2017年06月17日

デイリーポータルZ「将棋で人間は犬に勝てるのか」がすばらしい

デイリーポータルZに
「将棋で人間は犬に勝てるのか」がのった。
http://portal.nifty.com/kiji/170615199912_1.htm
ヨシダプロ氏による記事で、
例によって相手は犬のももちゃんだ。
わたしは、ももちゃんシリーズがだいすきなのだ。

これはもう、企画をおもいついた時点で
「勝負あった」の記事だ。
すばらしい。
中学生棋士の連勝記録や、
コンピューターに名人がやぶれるなど、
このところ将棋の話題をよく耳にする。
そこに、この「将棋で人間は犬に勝てるのか」なのだから、
内容がどうこうより、タイトルでもうきまりだ。

記事は、「犬王戦」と名づけられた
タイトルマッチに焦点をあてている。
会場はヨシダプロ氏の自宅らしく、
立会人などはいないけれど、
それなりに棋戦らしい雰囲気が ないでもない。
写真がまたすばらしい。
ももちゃんがじっと基盤をみつめ、
ヨシダプロ氏とむかいあっている。

ヨシダプロ氏は、まず駒のうごかし方を読者に説明し、
最低限のルールをおさえたのち、
いよいよ対局がはじまる。
はたしてももちゃんは駒を適切にあつかえるのか。

わたしがどうのこうのつけたすよりも、
とにかく記事をみていただきたい。
AIなみに「神の手」をくりだしながら
おもわぬ善戦にもちこんだ
ももちゃんの健闘に拍手をおくりたい。

posted by カルピス at 12:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

もうひとつだった『本の雑誌 7月号』の特集「本好きのための旅行ガイド」

『本の雑誌 7月号』の特集は、「本好きのための旅行ガイド」。
活字中毒者は、どのような旅行をすればいいかを
座談会で提案してくれるという。
いかにもおもしろそうな企画だけど、残念ながらすべってしまった。
あまりにも漠然としたテーマすぎるのか、特集の焦点がさだまらない。
「本好き」と「旅行」をからめた
活字中毒者ならではの企画とならず、もったいなかった。

黒田信一氏による「旅のガイドブックガイド」がおもしろかった。
いくつもでているガイドブックについて「ガイド」したもので、
よくしられている「地球の歩き方」もでてくる。
黒田氏は、『地球の歩き方・中国自由旅行』の表紙に、
「一日1500円以内で旅ができる」とかかれていたのにひかれ、
現金2万円をもって中国へと旅だった。
1987年、黒田氏が32歳のときだ。
広州、上海、桂林、マカオと弾丸のように回って10日後、香港経由で東京に戻って来た。手元に残っていたのは、1万2000円であった。中国本土での交通費、宿泊代、飲食費、物価の嵩む香港での滞在費を差し引いてのこの残額。おおっ!と声をあげた。『地球の歩き方』は正しかったのである。

黒田氏によると、『地球の歩き方』のよさは、
紹介されている安宿の数がおおいことで、
弱点は、
「とにかく安あがりを主題としているために、
 お土産や食事の情報が貧弱な点だ」
としている。
これは、わたしの感想とまったく逆で、
以前はともかく 最近の「歩き方」は
たかいホテルと高級レストランの紹介がおおく、
やすく旅行をしようとするものにとって あまり役だたない。
なによりも、かなりかさばるし、おもたいしで、
このごろは必要な情報だけをコピーし、
メインのガイドブックは
ほかの出版社からえらぶようになった。
ネット時代となり、それ以前のガイドブックから
方針をかえていこうとするのは当然で、
これからますます なにかの情報に特化していくだろう。

黒田氏が中国をまわった1987年は、
くしくもわたしが中国を旅行した時期とかさなっている。
わたしも香港から広州にはいり、桂林をかすめて
雲南省にはいった。
「一日1500円」での旅行はほんとうに可能で、
もっとケチれば500円でも滞在できた。
正確な金額はおぼえていないけど、
田舎にいけば宿代が200円、食事は一食が100円あればたりるし、
バスでの移動はものすごくやすかった。
30年まえの中国は、まだ開放されていない地域がおおく、
広州でさえあかぬけない町におもえたのに、
2ヶ月ほど雲南省をまわって広州にもどると、
どれだけほかの町とちがう都会なのかにおどろいたものだ。
たとえば、広州以外の町では冷蔵庫をほとんどみかけず、
ぬるいビールがあたりまえだった。
冷蔵庫があっても、嗜好品をひやす場所ではなく、
あくまでも食品をくさらせずに保存するいれものだった。
中国は、あれから急激な発展をつづけ、
ニュースでながれる町の映像をみると、日本よりも都会にみえる。
1987年に中国を旅行しておいてよかった。

posted by カルピス at 21:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本の雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

スコットランドの村をたずねる あるく旅行の番組がよかった

すこしまえに録画していた「旅もの」をみた。
ウィスキーづくりでしられる スコットランドの村をたずねている。
かつてウィスキーを港まではこぶために鉄道がしかれており、
いまはその線路あとが遊歩道となり、村から北海までむすんでいる。
6日かけて村から村へとあるきつづけ、
最終日には北海をのぞむ村にたどりついた。
いちにちに10キロ程度の移動なので、かなりゆっくりな「旅」だ。
ウィスキーも魅力的だけど、
いなか道のまわりにひろがる景色がよかった。
スコットランドは、たとえ私有地でも
そこをあるいたりキャンプが自由にできるそうだ。
天気がかわりやすく、いつ雨がふってくるかわからないので、
さすがにキャンプまではのぞまないけど、
ゆっくりあるき、ときどきウィスキー工場を見学できるのは、
夢のようなコースにおもえた。

わたしはちかい将来に、
サンティアゴ巡礼をこころみたいとおもっており、
あるく旅行をあつかった記事になにかとひかれる。
サンティアゴゆきは、巡礼が目的というより、
いい景色のなかをあるきたいからだ。
サンティアゴ巡礼でなくても、今回みた番組のように、
あるいてたのしいコースは いくらでもあるのかもしれない。

20代のころ、ネパールで5日間のトレッキングをしたことがあるけど、
あるくたのしさなんて、かんじる余裕がほとんどなかった。
せっかくネパールにきてるのだから、
まわりの景色やひとびとのいとなみを
ゆっくりみてまわればいいのに、
まだわかかったせいか、やたらにさきをいそぎがちで、
目的地まであと◯キロ、と、
その日のゴールばかりをめざしていた。

その後、ゆっくり ながくが、わたしの基本的なペースとなり、
旅行でも、自転車や散歩をかねたとりくみに
魅力をかんじるようになった。
とはいえ、日ごろ散歩をたのしんでいるかといえば、
仕事以外ではほとんどあるかない。
近所を散歩するぐらいなら自転車にのるし、
1時間あるなら 散歩よりもはしりたくなる。
いい景色のなかをのんびりと、なんて
絵にかいたあこがれみたいなもので、
じゅうじつしたひとの活動をみると
すぐにまねしたくなる わたしのわるいクセだ。

サンディエゴでなくても、スコットランドでなくても、
日本にもいいコースはあるだろうし、
わたしの地元だって みかたによれば
自然と景観の宝庫ともいえる。
退職してからゆっくり のんびりと、なんて
絵にかいたモチをおいもとめないで、
はじめられるところから手をつければ、
やればやっただけ、知識と経験をつみかさねられる。
サンディエゴとスコットランドは、
それはそれでおおきな目標としてだいじにし、
それまでにも「あるき」を日常にとりいれたほうがいい。
どんなシューズやリュックが ながくあるくのに適切かなど、
じっさいにつかっていないと ぶっつけ本番になってしまう。
いつおむかえがきてもいい、なんていいながら、
やりたいことがどんどんふえていく。

posted by カルピス at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

Wカップアジア最終予選 対イラク戦

Wカップアジア最終予選のイラク戦。
イラクは政情不安により、試合ができないので、
第三国のイランでおこなわれた。
結果からいえば、1-1のドローにおわる。
ピッチの気温が35℃、湿度10%の過酷なコンディションが、
さいごまで日本をくるしめた。
もちろん、条件は両チームともおなじとはいえ、
日本はあつさでうごけなくなる選手がおおかった。
当然だ。
日本選手にとって、いつもゲームをしているグランドとは
まったく別次元の環境であり、
試合に集中できるコンディションではない。
そんななかで はしりまわれというほうが むちゃなのだ。
後半はとくに、両チームとも選手が足をつり、
たびたびタンカがピッチにはこびこまれた。
消耗戦とよぶのがぴったりの過酷な試合となる。

日本は前半8分に大迫のヘディングで先制したものの、
それ以降はほとんどの時間帯でイラクにせめこまれた。
まもる時間がながかった影響で、後半は日本選手の足がとまってくる。
ルーズボールのほとんどをイラクにつながれ、
日本は攻撃の形がなかなかつくれない。
チャンスがなかったわけではなく、2点目をきめきれなかったツケが
ドローという結果でかえってきた。

イラクの選手たちは、過酷な状況での試合になれているようにみえた。
はげしくボールにむかいつづけ、
プレーにからめて ひじうちやとびげりを したたかにねらっている。
日本選手は接触があるたびに こづきまわされていた。
イラクはロングボールが効果的だったし、パスもよくつながるので、
日本はボールをなかなかうばえない。
手をかけず、スルスルっとゴールまえにせまり、
かんたんにシュートまでもちこんでくる。
なぜこのチームがグループ5位にいるのかが不思議だった。

あつさ・ボールがころがらない芝生・審判の笛と、
典型的な「アジア最終予選」ともいえる。
日本は ケガによるアクシデントで2枚の交代枠をつかい、
おもったような試合展開にもちこめない。
けっきょく、35℃のあつさに あまりにも消耗させられた試合となった。
1-1でのひきわけは、残念な結果とはいえ、
つかれきった日本選手からは、得点のかおりがほとんどしなかった。
「まけなかっただけマシ」な試合だった。

posted by カルピス at 21:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

『タイ 謎解き町めぐり』(桑野淳一)

『タイ 謎解き町めぐり』(桑野淳一・彩流社)

サブタイトルは、「華人廟から都市の出目を知る」。
タイの町をつくったのは、外国からの移民であり、
なかでも中国からやってきたひとたちによる影響がおおきい。
本書でいう華人とは、中国からの移民のことで、
華人廟は、日本でいえば神社のような存在らしい。
華人たちがタイの町につくった華人廟をたずねると、
中国移民たちの出身地がわかり、
そこから町の発展の経緯を、おおまかに推理できるという。

桑野氏は、ときおり得意そうに自分の推測をひろうし、
そのたねあかしをしながら 読者を華人廟へとみちびこうとする。
華人たちは、タイにうつりすんだとき、
出身地にわかれてよりあつまり、同郷のものどおしで仕事についた。
彼らがつくったタイの町は、
彼らが中国のどこからやってきたかによって、
町ごとに それぞれはっきり特徴のある発展をとげた。
桑野氏は、タイの町にかならずある華人廟をたずねながら、
どのようにしてその町がつくられていったかをさぐっていく。

わたしには、よんでいてさっぱりわからないところもあるけれど、
こうしたやり方でタイの発展をしらべようとする著者の
ものずきといいたくなるような情熱を、おもしろいとおもった。
おおくの旅行本とはちがい、
ものすごくマニアックな町めぐりであり、
ふつうはあまり関心をもちにくい華人廟めぐりに
著者は喜々としてとりくんでいる。
といって、生活のすべてをなげだして、みたいな悲壮感はない。
いい年こいたおじさんが、趣味としてたのしんでいる。
そのかるさと、ときおり顔をのぞかせる
アカデミックな知識のバランスがとてもよい。
謎がとかされる過程がおもしろいというよりも、
著者のマニアックな情熱がただめずらしく、
好感をもちながらの読書となった。

まったくジャンルはちがうけれど、本書をよみながら、
くしくも、おなじくタイを舞台にした
『タイ国鉄4000キロの旅』(渡邊乙弘・文芸社)をおもいだした。
タイ国内をはしるすべての路線にのる旅であり、
鉄道に関心がないものには、まったく理解できない情熱をかたむけて、
著者は車窓にひるがる風景をこまかく記録している。
鉄ちゃんでないわたしでも、
これだけ突出した情熱にふれると、税別2300円の本なのに、
そして図書館にいけばかりられるのに、
おもわずアマゾンに注文した。
対象がなんであれ、だれかがゴソゴソと
おもしろがってとりくむ本は魅力がある。
いちじるしい情熱はあきらかに伝染する。
そんな情熱を発散させてくれる場所として
タイはなにかと魅力にあふれた国のようだ。

posted by カルピス at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

冷蔵庫にあるのこりものでお弁当をつくるとかんたんだ

お弁当をつくるとき、温度差のあるおかずをくっつけると
いたみやすいので よくないという。
夏はとくに食中毒が心配になるので、
かならず火をとおすようにいわれる。
でも、冷蔵庫にいれてあるものどおしだったら、
どれも低温なので、そのままお弁当箱にいれられる。
火をとおさなくてもお弁当ができあがるのは すごく楽だ。
ごはんだけは、朝たいたものを べつのいれものにいれる。
ごはんのうえにベーコンエッグをのせると、
つめたいおかずだけの味けない雰囲気がおさえられ、
ゆたかな食生活を演出できる(ような気がする)。

職場についたら、お弁当を冷蔵庫にすぐいれる。
わたしは通勤時間が10分なので、
ほぼ冷蔵庫から冷蔵庫へと、お弁当箱をリレーできる。
衛生面からみて 完璧だ。
職場にはレンジがなく、おひるには、つめたいままのお弁当をたべる。
ひんやりしたお弁当は、冬だとあまりたのしくないけど、
夏はそんなに気にならない。
わたしはもう、つめたいお弁当になれた。
おかずがつめたいのは致命傷ではなく、
大切なのはなにがお弁当箱につめられているかだ。

冷蔵庫にたよったお弁当の問題点は、
いかにも残飯ふうで、おいしくなさそうなみかけだ。
おかずをひとつずつ、しきりでわければ
もうすこしみた目がよくなるだろうけど、
めんどくさいので わたしはおかずぜんぶを いっしょくたにいれる。
ひえているので、たとえば野菜いためや煮物などはかたまっており、
しきりがなくてもあつかえる。
キャラ弁がはやる時代に、かなり残念なみかけではあるものの、
おなかにいれてしまえばいっしょと 昭和うまれはかんがえる。

夕ごはんがおわったとき、
テーブルにおかずがたくさんのこっているなら、
かたづけるついでに、はやばやとお弁当箱にいれてしまうのもいい。
これだと、朝のいそがしい時間に お弁当の準備をしなくてもいいので、
もっとも時間に余裕がもてるやりかただ。
朝ごはんのおわりに ゆっくりコーヒーがのめ、
その日の予定を確認したりと、いちにちを冷静にスタートできる。
朝をトータルでかんがえると、お弁当づくりに時間をとられるより、
できるだけ手間をかけず、そのぶん新聞をよんだり
コーヒーをいれたりにまわせるほうが ゆたかだとわたしはおもう。

お弁当づくりを、冷蔵庫にいれてあるおかずにたよるので、
冷蔵庫になにがあるのかをいつも気にかける。
したがって、おかずがいたむまえに ぜんぶたべきる。
いいことばかりだ。
冷蔵庫のなかで ものをくさらせるひとの気がしれない。

posted by カルピス at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

ゴッドハンドかとおもったピピのオシッコ

2ヶ月ほどまえから首と肩がいたい。
ピピがいつもわたしのとなりでねることから、
へんな姿勢がつづいてしまい 寝ちがえたのだろう。
肩はよくまわるし、うでもうえまであがるので、
50肩ではないはずだ。
生活するのにそう不都合はないけど、
首をうごかすとジンジンいたむのはたのしくない。
ほっておいてもなおらないので、2週間まえに
これまでなんどかお世話になったことのある 整体院へいった。
わたしはもともと首がよわく、
数年にいちど、そのおみせでととのえてもらっている。
でも、こんかいはききめがなく、
おなじいたみがそのあともつづく。

2日まえは、これもときどきお世話になっている
マッサージのお店をたずねる。
状況を説明し、もんでもらうけど、だめだった。
こういうお店は、こっている場所をちょくせつさわるのではなく、
全身にちらばる いっけん関係ないツボをおさえていく。
肩がいたくても、首がまわらなくても、
マッサージのやり方はいつもとおなじだ。
どこをさわられても気もちいいけど、
こりをほぐされていく快感はあじわえないし、
いちどのマッサージでは解決されなかった。

きのうはピピがしきふとんのうえでオシッコをする。
厳重にしいたつもりのトイレシートをかいくぐり、
シーツのしたにもしいていたトイレシートもかいくぐり、
しきぶとんがぐっしょりぬれている。
してはいけないところでオシッコするときは、
なぜかトイレでするときよりも はるかに量がおおい。
がっくりくる。

シーツをあらい、ふとんをほし、
ピピにお説教してからひるねにつく。
目がさめると、なんだか首と肩がらくになった気がする。
しきぶとんなしの、うすいクッションが、
いい姿勢をとれせてくれ、首がほぐれたようだ。
いつまでもつづくわたしのいたみをさっし、
計算づくでピピはオシッコをしたのだろうか。
まったくおもってもみなかった角度からの
間接的なゴッドハンドだ。
不思議なめぐりあわせをアレンジしたピピに感謝する。

とおもったら、じきにいたみがもどってきた。
ゴッドハンドかとおもったピピのオシッコは、
めんどくさくてトイレにいくのを たださぼっただけだったのか。
でも、まだわからないと、親バカなわたしはおもう。
しばらくしたら、絶大な効果がじわじわでてくるかも。

posted by カルピス at 18:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

どれがイネなのか、まだわからない

いっしょに田んぼに種もみをまいたしりあいから 電話がかかってきた。
芽がでたかどうか、心配してくれる。
わたしが田んぼをみても、どれがイネなのかよくわからないので、
これまで連絡をひかえていた。
きょうは、そのしりあいにもみてもらおうと、
いっしょに田んぼへでかける。

結果からいえば、イネがそだっているかどうかを、
きょうも確認できなかった。
これまでの失敗でこりており、こんかいは
種もみいりの団子を一定間隔でまいていったのに、
それでもどれがイネで、どれが雑草なのかわからない。
団子をまいたのが、5月3日なので、もう5週間すぎている。
イネには葉耳・葉舌とよばれる
ヒゲみたいのがはえているけど、ヒエにはない。
と、知識としてはしっていても、
いざ田んぼにはえている植物をみると、
ヒゲのようでもあり、ヒゲでないようにもみえる。
けっきょく、もうすこしようすをみようと、
田んぼをあとにする。
ようすをみるといっても、なにもすることはないのだけど。
イネのようなヒエのような.jpg
【イネのようなヒエのような】
つぎに、ふたりで畑にむかった。
せんじつうえた夏やさいの苗がかれずにそだっているかの確認だ。
雨がなんどかふったこともあり、
どの苗も、ちゃんといきのこっている。
つぎに、ニンニクを収穫する。
きょねんの10月にうえたニンニクが、
かれはじめているので、そろそろぬいてもよさそうだ。
ちょっとちからをこめて茎をひっぱると、かんたんにぬけた。
ぬけたのではなく、おれたのかとおもった。
それくらい、抵抗がちいさい。
茎のさきには、ほんのちいさなかたまりがついている。
しらないひとがみたら、
これがまさかニンニクだとはおもわないだろう。
肥料もやらず、草とりもしなかったとはいえ、おどろくほどちいさい。
タマネギも、ピンポン球よりちいさなのしかできなかったけど、
ニンニクもまたそうとうなものだ。
ニンニクの収穫.jpg
そんなささやかなニンニクなのに、
もってかえろうと、車につむと、
すごいにおいがたちこめてきた。
ちいさくてもさすがにニンニクで、
料理につかえば そうとうなかおりを まきちらしてくれるだろう。
ただ、あまりにもちいさいので、
いっかいの料理にひとたまぜんぶをつかい、
すぐにたべおえてしまいそうだ。

posted by カルピス at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

散髪難民

ながいあいだかよっている美容院の、予約がとれなくなった。
スタッフがやめてしまい、店長ひとりきりの体制となったため、
2ヶ月さきまで予約がいっぱいだといわれる。
いつでも利用できるとおもっていたので、
ながいあいだはまてないほど髪がのびている。
しかたなく、ほかのお店をさがす。

町にはたくさんの理髪店・美容院があるのに、
なんで予約がとれないほど
ひとつのお店に人気があつまるのか。
かよっていた店は、よいサービスとはおもうものの、
予約でいっぱいになるほど 特別とはおもわなかった。
なじみのお店にいけないとなると、プランBがない。
いきなり散髪難民になった気分だ。
きのうシリアを話題にしたあとだけに、
軽々しく「難民」なんていいたくないけど、
しらない世界にいきなりほうりだされた
トホホ感とよるべなさは あまりたのしくない。

なじみのお店のほうが、気らくでいいけど、
とはいえ、わたしはそんなにお店をかぎるほうではない。
外国へ旅行にいったときでも、
その国の散髪事情がしりたくて、
目についた店にはいり、髪をきってもらう。
これまでにネパール・タイ・フランス・モロッコ・
ベトナム・フィリピンの散髪屋さんを体験した。
どの国も、予約なんかいれてない。
いきなりたずねても、ほとんどの国で
すぐにイスにすわらせてくれた。

印象にのこっているのが、ホーチミン市の理髪店で、
はじめにきいた料金はやすくても、
イスにすわっているあいだに、耳そうじやツメきりなど、
こっちの意志を確認せずにどんどんサービスにあたり、
それらぜんぶに追加料金がかかった。
けっきょくはじめにきいた金額の、2倍くらいを請求される。
だましているとはいえないけど、
しぼりとれるものはぜんぶいただこうとする
ベトナム人のすさまじいエネルギーをかんじた。

自宅と職場のあいだにやすそうな理髪店があり、
「予約なしでもOK」の看板がでていた。
のぞいてみると、髪をきるだけなら2100円という。
予約なしでいって、まつのはいやだから、
つぎの日の夕方に予約をいれる。

夕方6時にお店にはいると、そのあとも
ひっきりなしにお客さんがやってきて、
あたりまえのようにまっている。
予約していたひとたちらしい。
4人のスタッフが、手わけして お客さんをながしている。
30分まって、わたしの名前がよばれた。

3センチきって、とたのむ。
ほかのお客さんをみると、
モヒカンみたいに中央の髪だけをのこし、
その部分をかたまでながくのばしているひとや、
もうじゅうぶんみじかいのに
さらにきってもらいたがるひとなど、いろいろだ。
そういえば、ずっと美容院へかよっていたので、
男だけの客という環境がめずらしい。
子ども以外は、手間がかかりそうな髪型のひとがおおい。
3センチきるだけのわたしなんて、
めちゃくちゃかんたんな客ではないのか。

ひげそりとヘアトニック、それにマッサージはことわる。
追加料金を心配してのことだ。
あとからおもえば、マッサージはおそらく無料だったろう。
このごろ肩こりがひどく、マッサージ店にいきたいぐらいなのに、
そのマッサージを自分からことわるのは残念だった。
「肩がこらなくていいですね」
なんて ほめられてしまい、もしまたこのお店にくることがあっても
マッサージをたのみにくい。
たのまないのに、どんどん追加サービスにとりかかり
料金をうわのせしようとするベトナム方式が
教訓となりすぎてしまった。

すべてがおわり、鏡をみると、
あれっ?と拍子ぬけするくらい 変化がちいさい。
あたりさわりのないように、
それだけうまく髪をきってくれたのだろう。
なやみの種になりつつあった散髪が、
あっけなくかたづいた。
髪をきるだけにとどめた禁欲的な姿勢がみのり、
はじめにいわれたとおりの2100円をしはらって店をでる。

posted by カルピス at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月08日

キリンチャレンジカップ、対シリア戦 サッカーができるしあわせ

きのうはキリンチャレンジカップで
日本対シリアの試合がくまれた。
Wカップアジア最終予選のイラク戦をひかえ、
中東のチームになれておこうという位置づけだ。
シリアとしても、中国戦が来週おこなわれるので、
日本と試合しておけば いい調整ができるだろう。

試合は1-1のひきわけにおわった。
前半はとくにシリアのよさがめだち、
日本らしい攻撃のかたちができない。
後半のあたまから久保にかわって本田がはいり、
そのあと乾がはいると ようやく日本にリズムがでてくる。
とくに乾のボールさばきは、メッシをおもわせるレベルだ。
解説者が、「セクシー」といってたけど、ほんと そんなかんじ。

しかし、それにしてもシリアである。
2200万人の人口のうち、470万人が
難民生活をおくっている あの、シリアだ。
シリアとの親善試合としりつつ、
あらためて相手がシリアであることにおどろいている。
国内は内戦状態で、国民の2割が難民となり
国からでていくような状態なのに、
サッカーの代表チームを組織し、
選手団を外国へおくりだすなんてすごい。
実況しているアナウンサーが、
ほんのすこしシリアの混乱した国内事情を紹介したけど、
試合内容よりもまず、試合がくまれ、それが実現しただけでも
おどろくべき事態ではないか。

日本が来週の火曜日に本番でたたかうイラクは、
まだ国内で試合ができる状態ではなく、
最終予選は第3国のイランでおこなわれる。
そのイランにしても、せんじつテロがおきたばかりで、
おちついて試合ができるのか気になるところだ。
シリアの選手たちは、国民をちからづけるために
ぜひWカップに出場したいと
試合まえのインタビューでこたえていたという。

わたしはいまでもおぼえている。
2007年のアジアカップで、優勝したのはイラクだった。
オシムさんが指揮をとっていた当時の日本代表は、4位におわっている。
政情不安がつづいていたイラクは、国内での練習ができないなか、
気迫にみちたプレーで 感動的な初優勝をはたした。
祖国のため・国民のため、というセリフはよくきくけど、
そのことばがほんとうにプレーとしてあらわれる試合を
わたしははじめてみた。

こんかいの親善試合で、
シリアがおもいがけず 日本をくるしめたのは、
アジアカップのイラクとおなじように、
国民や祖国のためと、モチベーションがたかかったのだろう。
戦争や政治で国がめちゃくちゃになるのは
あってはならない事態だけど、
サッカーは、たしかに民族をまとめるちからがある。

さいわい日本は治安を心配したりせず、
サッカーに集中できるのぞまれた環境だ。
シリアやイラクと試合がくまれたこの時期の代表戦で、
試合内容やスタッツを気にするだけでなく、
平和にサッカーができるしあわせを、再確認したい。

posted by カルピス at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする