2020年03月11日

肩こり解消をめざし、ねるまえの姿勢に気をつけ、筋膜をゆすってみる

肩こりについての番組をみた(Eテレ・「チョイス」)。
マッサージではなおらない、しつこくて重症の肩こりを、
かんたんな運動と、姿勢への意識づけで 症状をかるくしている。
肩こりというと、姿勢のわるさがよく指摘されるけど、
なにかのおまじない、くらいにかるくみていた。
わたしは姿勢に気をつけているつもりだし、
運動不足で血のめぐりがわるいわけでもない。
それでも5年くらいまえから肩こりになやまされており、
いまでもジョギングのとき、スムーズにうでをふれない。

肩こりは、突然やってきた。
はじめは、となりでねているネコに気をくばるあまり、
へんな姿勢をつづけたのが原因だろう、くらいにおもっていた。
でも、いつまでたったもなおらない。
50肩ではないので、肩はよくまわり、
背中のうしろでうでをくんだりもできる。
でも、ある種の肩こりであるのはまちがいない。

番組が紹介していた肩こりのひとたちは、
マッサージをうけても、そのときは気もちいいだけで、
つぎの日にはもとにもどる、といっていた。
わたしもまさにそれで、そのときは肩がかるいけど、
つぎの日にはまたおなじ状態にもどっている。
タイを旅行すると、わたしは毎日マッサージにかようけど、
2週間、ほぼ毎日マッサージをうけても 肩こりはなおらなかった。
マッサージでは、根本的な解決にならない気がする。

番組では、肩こりがひどく、いつも肩のうえに
3人ぐらいのってるかんじ、というひとがいたし、
肩こりがおもくなると、頭痛やはき気までもよおすそうだ。
わたしの肩こりは、そこまでひどくはないし、
日常生活に支障をきたすこともないけど、
不愉快ないたみであり、ときどきあまりいたくない日があると、
肩こりが、どれだけからだのうごきをわるくしているのかに気づく。

わるい姿勢でおもいあたるのは、ねるまえに、ベッドにすわり、
お酒をのみながら 1時間ほど本をよむ習慣だ。
ベッドの背もたれに背中をあずけて本に視線をむけると、
どうしても首より頭がまえにでる。
ときどきうたたねをしたりすると、
頭をかかえるような姿勢になるので、
首のいたさで目がさめることもある。
わるい姿勢なのはわかっている。
でも、本をよみながらお酒をのみたい。

番組では、あおむけにねた姿勢から、
頭をおこすうごきを練習していた。
首のうごかし方を脳がおぼえるまでくりかえす。
このうごきにヒントをえて、あおむけにねて 本をよんでみた。
お酒がのみたくなったら、ベッドのよこにおいてあるグラスをとり、
お酒がのめるていどに頭をもちあげる。
ひとくちのんだらグラスをもとにもどす。
お酒をひとくちのむたびに、エクササイズしているようなもので、
かなりきびしい動作をしないと、お酒がのめない。
首がきたえられるし、お酒の のみすぎえをふせげる。本もよみやすい。
ねむくなれば そのままねむればいい。
うたたねしたとき、へんな姿勢になる心配もない。
ゆうべためしてみたら、けさの目ざめがいいかんじだ。
1ヶ月くらいつづけたら、効果が期待できるのではないか。

筋肉と脂肪のあいだにある筋膜が、
筋肉にくっついているタイプのいたみもあるという。
その解消には、いたい部分の脂肪をつまんでゆすればいいらしい。
ためしてみると、たしかにすぐ楽になる。
とにかく、もむだけのマッサージでは、
根本的には肩こりがなおらないのはたしかなので、
・ねるまえにわるい姿勢をとらない
・筋膜をはがす
のふたつをこころがけ、しばらくつづけてみたい。

posted by カルピス at 21:42 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月26日

新型コロナウイルスを差別につなげない

新型コロナウイルスが日本でもはやってきたし、
もともと日本人と中国人のちがいなんて、
ほとんどのひとはみわけできないのだから、
海外にいる日本人が警戒されているらしい。
日本はリスクのたかい国とみられ、日本へいくことも、
日本人がおとずれることも、さけている国がある。
けさの「天声人語」(朝日新聞)では、
(駐在記者が)イスラエルの街を歩くと、「コロナ!」となんども指をさされる。すれ違いざま、さっと口を覆われることも。

というはなしが紹介されている。
日本でも、中国からかえってきたひとたちがいじめられるとか、
豪華客船にのっていたひとや、患者の治療にあたった
医療関係者が差別をうけているという。いやな雰囲気だ。
東日本大地震のとき、福島のひとが
差別されたのをおもいだす。
差別はよくないといいながらも、
おなじことが、なんどもくりかえされる。

フランスとモロッコを旅行したとき、
すれちがいざま「シノワ」と よくからかわれた。
子どもまでバカにした態度をとり、石をなげられたこともある。
それまで差別される経験のなかったわたしは、
からかわれるとすごく腹をたてた。
「シノワ」といわれると、おいかけたり、いいかえたりしたもので、
不愉快なおもいでとして いまでもおぼえている。

サッカーライターの西部謙司さんが、
スペインの「リーガエスパニョーラ」でおきた
久保選手への人種差別をとりあげている。
「悪意がなくても差別は発生する」
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6614957
久保はエスパニョール戦の後半20分に交代出場しているが、その際にアップしている久保を呼ぶにあたって、フィジカルコーチが指で両目の端を引っ張って目を細める動作をしていたのだ。「交代出場は日本人だ」と、仲間に伝えるためのジェスチャーだった。

相手チームの選手を差別するのはもちろんよくないけど、
おなじチームの選手にたいし、
「両目の端を引っ張って目を細める動作」、なんてひどいはなしだ。
西部さんは、
これをやったのはマジョルカのフィジカルコーチなので、自分のチームの選手を差別するとは考えられない。リーガも「差別意識はなかった」として、特に罰則は与えなかった。
 しかし、これは人種差別そのものだ。そのつもりがあろうがなかろうが、行為自体がアウトである。むしろ差別意識がなく差別をしているという点で、問題はより根深いのかもしれない。

自民党の議員が、むじゃきに失言をくりかえすのといっしょだ。
「差別意識がなく差別をしている」。

インフルエンザは まいとしのように流行し、おおくの患者がでる。
ひとにうつされるのはいやなので、
セキやくしゃみをするひとは、マスクをつけるのがエチケットだ。
ただ、自分がインフルエンザになったからといって、
だれか特定のひとからうつされたと、非難したりはしない。
おたがいさま、という感覚が、あるていどそだっているからで、
露骨な差別にはつながらない。
新型コロナウイルスは、まだそこまでなじみのある病気ではない。
よくわからないから おそれられるわけで、
これからいろんなことがあきらかになれば、
だんだんと 合理的でおだやかな対応がとられるようになるだろう。
差別や排除ではなく、団結につながるうごきをつくれないものか。

posted by カルピス at 21:40 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月19日

いま「しらふ」がはやり

きょうの朝日新聞で、飲酒習慣の変化をとりあげていた。
酒をのむひとは、調査した1996年から2017年にかけて
いっかんして へりつづけている。
酒をのめる体質でも、あえてのまないひとがふえているし、
健康意識のたかまりや、節約志向など、
世のなかのながれは 酒をのまないほうへとすすんでいる。

記事では、作家の町田康さんがかいた
エッセイ『しらふで生きる』(幻冬社)をとりあげている。
20年間ほぼまいにち酒をのんでいた町田さんが、
酒をやめるとき たいへんだったこと、
やめてよかったことをかいている本だという。
3万6000部もうれているというから、
酒をやめたいひとはたくさんいるようだ。
ストレス発散などで酒をのみたいとき、
どう我慢したらいいかについて、町田さんは
「自分を普通以下のアホ」と捉え直す認識改造」
を提案しているのがおもしろい。
酒を飲む理由の一つに「このえらいオレがなんで報われないのか」という不満の解消があるため、最初から「自分は普通以下のアホ」と考えることで不満を持たないようにできる、というのだ。

「しらふ」へとうごく ひとの例をしると、
なんだか酒をのまないのがおしゃれにおもえてくる。
デイリーポータルZの林雄司さんも、
すこしまえのブログに、1ヶ月以上つづいた断酒体験をかいている。
http://yaginome.jp/?p=2499
完全に酒をやめたのではなく、
つきあいでときどきのんでいるとはいえ、
あの林さんが酒をやめるとはおもわなかった。
いま、「しらふ」がはやりみたいだ。

わたしも、1ヶ月とか1週間とかの、
みじかい断酒はなんどか経験したことがある。
きっかけのおおくは、二日よいで 気もちがわるくなったときなので、
二日よいがおさまれば、またふらふらと酒をのみだしてしまう。
それでも、いちばんながい断酒は半年つづいた。
このときは、せっかくながいあいだのまなかったので、
またはじめるのはもったいない、という気もちだった。
コーヒーは、1年4ヶ月のあいだ のんでいないので、
おなじように酒もやめるのも、そうむつかしくない気がする。
まあ、ゼロか100か、とおおげさにかまえなくても、
林さんのように、なにかのおいわいのときだけの酒にすれば、
頭とからだがすごく楽にくらせそうだ。

わたしが酒をのむのは、寝酒が習慣になっているからで、
ストレス発散の意味はあまりない。
自分がおもんじられないという不満もなく、
「このえらいオレがなんで報われないのか」
とは、まったくおもわない。
酒の害はいろいろあるけど、いい点だっておおい。
単純においしいし、のめば気もちがらくになる。
あつさ・さむさにくるしむ時期はとくに、
酒があったほうがしのぎやすい。
とくに生活や人間関係に支障をきたしているわけではないので、
まわりが酒をやめるのなら、わたしは反対にのみつづけよう。

posted by カルピス at 21:49 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

あたらしい局面をむかえた新型コロナウイルス

新型コロナウイルスをめぐるうごきが
あたらしい局面をむかえたと ニュースがつたえている。
感染者が日本にはいらないようにするよりも、
どうすれば日本国内で感染がひろがらないか、
が焦点となってきた、という意味だ。
けさの新聞では、中国の感染者数や死者数は
もはやおおきくほうじられず、「よそごと」の中国よりも
日本国内での感染に関心があつまっているのがわかる。
客観的にみれば、日本国内の感染者は、
そのほとんどがクルーズ船、
ダイヤモンド・プリンセス号に関係したひとであり、
おおさわぎする状況ではないとおもうけど、
すでに国内で数万人が感染しているともいわると おちつかない。
病院の医師が感染したとか、感染経路が不明とかをほうじられると、
インフルエンザなみ、といわれる新コロナウイルスの感染力は、
じつはとてもつよいのでは、とうたがいたくなる。
中国の武漢市に関係したひとと、すこしでも接触があると、
たちまち感染してしまうような印象がある。
そして、かるい症状でおさまるひとがおおい、という説明も
にわかにはしんじがたい。

先日ひらかれた熊本城マラソンでは、
マスクをつけたランナーが目をひいた。
大会事務局が2万枚のマスクを用意し、
ランナーとスタッフの全員にくばったそうで、
スタート地点では、ほとんどのランナーがマスクをつけている。
マスクをつけて呼吸を制限するトレーニング法があるくらいだから、
マスク姿でフルマラソンをはしるのは、とてもくるしそうだ。
さいごまでマスクをつけたまま
はしったランナーばかりではないとおもうけど、
それにしてもマラソンとマスクはなじみにくく、
大会のようすをつたえる 異様な写真におどろいた。
3月1日にひらかれる東京マラソンは、
一般参加ランナーの出場をみあわせるときめている。
これからは いろいろなイベントが自粛されるだろう。

・ひとがあつまること
・移動すること

により感染をひろげるのだから、
おでかけしないのが いちばんの予防となる。
1ヶ月まえは、ほとんど話題にのぼらなかった新型コロナウイルスが
わずかな日数で7万人をこえる感染者と、
死者は2000人をこえるまでにひろがった。
これからの1ヶ月でどう状況がかわるのか、予断をゆるさない。

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2020年01月12日

インフルエンザその後

倉下忠憲さんが「シゴタノ!」に
「メモ習慣を始めよう」をかかれていた。
メモが習慣にまで、すぐにはなりにくいので、
なんでもいいから、まずメモしてみませんか、
とさそってくれる。
たとえばダジャレでも。
https://cyblog.jp/38881
そういえば、きのうダジャレをメモしたぞ、
とおもいだす。

「インフルエンザなら、マスクをつけてください!」
「大丈夫です。ネコにはうつりませんから」

わかりにくいとこが気にいってるのだけど、
ダジャレとはいえないかもしれない。

なんでこんなのをおもいついかというと、
病院での対応が、ほんとに不愉快だったから。
インフルエンザだとわかったとたん、
あなたとはおなじ空間にいたくないと、
医者は態度を露骨にかえ、
やっかいな、ひとりの「感染者」にされてしまった。
こういううらみは、なかなかきえないだろう。

インフルエンザは、さいわい3日でよくなり、
なんとか あすからの沖縄旅行にギリギリまにあいそうだ。
インフルエンザにかかっておきながら
「すべて順調だ」なんて、
トランプ大統領みたいなことはいたくないけど、
旅行までの日数をかぞえると、似たような表現になる。
3日でなおして1日のリハビリ。
2日で峠はこえたけど、けして楽な2日間ではなかった。
関節がいたみ、頭はボーッとしたままで
なかなか時計がすすまない。
薬局では、あすには楽になりますから、とわれたのに、
いつまでもあまりにつらいので、
これはべつのタイプのインフルエンザなのでは、
とうたがったりした。
薬を吸引してから1日半たった夜おそく、
からだがすっとむこうの世界から、
こちら側にかえってきた瞬間があった。
生まれかわるというか、膜をスルッとぬけるというか、
これまでに体験したことのない感覚だった。

3日ぶりのお風呂にはいる。
ウェルター級のボクサーがライト級におとそうとして
減量に失敗し、やつれたからだみたいだ(イメージです)。
顔つきも、これが自分とはおもいたくないほどひどい。
3日間でこんなにかわりはてるとは、
インフルエンザがおそろしい病気なのをおもいしる。

posted by カルピス at 19:20 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする