2022年04月13日

ブログにかいたことのおおくをわすれている

10年間つづけたブログのデーターを、
ぜんぶテキストで保存してある。
きょねんの記事を、なんとなくよみかえしてみたら、
内容をほとんどおぼえていないものがおおかった。
自分がこんなことをかいたなんて、とすごく新鮮だ。
5年くらいまえならわかるけど、
たったいちねんまえの記事なのに、
わずかいちねんでさえ、かいた自分はまるで他人だ。
よんだ本の感想にしても、よんだ事実さえわすれているのもある。
だからこそ、文章にしておく意味があるのか、
それとも、かいたことすらわすれるぐらいだから、
かかなくても、どーでもいいことばかりだったのか。

まいにち更新していたので、
よーくかんがえた内容よりも、
おもいつきをむりやりひきのばして、
くるしいまとめになっているのもおおい。
ほとんどよまれていないのも、
こういうときにはつよみとなる。
どうでもいいことを、テキトーにかく。
よく10年つづいたものだ。
いまとなっては いいおもいでになっている。
すこし形をかえて、再開する日がくるかもしれない。

posted by カルピス at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月16日

毎日の更新にこだわらないブログはすごく楽

10年間、ブログを毎日更新、という目標を達成してから、
月に数回だけしか記事をかかなくなった。
かきたいことができたときはかく、という方針は、
しばらくまえからきめていたことで、
ブログをかくたのしさは、もうじゅうぶん味わったので、
これからはもっと気らくにかまえようとおもった。
かきたいときだけブログをかくのはすごく楽だ。
いまはおおくの場合、エバーノートにメモしたノートを、
ほとんどそのままの形で さらっと記事にするていどになっている。
まえだったら、それなりの分量になるようこだわったけど、
いまはみじかくても気にせずアップしてしまう。
どうせ日記みたいなものだし、とひらきなおりながら。

毎日更新にこだわっていたときは、
むりやり記事にしたてていた日がすくなからずあったわけで、
無理にかかなくてもいい、というとりきめをおもいだすと、
まるで中間や期末テストがおわり、
もう勉強しなくてもいい、というときみたいにほっとする。
自分でかってに10年連続を目標にかかげ、
かってにくるしんでたのが ばかみたいだ。
かといって、後悔しているわけではもちろんなく、
目標をクリアーしたことで、ものすごい達成感にひたったし、
なんでも記事にできる自信もついた。
10年ブログをつづけるのは、なかなかえがたい経験だった。
あーおもしろかった、というのが率直な感想だ。

ブログをかかなくなったら、夜の時間がたっぷりふえるはずだけど、
予想していたように、ほとんど、というか、まったくかわらない。
ブログをかいていたときと、ほぼおなじ時間に
お風呂からあがり、いちにちのしめくくりである 寝酒をまえにする。
自由な時間が1時間くらいふえるはずだから、
いろいろはじめようとしていたことがあったのに、
そんなことをするまでもなく、時間はすぐにすぎてしまう。
これまでは、いったいどうやって
ブログをかく時間を確保していたのだろう。

posted by カルピス at 21:24 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月04日

ブログを10年つづけたものの

いちにちもやすまずブログをかこうと
この10年間、まいにち記事をかいてきた。
先月の9月4日がその10年目で、さいわい病気もケガもせず、
精神的にもひとまず安定した期間をすごし、
なんとかぶじにゴールしたことをよろこんでいる。

ゴールしたあと、ブログをどうするのか、自分でもきめかねていた。
10年つづけた日課をはなれるのがさみしくて、
いつまでもかきつづけるのでは、とおもっていたのに、
そんなにかきたいという気がわいてこない。
まだくぎりをつけてから1ヶ月なのだから、
そのうちかきたくなるだろうと、
いまはむりしてかかないことにしている。
ブログをかかないと、時間のやりくりがすごくらくだ。
のみ会があっても、記事をどうするか、
なんてかんがえなくていいし、
夜の自由時間もまえより1時間ちかくながくなった。
なによりも、かかないことをぜんぜんさみしいとおもわない。
意外とおわかれはあっさりしたものだった。
ブログを10年つづけた記念に、MacBook Airをかった。
せっかくの Airなのに、ブログをかかなければ、
パソコンをあまりつかわないのがわかった。
オーヘンリーの短編みたいに、すれちがいのかいものとなり、
せっかくのごほうびが からふりになったのは残念だ。

ブログを10年つづけたのは、いい経験だったとおもう。
10年つづけたのだから、その気になったら
いくらでも記事はかけるだろう。
ブログをかきはじめてしばらくすると、
10年つづけることが目標となり、
たいして内容のない記事がおおかったから、
ほかのひとにとれば、なんじゃらほいのブログでしかない。
おわってみれば、あーおもしろかった、
という気のながいあそびだった。

posted by カルピス at 21:32 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月26日

キングサイズのグラスでのむウイスキーがたのしみ

ブログをかきはじめたら、あんがいとぎれずにつづけられたので、
そのうち、10年間かきつづけのが目標になってきた。
まいばんシコシコと記事を更新し、ついにあと10日となった。
グレートレースなど、超長距離レースでは、
ウィニングランといって、最終日は はしる距離をみじかくして、
これまでのがんばりをたたえる日とするようだ。
ゴールテープまでを、達成感にひたりつつ、
いっしょにはしってきたランナーと、
健闘をたたえながらさいごの道をゆく。

ウィキペディアをみると、ウィニングランの本来の意味は、
ゴールした優勝者が、観客の声援にこたえるために、
ゆっくりスタンドをはしることらしい。
でもまあ、ゴールまでのあとすこしの距離だって、
ウィニングランとよんでもいいではないか。
100里の道をいくときは、99里をもってなかばとせよ、
なんておかたいことをいうようりも、
ちゃっかりいまのうちから
「おめでとう10年」企画をたのしむのも、
自分にあまいわたしらしくていい。

ブログ10年連続を おいわい日は、たまたま禁酒100日目にもあたる。
めったにない記念日として、ひさしぶりのお酒をたのしもうとおもう。
家にあるグラスは、形もおおきさも いまひとつなので、
お酒の解禁日にそなえて、
アマゾンでタンブラーとビールグラスを注文した。
おもいっきりおおきなタンブラーがほしかったので、
430ccのものをえらんだら、ほんとうに、
わらってしまうぐらいおおきい。
タンブラーはこうでなくっちゃ、というよい見本だ。
こんなおおきなグラスでつよい酒をのんでいたら、
あっという間に依存症になりそうだ。

わたしがすきなカーター=ブラウンの軽ハードボイルドでは、
主人公のアル=ウィーラー警部が
キングサイズのグラスを愛用している。
いきさきで「なにかのみものは?」とたずねられると、
「スコッチのオンザロック、ソーダをちょっぴりいれて」
と いつもこたえるのがすきだった。
自分の家でくつろぐとき、おおきなグラスにたっぷりいれたお酒、
そして音楽のセットは、なにものにもかえがたい。
映画をみていると、ばかでかいグラスに
ウィスキーをすこしだけそそぐ場面をよくみかける。
オンザロックでなくても、ストレートでたのしむのにも、
おおきなグラスは ゴージャスな雰囲気をつくってくれるだろう。

posted by カルピス at 21:35 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月01日

ブログをかきはじめてもうすぐ10年

きょうから7月にはいった。
いちねんの半分がおわったわけで、ふるい職員がそういうと、
わかいひとは、いったいこのひとはなにをいいだすんだ、
みたいに ぜんぜん共感してもらえない。
わかいひとにとって、いちねんはたしかに12ヶ月なので、
半分すぎたのは事実だけど、とても
「あと半分しかない」という気にはならないようだ。
年よりは、いちねんの半分がおわると、
もうことしがおわりにちかづいたような、せわしい気分になる。

ブログを10年つづけてかこうとしている。
2011年の9月4日にはじめたブログなので、
もうすぐその10年に あと2ヶ月とせまってきた。
はじめて5年くらいのときは、10年連続は現実味がなかったけど、
のこりあと1年となってからは、するするっとちかづいてきた。
あと2ヶ月ということは、あと1/60をのこすのみ、ということで、
ここまでくれば よほどのことがなければすんなり達成できそうだ。
なんどかかいたことだけど、ブログを10年つづけたからといって、
なにがどうなるわけではなく、ただのひとりずもうにすぎない。
まえはもうすこし内容にこだわったような気がするけど、
このごろは、ネタがないときは
くるしまぎれに日記みたいなことをかいてごまかしている。
でもまあ、10年つづけて、という事実にはかわりないので、
ぶじに達成できたら、ひそかにおいわいしようとおもっている。

わかいころの10年は、たとえば20歳から30歳までの10年は、
仕事や家庭で いろんなことがありすぎて、
なにかをまいにちつづけるのはむつかしいだろう。
半年すぎただけで、「いちねんは、もうあと半分しかない」
なんて、年よりみたいに調子のいいことはかんがえられない。
わたしがブログをかきはじめたのは、50歳のときで、
これくらい年をとってくると、自分の時間がとりやすいし、
生活にあまり波・風がたたない。

酒をのまなくなってから、1ヶ月がすぎた。
なんとなくはじめた禁酒なので、
なにがなんでも我慢しつづけようとはおもわない。
ちかい将来、ふらふらと またのみはじめるだろう。
いまは、ふたたび酒をのみはじめたときがたのしみだ。
そういえば、ブログもなんとなくかきはじめた。
かいてみると 意外とまいにちかくことがあり、
それでも100日つづけてかいたときは、感慨ぶかかった。
ただ、そのうち海外旅行へいくつもりだったので、
そのときはさすがにブログどころではないとおもっていた。
10月になり、カンボジアとベトナムへいってみると、
ちいさな喫茶店でさえwi-fi環境がととのっており、
旅行ちゅうでも、ネットをみるのに、なんのさしさわりもない。
日本を旅行するほうが、ずっとwi-fiには苦労するだろう。
外国旅行へいっても ブログをつづけたのだからと、
そのあともズルズル、どうでもいいことをのらりくらりかいている。

10年つづけてのブログは、たいして達成感はなく、
なんとなくゴールをむかえそうだ。
なんとなくはじめるのが、つづけるコツかもしれない。

posted by カルピス at 22:01 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする