2022年03月16日

おとなは「何の役に立つのか」なんてかんがえるからつまらない

デイリーポータルZに、トルーさんの
「存在感最強の麺をトーナメントで決める」がのった。
https://dailyportalz.jp/kiji/Noodle-Tournaments
そうめん対パスタ、うどん対フォー、春雨対そば、など、
トーナメントでむりやり勝敗をきめてゆく。
まあ、いってみればあそびであり、
どーでもいいわけなんだけど、
おもしろかったのは、トルーさんがお子さんに手つだわせたら、
盛り上げようと思って「トーナ麺ト」と大きく書いたロゴのようなものを子どもと一緒に作った。
子どもは「何の役に立つのか」「なぜ作るのか」「本当に必要なのか」など一切の疑問を持たずに夢中で手伝ってくれた。

これをよむと、
「何の役に立つのか」
「なぜ作るのか」
「本当に必要なのか」
がいかにつまらない質問なのか わかる。
おとなは、ついそっちの方向でかんがえからつまらない。

posted by カルピス at 21:00 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月12日

「短い記事」はすごくらくだ

デイリーポータルZには、「短い記事」というジャンルがある。
https://dailyportalz.jp/kiji/paricco-toru-betsuyaku-interview-202108
ふつうのながさの記事は「特集」であり、
はっきりした基準があるわけではないけど、
ライターが気らくにとりくんでいるのが「短い記事」だ。
べつやく:
短い記事のほうが写真少なくていいとかまとめ書かなくていいとか、無理に展開しなくていいとか。
林:
記事にするにはちょっと短いから…みたいな遠慮がない

わたしがこのごろかく記事はみじかいものがおおい。
まえだったら、もうすこしこねくりまわして
ながい文章にしよとしたところを、
いまはもうすっかりちからがぬけてしまい、
かきたいことだけをかいてひきあげる。
デイリーポータルZのことばかりかくのはまずいかな、
なんておもわず、気になったことからかく。
ツイッターみたい、とおもいながらも、
遠慮せずにアップする。

posted by カルピス at 21:17 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月08日

こんなことがおこるとは!ネコの日に「2」が12個ならぶ

デイリーポータルZに
「奇跡!2022年2月22日22時22分、東京は2.2度でした」
がのった。
https://dailyportalz.jp/kiji/weather_2022_03_01
そんなことがおきたらいいね、と冗談でくちにしていたことが、
まさかほんとうにおこるとは。
22時21分と、22分だけ2.2度で、
あとはもうほかの温度がきざまれている。
奇跡といっていいだろう。
べつにデイリーポータルZがえらいから、
こういう現象がおきたわけではないけど、
デイリーポータルZの精神がなければ、
この奇跡をただしく評価するひとたちはいなかっただろう。
おめでとう、デイリーポータルZ。

posted by カルピス at 20:56 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月02日

雨を心配しない服装でおでかけするとたのしい

つめたい雨がふる時期にはいった。
からだがぬれないよう、しっかりふせがないと、
すぐに体調をくずしてしまう。
冬の雨には、どんな雨具をつかえばいいだろうか。
雨がふれば、たいていのひとはカサをさすけど、
カサがふせぐのは、いいとこ上半身だけで、
くつやズボンはけっこうぬれてしまう。
風がふいたり、雨がつよくふれば、上半身だってまもってくれない。
なので、わたしはカサをさすとともに、防水のくつをはき
(できれば長ぐつ)、雨具のズボンもはくようにしている。
上下ともカッパをきて、カサはささない、
という手もあるけど、散歩や山あるきならまだしも、
通勤・通学という場面では ちょっと猛々しい。

デイリーポータルZにのった、
「ドイツ人が傘をささない理由を探ったら、ことわざにたどり着いた」
https://dailyportalz.jp/kiji/germans-proverbial-rain
が興味ぶかかった。
欧米人はすこしぐらいぬれたもカサをささないというけど、
その理由をさぐっていくと、2つのことわざにたどりついたという。

・天気が悪いわけじゃない、服装が不適切なだけだ
・別に(からだが)砂糖でできてるわけじゃないし

うえのことわざは、カサよりも適切な道具として
レインジャケットをつかうひとたちのことで、
たしかに ぬれても平気な服装にすれば、雨なんてこわくない。
したのことわざは、すこしぐらいぬれてもたいしたことない、
というひとたちのかんがえかただ。
それも一理あるけど、冬の雨にぬれるのはさけたいし、
そもそも わたしはぬれるのがきらいなので、
うえのことわざのほうに一票をとうじたい。
雨がふってもこまらない服装にするだけで、
気分は旅行者で、通勤もお手軽なアウトドアとなる。
天候に行動を左右されない服装でいると、
ただそれだけで すごく自由をかんじさせてくれる。

posted by カルピス at 21:31 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月21日

ヨシダプロ氏の「人生はデフォルトでは無観客」に共感する

ヨシダプロ氏が、デイリーポータルZに
毎年恒例の「夏休みおとなの絵日記」をのせていた。
https://dailyportalz.jp/kiji/otona-no-enikki-2021
さすがに東京五輪がらみの日記がおおい。
なかでもよかったのが
五輪で知らない国同士の試合が
無観客の会場で行われているのを見ると、
一体これは何なのか、部活の練習か、と思える。

と、もうひとつ。
五輪の競技で無観客なうえに
放送まで無しとなると、
一体何のためにやっているのか、と
モチベが難しそうだが、
人生というのはデフォルトでは
無観客で放送も無いものなのである。

このふたつをあわせると、
日本がらみではない試合が
無観客・放送なし、でおこなわれた場合、
選手たちは、わざわざ東京まできて
いったいなにをしているのかと、
モチベーションをたもちにくい、となる。

だれもきいてないところで森の木がたおれたら、
その現象は現実かどうか、という禅問答みたいなのがあるけど、
東京の体育館で、ひっそりと試合がおこなわれたら、
はたしてそれは五輪の試合とおもえるかどうか。
おおくのひとが注目してくれたり、
テレビで放送されるから、選手たちはやる気がでるのであり、
無観客の会場で、テレビカメラもなし、となれば、
わざわざ東京にくる必要があったのか、という気がしてくる。

五輪がおわり、あとから評価がたかまった競技に、
スケボーなどのマイナースポーツがある。
おおきな組織がバックにあるわけではなく、
ただすきでやっています、というかんじがこのましい。
いぜんからある競技だけでなく、
こんなふうに、あたらしい競技が五輪の種目にとりいれられたら、
わかいひとたちも、関心をもつかもしれない。

反対に、種目のなかにはおなじひとばかりが参加するものもある。
乗馬とか射撃は、いちぶのひとだけが独占しているようで
五輪の種目として適切かどうか疑問だ。
ほかの競技も、たとえば野球は人気がある国のほうがすくないし、
サッカーはU-23とかで、べつにやらなくてもいい大会だし、
バスケットボールは3人制とか、わけがわからなくなっているし、
ふるくからある陸上や水泳は、栄誉とかなんとか
いろんなものがくっつきすぎているし、
けっきょく五輪はたいして必要のない大会におもえてくる。
まだマイナーで、五輪に参加しなければ、
その競技をしってもらえない、というのなら しかたないけど、
そうでなければ、種目としてとりいれなくてもいいのでは。
誘致にまつわる不正や、IOCの偽善的な体質、たかすぎる運営費など、
五輪の本質がうきぼりになってきたのが今回の東京大会だ。
無観客・放送なしの開催は、いろいろなことをおしえてくれた。

posted by カルピス at 21:51 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする