潔さんのところに子ネコ(キヨシ)がかえってきた。
http://www.moae.jp/comic/yomawarineco/751/1
潔さんのむすめ(敦子)が、キヨシを東京へつれてかえったけど、
なにもたべなくて、点滴をしてもらったという。
このままずっと点滴というわけにいかないから、
また潔さんのところへキヨシをもどしにかえってきた。
潔さんは、むすめに頭をさげてたのむ。
自分になにかあったときは、
敦子に 俺のあとを頼むわけにはいかないだろうか・・・
敦子さんは「あーあ」とため息をつきながら
「猫に持参金つけてよ!」と冗談めかしていう。
キヨシのかわりに潔さんをなぐさめようと、
家にのこっていた子ネコ(帽子)は、
自分の役目がおわったと、さみしそうに家をでていこうとする。
そんな帽子に潔さんは声をかける。
帽子!おまえ兄さんなんだから教えろよ
エサはちゃんと食えって
帽子にスリスリするキヨシ。
「・・・・はい!」と
うれしさに胸をあつくして 帽子はこたえる。
こうして潔さんの家に、キヨシと帽子という
2匹の子ネコが同居することになった。
わたしがねがっていたとおりの大団円だ。
いやー、よかったよかった。
老人がネコをかいはじめるときの、
これはひとつのやり方だろう。
自分にもしものことがあったら、
ネコの世話ができる家族なりしりあいにたのんでおく。
老人だからといって、ネコをかいはじめてはだめ、
なんて頭からきめつけるのはひどい。
だれだって、ネコといっしょにくらしたいのだから。