2017年11月07日

「人的資本」にたよるしかない わたしの老後

月曜日の朝日新聞では、お金の運用に関する
「なるほどマネー」が連載されている。
投資や、老後にそなえた貯蓄のアドバイスは、
きっとそのとおりなのだろうけど、
コツコツ堅実な生活をいとなんできた
りっぱなサラリーマンにしか 参考にならないプランがおおい。
わたしは、貧乏人と劣等生のひがみから、
なにが投資だと、やさぐれながら ときどき目をとおしている。
11月6日には、投資の新「常識」2として、
「人的資本」がとりあげられた。

人的資本とは、ききなれないことばなので、
はじめはこれまでの人生でつちかってきた
「人脈」のことなのかとおもった。
しかし、この記事でいう「人的資本」とは
「健康で働くことができる力」なのだという。
精神的にも、肉体的にも、健康でなければ 仕事はできない。
歳をとってもすこやかにくらせる状況が「人的資本」であり、
わかいころから投資してこのちからをはぐくんでいかないと、
歳をとってから きゅうになんとかできる能力ではない。

歳をとっても、健康ではたらけるのなら、
すこしでもお金をかせげるし、医療・介護への支出もすくない。
「人的資本」ということばはしらなかったけど、
わたしは、わかいころから げんきなからだ だけをたよりにしていた。
公的年金だけでくらせるとは とてもおもえないので、
年金5万、はたらいて5万の、10万円あれば
なんとかなるのでは、というのがわたしの計画だ。
そのためには、65歳をすぎてもはたらかなくてはならないけど、
いちにちに数時間ていどの仕事なら
そんなに負担ではなく、社会とのつながりをたもてるぶん、
健全な精神状態のためにも いいようにおもう。
お金はもちろん大切だけど、健康はそれ以上に生活の質を左右する。

10代のころからトレーニングをかかさなかったのも、
本や映画ですこやかな精神状態をたもってきたのも(ほんとうか?)、
56歳のいまとなっては、ぜんぶ「人的資本」への投資だったといえる。
そうかんがえると、「人的資本」は便利なことばだ。
わかいころのあそびは、歳をとってからの趣味にもいきる。
ひとりでの旅行がすきだったので、
お金をかけない旅行のスキルを身につけられた。
歳をとってから、さあ旅行にでかけよう、としても、
あるていどの経験がなければ、自由で気ままな旅行は
なかなか実行できないだろう。
水泳やジョギングの習慣は、
老後のコンディションづくりに直接むすびつく。
すべては老後の準備としてとらえられる。

人的資本は、からだの健康だけでなく、
ゆたかな精神活動も だいじな資本だ。
体力とおなじように、きゅうには手にはいらない。
人生はトータルだと元日本代表監督のオシムさんがいっていた。
たしかに、わかいころからどう生きてきたかが
老後になってトータルとして とわれてくる。
人的資本とは、どれだけのちからが
トータルとして蓄積されているかであり、
お金にたよれないわたしは、
それ以外のちからで老後を準備するしかない。
さいわい、からだをうごかすのは苦にならない。
人的資本の蓄積をめざして
いまのうちから たくさんあそんでおこう。

posted by カルピス at 22:13 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

きゅうにおもいたって夜あるいてみる

ひさしぶりにはれたので、
けさはあるいて出勤しようとおもった。
おもったのに、ずるずると時間がすぎてしまい、
あるいていたら、遅刻しそうだ。
けっきょく、いつものように自転車で職場へ。
なんだかこのごろ体調がよく、からだのすみずみまで
エネルギーがいきとどいているかんじ。
あるいたら、きっと気もちよかっただろうと、
自分でムダに朝の時間をすごしておいて、
あるかなかった出勤をもったいなくおもう。
きのうの記事にかいたとおり、
あるきを生活にとりいれようとしたのに。

そのかわり、といってはなんだけど、
夕ごはんのあと、きゅうにあるく気になった。
スマホをみると、きょうは2200歩あるいており、
もうすこし歩数をかせぎたかったのと、
わたしとしてはめずらしく、食後にもかかわらず、
からだをうごかしたいとおもったからだ。
いかにも健康づくりなどと みられたくないので、
ジャージなどははかず、いつもの服装で、
手にはちいさなカバンをもって、
ダイエット目的のウォーキングではないと強調する。

今夜はとてもすずしくて、はやあるきでからだをうごかしていると
なんともいえず気もちいい。
ジョギングは、ここちよさよりも くるしさがかってるけど、
あるいていると、からだにてきした負荷なのか、
脳になにかの刺激物資がながれるのか、
こんなに気もちのいい運動はないとおもえるほど
すがすがしい気分を味わう。
かいわすれたタマゴをスーパーでかったりして、
30分ほどあるいて家にもどる。

しかし、なんということか、
スマホをみると 歩数の合計は2660で、
出発のときから360しかふえてない。
30分はやあるきしたら、3000歩は足をうごかしているはずで、
スマホの万歩計は、あてにならない数字なのがわかった。
きのうの記事で、自分がおもってるよりも、
ずっと活動量のすくない人間であることへの
ショックをかいたけど、問題は万歩計のほうで、
わたしの日常生活ではないとわかって安心した。

とはいえ、あるくのが気もちいいのはたしかで、
朝でも夜でも、どこかに時間をみつけて、
たとえ30分でもあるくと てきめんに気分がよくなる。
きゅうにおもいたったこんやの散歩では、
爽快感とともに、精神の自由をかんじながらあるいた。
からだがここちいいと、頭もさえてくる。
精神の自由、なんておおきなことをかかげながら、
何歩あるいたかで一喜一憂するのもへんなはなしだけど、
いまのわたしは、ジョギングより、水泳より、
あるくと確実にいい気もちが味わえる。

posted by カルピス at 22:17 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

いちにちに、1000歩しかあるいてなかったとは

スマホに万歩計のアプリをいれた。
ジョギングなどの運動以外で、
わたしはどれくらいあるいているだろうか。
わたしのいちにちをざっとまとめてみると、
自転車を5分こいで職場にかよい、
事業所を利用するひとを自動車でむかえにいって、
そのあとクッキーをやいたり、配達したりの仕事につき、
夕方また利用者をおうちにおくりとどける。
かえりには、ちかくのスーパーによってかいものをすませ、
10分ほど自転車にのって家にもどる。
こうした活動では、いちにちに1000歩もあるいていなかった。
トレーニングをしなくても、
日常的に2,3000歩はあるいているとおもっていたのに、
こんなにも歩数がすくなかったとは。

すこしはやあるきをしたら、10分でだいたい1000歩になる。
だから、いちにちに1万歩をめざすとすれば、
1時間半あるけば、おおよそ1万歩だ。
やすみなしでの1時間半はたいへんだけど、
いちにちの合計で90分あるけばいいのだから、
そんなにむりな数字ではない。
と、かんたんにかんがえていたのに、
自分の日常が、まさか こんなにあるいていないとはしらなかった。
ずっと車を運転していたり、パソコンにむかいあってるのなら
1000歩いかなくても納得できるけど、
はしらないまでも、そこそこからだをうごかして
いちにちをすごしているつもりだった。
まさか、たったの1000歩だったとは。
はじめ、なにかのまちがいだとおもい、
なんにちか、おなじようなすごし方をしたけれど、
どの日も1000歩いかなかった。

ながいきしたければはしるな、
あるいは、一万歩なんてめざさなくてもいい、
みたいな本をときどきみかける。
でも、そういう本は、注目をあつめたいから
そんなタイトルをつけているだけで、
あるくのを完全に否定してるわけではない(とおもう)。
むしろ、人間のからだはうごく(あるく)ようにできており、
あるかなければ、いろんな不都合がうまれるのではないか。

わたしはいちにちにうでたてふせ90回、
ヒンズースクワット300回をこなすようにしている。
朝でもお風呂のまえでも いつでもいいから、
いちにちのどこかで時間をみつけ、このふたつの種目にとりくむ。
やらないよりも、やったほうがいいだろうけど、
スクワットをしてるのを理由に ほとんどあるかない日でも、
ま、いいか、とあまりおもくかんがえてこなかった。
ピピはいちにちのうち22時間をねていると、
おおげさにおどろいて ひとにはなすけれど、
わたしにしたって、いちにちのうち
23時間50分はあるいていなかった。

健康のため・ダイエットのためと、
一心不乱にあるくのは わたしの美学にはんする。
爽快感のため、かんがえごとがしやすいから、など、
そのほかの理由を前面にうちだして、
あるきをもっと生活にとりいれたい。
わたしがいまの生活に9000歩うわのせするには、
あるいての通勤にきりかえ、かいものにもあるくようにしても、
4000歩ぐらいにしかならない。
根本的に生活をみなおさなければ、
いちにちに一万歩あるくのは そうかんたんではない。
ジョギングと水泳で安心してたけど、
わたしはあんがいうごかない人間と 認識したほうがよさそうだ。

posted by カルピス at 22:22 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

『肉・卵・チーズで人は生まれ変わる』(渡辺信幸)

『肉・卵・チーズで人は生まれ変わる』(渡辺信幸・主婦の友社)

先週の朝日新聞で、渡辺氏の食事法をはじめてしる。
おもしろいかんがえ方なので、図書館にあった本書をよんでみた。
すこしまえなら、極端な説をとなえる いかがわしい食事法と
きわものあつかいしただろうけど、
糖質制限の一種としてみるとすんなり理解できる。

タイトルにあるように、肉と卵、
それにチーズを積極的にとりいれる食事法で、
それぞれの頭文字をとってMEC食というのだそうだ。
いちにちに、肉を200グラム、卵を3個、チーズを120グラムたべる。
注意するのは、よくかむことだけで(ひとくち30回)、
カロリーをおさえろとか、脂質のとりすぎに気をつけろとか、
こまかな制限がないのがとてもいい。
たべてはいけないものがなく、気もちのうえで楽にとりくめそうだ。

ふつうだと、ねるまえの食事は
さけるようというアドバイスがおおいなかで、
この食事法はおなかがすけば、いつたべていい。
食物繊維をむりにとる必要もなく、
野菜さえ べつにとらなくてもいい、とかいてある。
とにかく、肉・卵・チーズをたべるだけだ。
これまでただしいとされてきた食事と かけはなれている。

椎名誠さんの旅ルポで、南米のガウチョたちが
朝から羊のステーキをたべているようすが紹介されていた。
こんな食事をつづけたら、生活習慣病にまっしぐら、
みたいな気がするのに、本書のかんがえ方によると、
べつに問題ないことになる。
コレステロールや中性脂肪がたかくなるのは、
脂質のたかい食事をつづけたからではないらしい。
どうも、わるいのは 糖質だけで、動物性たんぱく質や脂質は、
いくらたべても問題ないというのが、渡辺さんのかんがえ方だ。
ここまで極端だと すっきりして気もちがいい。
塩分のとりすぎでは?
尿酸値があがりませんか?
コレステロール値がたかくなりそう、
そんな読者からの疑問にも、
ぜんぶ問題ないと、のらりくらりしりぞける。

ラーメン屋さんで、ギトギトのぶあついチャーシューが
ずらっとどんぶりにはりついている
チャーシューメンの大盛を注文するひとをみると、
なんてむちゃなことをするんだ、
中性脂肪がふえるぞ、なんておもっていたけど、
これこそがただしいラーメンのたべ方だったとは。

欧米型の食生活で、病気になるのはなぜなのか。
なぜ日本型の食事は健康的といわれていたのか。
糖質の問題点がいろいろ指摘されるようになっているのに、
おおくの医者はなぜいまだに
むかしながらの「バランスのとれた食事」をすすめるのか。
そもそも、食事におけるバランスとはなにか。

じっさいに、3日ほどためしてみた。
野菜をたくさんたべないので、
たべる量がコンパクトになるかんじだ。
満腹までたべず、腹八分目でやめても
必要なカロリーをとりいれているので満足感がある。
いまのところ、からだの調子もわるくない。
この食事法をつづけたとき、長期的に、
どんな結果をまねくのかをしりたくなった。

posted by カルピス at 20:56 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月27日

渡辺信幸さんがうちだす大胆な肉食の食事法

きのうの朝日新聞に、肉をたくさんたべる食事法がのっていた。
肉を200グラム、タマゴを3個、チーズを120グラム、
毎日たべるのだという。
那覇市の「こくらクリニック」の院長である渡辺信幸さんが、
沖縄の肉食文化からおもいついたのだそうだ。

ちょっとかんがえてみても、この量はそうとうな肉食であり、
それだけに大胆な食事法といえる。
一般的には、コレステロールをあげすぎないために
タマゴはいちにちに1個におさえるとか、
バランスのとれた食生活を、とか、
肉より魚をおおくたべて、とか、
ほんとかいなという指針がもっともらしくしめされるなか、
こんなにはっきりと肉食をすすめる食事法は気もちがいい。
気になるのは、お金がかなりかかるのではないか、という点で、
たとえばやすい鳥の胸肉だって100グラム50円くらいはする。
肉とタマゴとチーズで、いちにちにどうしても400円はかかるだろう。
これだけはっきり肉食にかたよると、
炭水化物がはいる余地はないかもしれない。
自然と、糖質制限にもなりそうだ。

これまたすこしまえの朝日新聞で、
糖質制限がはやっているとつたえていた。
外食チェーン店でも、糖質制限のメニューが登場しているといい、
ごはんのかわりに大根をつかったすしが紹介されている。
糖質を制限した食事は、
糖尿病の治療という点でも効果が期待されている。
いっぽうで、糖尿病の専門医は、いまだに糖質制限をみとめていない。
日本糖尿病学会は13年、「現時点では糖尿病患 者に勧められない」との提言を出した。予防効果も結論は出ていないという。ダイエット効果について、佐々木敏・東大教授(社会予防疫学)は「糖質制限で減らしたカロリーを脂質など他のもので補わなければ効果はある」としつつ、「『ご飯ものを減らしたからおかずをもう一皿』となると本末転倒です

自分のなわばりをまもろうと、
むかしながらのカロリー制限食にしがみつき、
患者に不自由な食事と必要のない我慢をもとめる。
そんな医者がおおいなかで、渡辺さんがうちだした食事法は画期的だ。
ダイエット法ではなく、健康法というのがとてもいい。

posted by カルピス at 21:11 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする