2018年06月11日

梅ぼしをつける

1キロ580円の梅を4キロかってきて、梅ぼし用につけた。
きょねんは梅をかうのがおそくなり、
1キロ1280円もする南高梅しか スーパーの棚になくてこまった。
そんなりっぱな梅である必要はないのに、
梅がなければつけられないので、しぶしぶ3キロかった。
その教訓から、ことしははやめに梅を確保する。
15年くらいまえから梅ぼしをつけるようになった。
梅ぼしをしこんでいる自分、というのがわたしはすきで、
いかにも勤勉に、ていねいに、
手をぬかないで生きているような気がしてくる。

梅をひとばん水につけ、朝になったらザルにあけておく。
梅酒づくりじゃないので、ヘタをとったり、
つまようじで穴をあけたりはしない。
おおきめの容器に梅をいれながら、塩をくわえる。
塩は、梅のおもさの20%にすると、カビがはえにくい。
さいごにおもしをのせ、ほこりがこないように
ビニール袋をかぶせて部屋のすみにおいておく。
おもしは梅の倍のおもさにすると、
はやく水がでてきてカビがきにくくなる。

一週間たったら梅をザルにあけ、いちにち日にあてる。
梅からでた水でシソの葉をあらい、
梅をしまうときにいっしょに容器にいれる。
そのまま一ヶ月おき、さいごに3日間 梅をほしたらできあがり。
魚柄仁之助さんの『元気食実践マニュアル』(文春文庫PLUS)
にのっているやり方だ。
以下の3点さえおさえておけば、まず失敗しない。

・容器をあらってからよく消毒する
・塩は梅のおもさの20%
・おもしは梅の2倍くらいあったほうが
 はやく水があがってカビがきにくい。

わたしは料理をつくるとき、レシピをまもれずに、
いいかげんなできあがりにしてしまう。
めんどくさい下準備は省略したり、
材料もあるものだけですませるので、
味とみかけがずいぶんちがう(たぶん)ものしかできない。
ただ、梅ぼしだけは、塩分とおもしくらいしか、
おさえるところがないので、わたしでもまちがえずにつくれる。

もうひとつ、めんどくさそうにみえるけど、
やってみたらかんたんなのが、ミソづくりだ。
大豆と塩とコウジをまぜればできあがり。
そのわりあいによって、あまくちだったり、
しょっぱかったりするけど、ひどい失敗作にはならず、
どうつくっても、それなりにおいしいミソができあがる。

今夜しこんだ梅は、5週間たてばたべられる。
梅ぼしは、もちろんスーパーでかえるけど、
へんにあまかったり、いろんなかくし味がはいっていたりで、
塩につけただけのふつうの梅ぼしは意外とみつからない。
自分でつけた梅ぼしがわたしはいちばんすきなので、
めんどくさがりながらも、なんとかつづけている。

posted by カルピス at 22:20 | Comment(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

えんどう豆あんパンを紹介する料理番組で、自由を手にいれる

仕事でクッキーをうりにでかけたら、
その部屋においてあるテレビで
「ひるまえクッキング」という料理番組をやっていた。
クッキーをテーブルにならべおえてから、
しばらくテレビの画面をながめていた。
つくっているのは、えんどう豆をつかったアンパンだ。
えんどう豆であんこをつくるわけで、
色あざやかなアンは、たしかにみばえがいい。

1 ロールパンにバターをたっぷりぬる
2 そこに、えんどう豆でつくったアンを
  これもまたたっぷりのせる。
3 パンを両手でおしつぶし
4 フライがえしをつかって、片面ずつフライパンでやきつける

つくっているのは、きっと有名な料理の先生で、
アシスタントの女性がさかんにヨイショしている。
でも、手でロールパンをおしつぶすところとか、
フライパンでやき目をいれるところなど、
全編をつうじて、かなり残念なみた目だ。
手をくわえていくにつれ、ますますヘンテコな方向へと料理がむかう。
できあがったアンパンをくちにいれると、
アシスタントの女性は、ゆたかなかおりを
とってつけたようにほめていたけど、
とてもこころからの声にはきこえない。
料理の先生がつくっても、
こんな不思議なしあがりのときもあるのかと、
わたしはふかく感心した。
あざやかな包丁さばきをみせつけて、とても素人はマネできないと
あきらめさせるのではなく、
これぐらいなら、自分でつくったほうがうまくいきそう、と
おもわせてくれる番組は あまりない。
どうでもいい料理を、みごとな手つきで
コジャレたおやつにしあげるのではなく、
いかにもむりやりにバターをぬり、
アンもまたギュウギュウづめにおしこむ。
まるで、厚化粧の女性が、
得意そうに料理をする 外国の番組みたいだ。
それを、初老の板前さん風の先生がやるのだから、
そのおおきなギャップを わたしはわるくないとおもった。

わたしは、自炊料理をいくらかはつくるけど、
とてもひとにたべてもらえるようなできばえにはならない。
レシピどおりにつくらないので、いいかげんな味つけだし、
うつくしくもりつけられないのが、
ながねんのコンプレックスとなっている。
でも、えんどう豆のアンパンづくりをみると、
肩のちからがぬけてきた。
有名な料理の先生でさえ、あんなしあがりにしか
もっていけないのなら、わたしがきれいにもりつけられなくても、
はずかしくおもう必要はない。

番組のおわりでは、えんどう豆アンパンのアレンジとして、
サバをはさんだたべ方も紹介されていた。
こちらもまた さらに傷口をひろげる 残念なできばえで、
ぜったいにやってみようとはおもわない。
戦前の日本人が西洋料理をまねたら、
おそらくこんなふうにヘンテコで、
料理オンチのできだったのではないだろうか。
偶然みかけた不思議な料理番組は、
まともな料理にからみとられていたわたしを、
自由で、どうでもいいよのスタート地点にまで もどしてくれた。

posted by カルピス at 21:53 | Comment(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

レトルトカレーが ルーでつくるカレーより よくうれるらしい

けさの朝日新聞によると、レトルトカレーのうりあげが、
ルーでつくるカレーをうわまわったという。
(民間調査会社インテージは)単身世帯が増えたことでルーを使って複数人分のカレーを作る機会が減っていいることが要因とみている。

カレーといえばおおきな鍋にたくさんつくって、
2,3日たべるものだったし、意外なものをかくし味につかうとか、
2種類のルーをまぜると、コクのあるカレーにしあがるなど、
いろんな技がつかれていたのに、
それがレトルトカレーでは、ひねりをくわえようがない。
たしかにわりやすでかんたん、それにおいしいとくれば、
わざわざルーでつくるよりも、
レトルトカレーにしたくなるかもしれない。
人間って、徹底的に楽をしたくなるいきものみたいだ。

なんにちかまえには、メンツユのうりあげが
へっているという記事があった。
 そうめんなど夏の定番メニューに欠かせない万能調味料の濃縮つゆの売れ行きがふるわない。共働きの増加などで料理に手をかけない世帯が増え、つゆでさえ使うのが面倒という傾向があるという。

「つゆでさえ使うのが面倒」というのがすごい。
わたしだって和風だしやメンツユをつかうし、
クックパッドにすがって、
すぐにつくれる料理をおしえてもらったりする。
これらはむかしなかった道具であり、
ふるい世代にいわせたら、わたしは楽をしすぎかもしれない。
手ぬきなのか、ちゃんとした料理なのか、
料理の基準をどこにおくかは、意外とむつかしい。
ギョーザを例にとると、冷凍ギョーザをあたためるだけ、
というひともいるだろうし、
皮はお店でかうけど、アンは自分でつくる、というひと、
ぜんぶ自分でつくるひと、など
どれもがギョーザを料理したといれるだろうか。
そして、平均的な食事もまた はっきりとはきめにくい。
孤食・個食など、家族でくらしていてさえ
世帯により、いろんなたべ方がフツーになっている。
どれがただしいかは、いまさらきめられない。

ずいぶんまえに、いまのわかいひとは、
ミカンの皮をむくのがめんどくさいのでたべない、
というのをきいておどろいたことがある。
ミカンだけでなく、くだもの全般がめんどくささから不人気だという。
めんどくさいにはかてないと、
すこしまえの記事にかいたけど、ほんとうに
めんどくさいくらい、おそろしい影響力をおよぼすものはない。
レトルトカレーがよくうれるのも、
メンツユがうれなくなったのも、
めんどくさいからだ。
めんどくさくないようにつくられたメンツユさえ
もはやめんどくさいというのだから、
楽をもとめる人間の欲望にはキリがない。
本をよむには、手間と忍耐力が必要なので、
メンツユさえうれない時代に
本なんかがうれるわけがないとおもう。
つぎはなにがうれ、なにがうれなくなるか、
わたしにはさっぱり見当がつかない。

posted by カルピス at 21:16 | Comment(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月05日

日本のパクチーブームを タイ人がおどろいているのに、わたしもおどろいた

けさの朝日新聞に、
「驚き 日本のパクチーブーム」という投稿がのっていた。
タイ人の大学生が、日本のパクチーブームを不思議がっている内容だ。
この学生は、バンコクで日本語を勉強しているそうで、
日本のニュースでおどろいたのが パクチーのことだったという。

 日本のパクチーブームを知ったとき、何かの冗談かと思ったが、調べるとパクチーのレシピがたくさんあり真実と分かった。(中略)パクチーはそんなにおいしいのかと考えさせられた。
 タイでは、パクチーはパセリのような料理の飾りで、苦手な人も多い。スパイシーサラダやスープ、ヌードルなどの料理に少しパクチーが入っているだけだ。(中略)
 タイ人は日本人ほどパクチーを食べないと思う。日本でこんなに人気があるのは、不思議で面白い。
(クワンチャノック・プラバーコーンサクン氏)

このひとは、じっさいに日本にいて
日本人とパクチーのつきあい方におどろいたわけではなく、
あくまでも情報として目に、
あるいは耳にしたパクチーブームだ。
日本人がたくさんの料理につかっていると、おどろいているけれど、
パクチーのレシピがたくさんあるからといって、
おおくの日本人がパクチーをたべているわけではないだろう。
たしかに以前とくらべれば、
パクチーはよくしられたハーブになったとはいえ、
いまもパクチーを苦手とする日本人はたくさんいる。
もしこの大学生が日本をおとずれたら、ニュースでいうほど
日本人はパクチーをたべないのをしり 安心するだろうか。
それとも、ニュースは正確に日本の状況をあらわしており、
日本人のパクチーずきは本当にタイ人をうわまわっているのだろうか。

日本では、タイ料理 イコール パクチーという図式があるのに、
本家本元であるタイのひとが

「パクチーはそんなにおいしいのかと考えさせられた」
「タイ人は日本人ほどパクチーを食べないと思う」

というのには、おどろいたし すごくおかしかった。
客観的に日本のことがみえないのとおなじように、
タイのこともあんがい、というか
ぜんぜんしらないのかもしれない。
とはいえ、
「タイ人は日本人ほどパクチーを食べないと思う」
は、とびきり意表をつく「ニュース」だ。
ほんとうだろうか。

わたしはパクチーがすきで、
とくにサッポロ一番塩ラーメンとの相性が
抜群だとおもっている。
タイのひとにも ぜひおしえてあげたい。

posted by カルピス at 22:30 | Comment(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月27日

なんちゃって主夫による日記みたいなグチ

職場からのかえりにスーパーでかいものをすませる。
夕ごはん3人分の材料代として、1740円つかった。
きのうしりあいからフキノトウをもらったので、
その天ぷらと、ついでにごぼうとニンジンの
かきあげをつくるつもり。
ほかにも、
・八宝菜(のような野菜いため)
・カブの煮物
・ツバス(ハマチのちいさいの)と大根のアラだき、
・ササミのピカタ
・しめじとモヤシのいためもの
をつくる。

それらがだいたいできあがったところで、
メインとなるフキノトウの天ぷらと、
かきあげにとりかかる。
天ぷらをうまくつくれないので、天ぷら粉にたよる。
うすくしすぎたようで、ほとんどコロモがつかない。
かきかげのほうは、あんがいまともなのができた。

天ぷらのほかに、きょうは納豆づくりをこころみた。
3ついりのおかめ納豆(90円ていど)を、
ほぼ毎日かっているので、納豆を自分でつくれたら、
ずいぶん節約になるとおもった。
きょねんできた大豆が4キロあるので、
納豆の材料としては1年くらいもつだろう(テキトーな計算です)。
ひとばん水につけた大豆をなべにいれて
やわらかくなるまで煮る。
お湯をすて、40℃くらいにさめてから、
おかめ納豆の半パックぶんを、煮こんだ大豆にまぜた。
そのあとタッパーにうつし、こたつにいれて できあがるまでまつ。
うまくいけば、あすの夜には
納豆(のようなもの)になっているはずだ。
ほんとはもっと消毒に気をつかってしこむみたいだけど、
おおざっぱなわたしはレシピどおりにつくれない。
面倒な工程は、自分の解釈で、簡素化している。

家についてから たべはじめるのに1時間半かかり、
テレビをみながらダラダラたべて、
かたづけると9時になっている。
夕ごはんのために、3時間もつかうなんて、
ぜいたくというよりも、ただのムダづかいにおもえてきた。
今夜は天ぷらと納豆をつくったので、なおさらだけど、
ほかの日だって、だいたいにたようなもので、
いちにちのおわりをたのしむはずの夜が、すぐにふかまってしまう。
一汁一菜でぱぱぱっと夕ごはんをすませたほうがよくないか。
つかれると、とたんにやる気をうしない、グチっぽくなる。
グチをいうくらいなら、もっと手をぬいた生活のほうがいい。

posted by カルピス at 22:35 | Comment(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする