子をつくっているとき、
手つだってくれたひとにたずねられた。
「麦をつくるときは 畑にちょくせつ種をまくのに、
 なんで米はこんな団子をつくるの?」
そういえば なんでだろう。
種もみをそのまままくと 鳥や虫にたべられるといわれるので、
わたしは種のはいった粘土団子を田んぼにまいている。
わたしだけでなく、日本でおこなわれている直播栽培のほとんどは、
種もみをいったん団子状にしてから田んぼにまいている(はず)。
でも、麦は畑に種をまいてつくるのだから、
稲だっておなじやり方ができるのではないか。
鳥にたべられないためには、種をまいたあとで土をかければいい。
麦をつくるときのように。

アメリカでは、どうやってお米をつくっているのだろう。
ネットをみると、有名なカリフォルニア米は、
水をはった水田に、飛行機で種をまいている。
とくに土をまぶしたりはしないで、種もみをそのままばらまく。
アメリカは雨がすくないので、田んぼに水をはったまま
水田としてはたもたないだろうとおもってたけど、
種まきのときからずっと田んぼに水をはってそだてるのだという。
収穫は小麦とおなじように、
めちゃくちゃおおきな機械でかりとっていく。

日本では、大規模でしられる八郎潟でも
飛行機による種まきはせず、ほかの地域とおなじように
田うえによる米づくりだ。
アメリカのように、飛行機で種をまけば、
圧倒的にはやくすむけど、それだけ無駄もおおいはずだ。
よほど規模がおおきくないと、飛行機はつかえないかもしれない。

わたしがかりている田んぼは、7アール(20m×35m)しかない。
しかし、たった7アールでも、機械をつかわず
手で田うえをしようとすれば ものすごく時間がかかる。
種もみを直接まいたほうが、ずっと楽なのに、
米つくりというと、田うえとセットになっているのが
わたしには不思議でしょうがない。
それほど田うえは、安定した収量をえるのに、
てきしたやり方なのだろう。

苗をうえるより、種まきのほうが
原始的でかんたんそうにおもえるけど、
じっさいには苗をうえたほうが お米をつくりやすい。
稲作は、スタートしたときから苗うえとセットになっていた、
という説を本でよんだ。
おそらく、この説はただしい。
この本により、わたしのなかで 稲作の起源は すでに決着がつき、
照葉樹林文化や、縄文時代へのロマンはもうない。
いまわたしが直播栽培にこだわっているのは、
福岡正信さんがとなえられた自然農法を
自分でもためしてみたいからだ。
ひとが余計な手をださなくても、自然が稲をそだててくれるはずで、
わたしは できるだけしずかに 稲の成長をみまもりたい。

posted by カルピス at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月04日

自然農法による 3どめの米つくり

田んぼに種もみをまく。
自然農法による直播栽培なので、
田うえをせずに、田んぼに直接 種もみをまくやり方だ。
ふつうなら、トラクターであらおこしをして、
そのあと水をはり しろかきするところを、なにもしない。
原っぱのような田んぼが きょうの舞台だ。

まず、田んぼの土と種もみをまぜあわせた団子をつくる。
一粒ひとつぶの団子をつくるのはめんどうなので、
はじめはほそながい団子、そう、ウンコみたいな形にのばした。
すこしそれがかわいてから、ちいさなかたまりにちぎっていく。
この方法がただしいかどうかはわからない。
でも、やっていると、これ以外にやりようがないので、
3年間、おなじやり方をくりかえしている。
うんこ状の種いり団子.jpg
いままではひとりでずっとやってきたけど、
今回は、興味をもってくれるしりあいをさそって
いっしょに仕事をすすめた。
麦は種いりの団子なんてつくらず 畑へちょくせつ種をまくのに、
なんで稲はそうしないのだと たずねられた。
そういえば、ほんとにそうだ。なぜだろう。
鳥や虫にたべられてしまうから、とこたえたけど、
なぜ麦ではできて、稲だとできないのか、
わたしもよくわかっていない。
種いり団子.jpg
できあがったサイコロ状の種いり団子を
ひとつぶずつ田んぼにおとしていく。
きょねんとおととしは、花さかじいさんみたいに、
パラパラと団子を田んぼにばらまいた。
らくだけど、これだと 芽がでてきたときに、
どれが稲で、どれが雑草なのか わかりにくいい。
そこで、ことしはロープをはって、
等間隔に団子をおとすことにした。
種いり団子の数と、田んぼのひろさから、
おおざっぱに計算して50センチ×100センチの間隔をわりだす。
計算とはよべないような「超計算」だけど、
不思議にぴったりまきおえたので、
どうやら計算があっていたみたいだ。
花さかじいさん方式だと15分でまきおわるけど、
ロープにそって ひとつぶずつおとしていくと、
ふたりで1時間半かかった。
田うえにくらべると はるかに簡単とはいえ、
腰をかがめながらの仕事は けっこうきつい。
でも、ものすごくこころもとない花さかじいさん方式よりも、
たしかな手ごたえがある。
豊作の予感だ。
稲がたわわにみのった田んぼを あたまにうかべる。
種まき.jpg

posted by カルピス at 12:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする