2020年06月04日

地主恵亮さんによる在宅勤務のコツは「だらだら」と「自分に優しく」

デイリーポータルZに「在宅勤務のプロに聞きました」がのった。
https://event.rakuten.co.jp/earthmall/magazine/article/2020/0525/
たずねているのは編集部の安藤さんで、
インタビューをうけているのは、
フリーライターの地主恵亮さん。
地主さんは、12年の在宅勤務歴をもつベテランだ。
「家が一番落ち着く」地主さんは、在宅勤務にあきるという
ほかのひとの苦労がわからないという。
といっても、すばらしく快適な家にすんでいるわけではなく、
冷蔵庫がなくてもぜんぜんこまらない地主さんなので、
あまりほかのひとの参考にはならないかもしれない。

安藤:家にずっといると仕事と生活との境目がなくなりませんか?切り替えはどうしてます?
地主:無理に切り替えようとせず、ずっとダラダラと仕事しています。

安藤:やっぱりそうなっちゃいますよね。在宅勤務でそれが問題って言う人が僕を含めいると思うんですが、地主さんはそれで12年やってるので人によるんですかね。

地主:集中するまでにどうしても時間がかかるんですよね。なのでダラダラとはじめて、集中してくると一気にはかどる感じです。このへんは人によるのでなんとも言えないですが、あまり厳しくしすぎると続かないので、基本は自分に優しく、でいいと思います。(中略)
冷蔵庫開けてよけいな食べ物が入っているとつい食べちゃうので、在宅勤務の人は冷蔵庫を置かないのもおすすめだと思います。

安藤:これからも在宅勤務が続く人にアドバイスがあれば。
地主:さっきも話しましたが、あまり厳しくしすぎない方が続くと思います。ずっと家にいるんだから仕事なんてやっていればいつか終わるんです。だから気分が乗らないときはだらだらしても大丈夫なんです。

ふつうだったら生活リズムをととのえて、
みたいなアドバイスがおおいとおもうけど、
地主さんは「ダラダラと」とか、
「基本は自分に優しく」とか
ゆるい姿勢を大切にしている。
ずっと家にいるんだから仕事なんてやっていればいつか終わるんです。だから気分が乗らないときはだらだらしても大丈夫なんです。

がすごくこころづよくひびいてくる。
それでいいんだ。

わたしはまえの職場をやめたあと、
2ヶ月ほど完全に仕事からはなれていた。
といっても、失業状態だっただけで、
在宅勤務とはとてもいえない。
10キロはなれた畑まで自転車でいったりしていたから、
時間がありすぎてこまりはしなかった。
2ヶ月たったところで、送迎のアルバイトをたのまれ、
朝・夕に1時間半ずつ自動車の運転をはじめた。
家ですごすのは退屈ではなかったけど、
社会とのかかわりがきれるのは、たしかにこころもとなかった。
送迎のアルバイトを半年つづけたあと、
勤務時間をふやしていまにいたっている。

ステイホームがいわれだした今年の春、
仕事が障害者介護なので、在宅勤務、というわけにはいかず、
いつもとかわらないリズムで仕事をつづけている。
そんなわたしにも「ダラダラと」「基本は自分に優しく」は、
ありがたくて すがりつきたくなるアドバイスだ。

posted by カルピス at 21:31 | Comment(0) | デイリーポータルZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月03日

2011年サッカー女子W杯決勝、日本対アメリカの感動をふたたび

NHK-BSで、2011年のサッカー女子W杯、
日本対アメリカの決勝戦をやっていた。
延長後半、宮間のあげたコーナーキックに、
澤が伝家の宝刀いあいぎり!をきめたあの試合だ。
前半・後半・延長とPKの3回にわけて、夕ごはんのときにみる。
結果がわかっていても、ハラハラしながらたのしめた。

なんどもみたような気がしていたけど、
あらためてはじめから決勝戦みてみると、
おぼえているのは澤のキックだけで、
あとは記憶がほとんどあてにならない。
日本は得意のパスサッカーでゲームを支配したはずなのに、
じっさいはよくパスをつないでいたのはアメリカのほうで、
日本はたてにいそぎすぎて、ことごとくボールをうばわれていた。
コントロールミスがおおく、せっかくボールをもっても、
すぐに相手にプレゼントしてしまう。
アメリカのぶあついせめは圧倒的で、
日本はあいてのミスや、クロスバーになんどもたすけられていた。
試合の結果をしっていながら、わたしはなんども悲鳴をあげた。
よくこの試合にかてたものだ。
ただ、後半にはいり、宮間のシュートで同点においついてからは、
日本があと一歩というところまで攻勢にでていた。
アメリカは足がとまり、日本のパスまわしについていけない。
あそこで逆転にまでもっていけていたら・・・。

延長戦まえの円陣で、日本の選手たちは笑顔をみせていた。
佐々木監督も、リラックスしたムードを演出している。
おやじギャグがでていたというウワサだ。
かちまけをこえた地点に選手たちはたどりついていた。
延長前半がはじまると、はやく勝負をきめたいアメリカは、
どんどんまえにでてきてゴールにせまる。
前半終了間際にワムバックがヘディングをきめると、
アメリカは勝利を確信したようによろこんでいた。
しかし後半12分、冒頭にかいたとおり、
澤のいあいぎりで日本は同点においつく。
ありえないシュートがゴールにつきささり、
サッカーの神様の存在をしんじたくなった。
その直後、日本は熊谷がレッドカードをうけて退場となる。
全体にアメリカよりの笛がふかれていた。
そのあとのフリーキックをなんとかしのぎ、
2-2のままPK戦へとうつる。

PK戦では海堀がさえていた。
1本目を足ではじきとばしたあと、
2本目は相手のミス、3本目はまた海堀みずからがとめている。
かっこよかったのは日本の1人目をつとめた宮間で、
相手のキーパー(ソロ)がうごくのをまって、
ゆるいボールを反対側にころがして技ありの得点。
日本は4人目の熊谷がきめて初優勝がきまる。

あの試合にでていた選手たちは、いまどうしているだろう。
澤の引退ははなばなしかったけど、あとの選手たちは?
宮間はどうしたんだ。
あんなに冷静なプレーで日本をひっぱっていたのに。
阪口は?わたしは彼女のファンだった。
熊谷は、いまもフランスのリオンでプレーし、
日本代表の主将をととめている。
この試合を再放送するにあたり、
鮫島と熊谷のふたりがネットで参加していた。
日本代表の監督は高倉氏へとかわり、
日本はながい低迷期にあえいでいる。
どのチームとやってもパッとしない試合となり、
いまの日本代表は、残念ながらおそろしくよわい。

posted by カルピス at 21:48 | Comment(0) | 女子サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月02日

ききのがし配信をたのしみつつ、ほんとにこのサービスは必要なのかともおもう

自粛生活の充実を手だすけするためか、
NHK-FMで「ききのがし配信」される番組がふえてきた。
音楽遊覧飛行も4月から「ききのがし」の対象になったし、
ラジオマンジャックまでも、5月30日の放送が
「ききのがし」のリストにあがっていた。

デジタル時代になり、ラジカセをつかっていたころよりも、
意外とむつかしくなったのがラジオ番組の録音だ。
パソコンにそれなりのソフトをいれたら
なんとかなるらしいけど、まあそこまでしなくてもいいや、
というのがラジオとのわたしの距離感だ。
とはいえ、すきな番組をききのがすと残念だし、
仕事できけないこともおおい。
そんなときに、ききのがし配信のサービスは、
ほんとにありがたい。
一週間という期限はあるものの、そのあいだは
いつでも番組をききながらパソコンにむかえる。
「ききのがし」の一覧をみていると、
きいてみたい番組がいくつもでてくる。
時間がいくらでもほしいところだけど、
あたりまえながら、時間だけは自由にならない。
時間を自由にするための「ききのがしサービス」とはいえ、
ラジオをきく時間がふえたりはしない。
時間だけは だれかから かいとることができない。
となると、量よりも密度が大切かもしれない。
「ききのがし」をすきなだけきくよりも、
いまながれている番組に意識を集中する。

すこしまえの「ラジオマンジャック」で、
番組をたのしみにしているという
ファンからのメールが紹介された。
そのかたは、以前から番組をきいているそうで、
番組の時間になると、 畑仕事をおえ、
汗をシャワーでながし、庭に椅子をもちだすという。
そして、山をながめながらビールをのむ。
最近はツバメがまいはじめたらしい。
いい時間なんだろうなー。

こうなってくると、「ききのがし配信」が
ゆたかな時間と直接はむすびつかない気がしてきた。
いつでもきけるとおもうから、
雑な態度できいてしまうかもしれない。
コロナがらみで、「ききのがし」むけのサービスがふえ、
でもけっきょく そんなのは必要ないことがわかる。
必要だとおもっていた あれやこれやが、
なくてもあんがい大丈夫なのがおもしろい。

posted by カルピス at 21:54 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月01日

ネコが亡くなり、かなしんでいたおばあさん

いつもいくスーパーでかいものをしていたら、
おばあさんが店員さんにはなしかけていた。
かっていたネコが3日まえに死んでしまい
かなしくてたまらない。
ごはんもたべられない。
ネコは、きゅうにごはんをたべなくなり、
タクシーをたのんで病院につれていったけど、 たすからなかった。
1万7000円もかかったのに、たすからなかった。
もっとはやくつれていけばよかった。
かなしくて、つらくて、さみしそうだ。

わたしはかいものをおえ、レジでお金をはらってから、
おばあさんのところにもどって、はなしかけた。
すこしでもネコのことをはなせば
気がらくになるかとおもって。
しらないひとにはなしかけられて、
おばあさんはとまどったようで、
「どちらさんでしたかいね?」とたずねられた。
とおりすがりのものです、
さっきネコのはなしをきいていました。
おれもネコをかっていて、たいへんさがよくわかります。
残念でしたね。何歳でしたか、ときくと、
まだ3歳だったそうだ。
わかれるのがつらくて、まだいっしょにいる、といわれた。
家にうめるところがありますか、ときくと、
ペットの葬儀にたのむと2万円もかかるので、
市の環境なんとかにもっていくつもりだ、 といわれた。
あそこは、完全にゴミとしてあつかいます。
おれもいったことがあるけど、ネコにかわいそうでした、
とはなす。
そうはいっても、おばあさんはうめるところがないようで
どうしようか こまっておられた。
わたしはなにもしてあげられない。
それじゃあ、とわかれた。
スーパーのいりぐちでうっている、
お花をかってわたせばよかったと、
わかれたあとで気づいた。

posted by カルピス at 19:19 | Comment(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月31日

「鷹の爪団が無料でCM作ります」がすばらしい

ユーチューブをみていたら、
「鷹の爪団が無料でCM作ります」
がのっていた。
全文を紹介する。
https://www.youtube.com/watch?v=2HOxOYG5J60
どうも 鷹の爪団の総統の 小泉鈍一郎です
同じく先頭主任の島根の吉田です
(総統)
こうまで自粛生活が長引くと
頑張っても 励まされても、
限界がありますよね。
そんな皆さんに
私たち悪の秘密結社 鷹の爪団も
何かのお役に立てないか?
吉田くんたちと日々、
考えておりました

(吉田くん)
そこで総統に、
僕らで皆さんのご商売を宣伝したら
どうでしょうかと 提案したんです

(総統)
ああ、そうです、
こんななかでも必死に生きていこうと、
創意工夫をこらしている皆さんのご商売があるでしょう。
そこで僕らが無料でCMを作り
(すいません、今回は3本限定)、
多くはありませんが
登録者数20万人の DLEチャンネルに掲載
さらに僕と総統のツイッターで拡散し、
皆さんのご商売を応援します。(中略)
(総統)
一銭も入らないのに
出て行くばかりの経営状態
(「ガンバッテ下さい。自腹で。」と、
マスクをつけた男が不気味につぶやいている画像あり)。
でもここで踏ん張らねば
家族どころか従業員たちも不幸にしてしまう。
それを考えると眠れない経営者の皆さんも多いことでしょう。

(吉田くん)
苦しい時は誰かに助けを求めてもいいと思います。
でもあなたが持ち堪え再びご商売が盛んになったら、
次はあなたが誰かを助けてください。
特に鷹の爪団を・・・
(だめじゃよそんなこと言ったら、と総統がたしなめる)
(総統)
しかし、経済とは皆さんのご商売の一つ一つの集まりです。
かならず乗り切ってください。

ごおうぼお待ちしております。
(そうとう)

しめきりは5月13日なので、
いまからではもうまにあわないけど、
それにしてもすばらしい提案だ。
わたしの家には きのう給付金の申請書がとどいた。
アベノマスクは1週間まえだった。
10万円は、ないよりもありがたいけど、
おおきく収入がへったひとたちにとって、
10万円だけではどうにもならない。
市町村や民間のがんばりばかりがつたえられるなかで、
政府のうごきは決定的におそい。

posted by カルピス at 08:40 | Comment(0) | 鷹の爪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月30日

保坂和志さんの「日本人は勝手にやってきた」説と、ベーシックインカムに賛成する

ラジオマンジャックは、しばらくまえから
新作と旧作をまぜての番組編成だ。
DJ.ホットマンもでてくる。
DJ.ホットマンの「とことん暑苦しい音楽」で赤坂さんをしり、
ラジオマンジャックをきくようになったわたしは、
DJ.ホットマンのコーナーだけでもじゅうぶんたのしい。
門司肇さんの「懺悔します」のコーナーも、
まるでヒロシさんの「ヒロシです」みたいでわらえる。
あの手この手で日常をとどけてくれる この番組に感謝したい。
おわりごろにながれた「ミザルー」がめちゃくちゃいいかんじ
(「Pump It / The Black Eyed Peas)。

朝日新聞の土曜日版beに、保坂和志さんが
「日本人は勝手にやってきた」をのせている。
日本人の祖先が大陸から「勝手に」やってきた、
というはなしかとおもったら、
「政府が無能なのにコロナ対策がなぜかうまくいっているのは、
無能なのに、じゃなくて、無能だからこそ、うまくいってるんだ」

という友人の説を紹介している。
「日本の感染が諸外国よりひどくならないのはなぜか」について、
これまでいろいろよんだけど、
保坂さん(の友人)による説はたしかに一理ある。
 日本人は「お上」なんかアテにしないで自分たちで適当に助け合ってなんとかしてきた。日本人の心の中には、国家とか政府とかいう概念がそもそもない。逆に言うと、近代国家に相応しい政府に国民が育ててこなかった。

安倍首相の無能ぶりや、ひとをばかにした態度に
批判があつまっているけど、そんな人物を、
これまで首相にすえていたのは国民なわけで、
本気で首相をかえたかったら それなりのうごきをすればいい。

保坂さんが最後にしめした処方箋がすばらしい。
 それならば、国は何をすればいいのか?これを機に一気にベーシック・インカムにするのがいい。一律10万円の給付を毎月続けるのだ。家計に余裕のある人は寄付なりクラウドファンディングなれするだろう。
「国が自動的にお金をくれたら、働かなくなってギャンブルばかりする」なんて心配はない。そんなことをするのは一部で、大半はマイペースで働き続ける。課された労働ではなく、喜びとしての仕事をそれぞれが見つける。

全面的に賛成する。
保坂和志さんの小説をよんでみたくなった。

posted by カルピス at 17:36 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月29日

朝ごはんのとき 新聞をよむのがだいすき

むかしむかし、家のお父さんは、
朝ごはんのとき新聞をよむひとのことだった。
いま、どれくらいの「お父さん」が
この習慣をつづけているのだろう。
あたらしく家のお父さんになったわかい男性は、
朝ごはんのテーブルで、新聞をよんだりするのだろうか。
朝ごはんのとき新聞をよむお父さん像は、
いまやイメージとしてしか のこっていないかもしれない。

だいたい、朝はいそがしいときであり、
ゆっくり新聞をよんでいる時間はあまりない、はず。
でも、わたしは朝ごはんのときの新聞がだいすきで、
朝ごはんをたべながら、お弁当の準備をしながら、
だらだらと1時間ちかくかけて新聞をながめる。
さいごの日本のお父さんは、わたしかもしれない。
きょうは、とくに気をひかれる記事がおおかった。

・連載小説『カード師』(中村文則)
 いよいよおおづめ。いったいどうなるんだ?
・隔週で連載されている伊藤理佐さんのコラム
 「オトナになった女子たちへ」
 きょうは「きみは知っているか」のタイトルで、
 いつもながらよませる。
・ドリフの時代、その音楽
 山本直純さんのはなしに加古隆さんまでくわわってきた。
・ドイツ「ブンデスリーガ」の再開について
 メルケル首相は、経済回復と感染の第2波にどうむきあうか
・手洗いダンスの反響に勇気をもらった、という
 川崎フロンターレの中村憲剛さん
 サッカー選手として、いまの自分になにができるのか、
 自信をうしなっているときに、
 「PPAP」の手洗い編を動画にアップして、手ごたえをえる。
・再考2020「商業主義 弊害しか見えない」(小田嶋隆)
 IOCも日本政府もでたらめばかり。
 コロナでオリンピックの矛盾がはっきりしてきたいま、
 「(米国の4大スポーツなど)お金の取れる競技は入れず、
 マイナーな競技が集まれば、いい大会になる」というもの。
・「明日は別の日にして」(奥田英朗)
 夏の甲子園までうしなった球児たちへ、
 奥田さんがエールをおくる。
・再開した学校 規制が多すぎる(中学生の投稿)
体育の時間にボールは使わず、音楽では歌わない。グループ学習は全教科禁止だ。先生の話を黙って聴き続ける。休み時間のボール遊びも給食の会話も禁止。(中略)「感染のリスクを考えると仕方がない」と、みんなが口をそろえて言うが、本当にそうだろうか。
・豪州 地方紙36紙廃刊 76紙がデジタルのみに
 コロナで広告料収入がへったため

ネットから情報をえるのがあたりまえとなり、
新聞を家までとどけてくれるなんて、
もうじき ありえないサービスになるかもしれない。
日本から新聞がきえる日がきたら、
わたしの日常はかなりつらくなる。
デジタルでよむ新聞には、なかなかなじめそうにない。

posted by カルピス at 20:58 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月28日

熱心だからといって、うまくいくとはかぎらない

サッカーライターの西部謙司さんが、
マンチェスターユナイテッドをめぐる現代史を
不定期で連載している。
4回目は、「ファーガソン後の迷走の理由。
古かったモイーズと細かすぎたファン・ファール」
https://news.yahoo.co.jp/articles/23b57d51587dcab7b6b477cbad6fe2f00eab55f5
27年の長期政権だったファーガソンのあとがまに、
モイーズ氏がマンUにまねかれたものの、
戦術がふるすぎて結果をだせなかった。
1年ももたずに解任され、暫定監督でつないだあと、
オランダ人のファン=ハールが監督ついた。
 ファン・ハールはボールを支配して勝つオランダ方式の典型である。(中略)ファン・ハールがやりたいサッカーは同じで、実現するためのディテールも決まっている。
 もう1つの特徴は非常に熱心だということ。高い目標を掲げ、そのためのロジックが緻密で、なおかつ異常に熱心な監督が来るとチームはどうなるか。合わない、ついていけない選手が必ず出てくる。

・非常に熱心
・高い目標を揚げる
・ロジックが緻密
とくれば、いうことないみたいだけど、
そうはならなかった。
ファン=ファールは期待にこたえきれず、
2シーズンでおわっている。
「非常に熱心」だからといって、
それがかならずしも結果にむすびつかないのがおもしろい。

「合わない、ついていけない選手が必ず出てくる」のは、
おおかれすくなかれ、だれが監督になってもさけられない。
とはいえ、ファン=ファールの場合、彼の流儀にあわない選手は
チームに貢献するのが論理的に不可能なので、すくいがない。
選手も監督も、どちらがわるいわけではなく、「合わない」わけだから
あまりふかくかんがえずに、チームをかわったほうがいいみたいだ。
ファン・ハールの場合は、彼のロジックに忠実な選手でないとチームに貢献できないので、ファン・ハールの流儀に適応できない選手は結果的にプレーできない。
 ユナイテッドで7シーズンプレーしたラファエウは、ファン・ハール監督が就任した次のシーズンにはリヨンへ移籍した。 「僕を好きでないのは知っている。監督交代は僕にとって致命的だった」(ラファエウ)
 ディ・マリアも1シーズンでパリ・サンジェルマンへ去った。「適応するのは無理だった」と話している。

ドイツのブンデスリーガが再開し、2節を消化した。
フランクフルトとバイエルン=ミュンヘンの試合をみる。
試合は無観客でおこなわれ、1チーム30人の関係者しか
スタジアムにはいれないという。
選手は全員がPCR検査をうける、選手交代は5人まで、など、
コロナによる2ヶ月の休止期間と、
今後の過密日程を考慮した対応がとられている。
ピッチにたつ選手・監督はマスクをしていなかったけど、
ベンチにすわる選手はおたがいに間隔をとり、マスクをつける。
点がはいったときは、ヒジをぶつけあって よろこびをあらわしていた。

番組では、実況のアナウンサーが
ひとりで試合のうごきをつたえていた。
ブンデスリーガにくわしいひとのようで、
適切な説明をいれてくれるので、
いつもみたいに「解説者」がいなくても
これでじゅうぶん、という気がした。
遠慮しながら「解説者」からはなしをひきだすよりも、
リーガの情報を過不足なくおしえてくれた。

サッカーがふたたびはじまったドイツ。
過去の名勝負などではなく、いまのサッカーがみたかったので、
ほとんどなにもしらないリーガの試合でもたのしめる。
Jリーグが中止されてから、もう2ヶ月以上がすぎた。
リーグの再開がまちどおしい。
サッカーのない生活は、とてもさみしい。

posted by カルピス at 21:52 | Comment(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

さつまいもの苗うえ 貴重な食料にならないといいけど

さつまいもの苗を80本うえる。
わたしは自然農法による 野菜つくりをめざしており、
畑はたがやさず、肥料もつかわないで、草をかるだけ。
さつまいもの苗を30センチおきにならべ、
移植ゴテを土にななめにつきさして、苗をそのすきまにつっこむ。
だいじなのは、草かりをした草をうねにしきつめることで、
こうすれば雑草がはえにくいし、雨がふらなくても
土がそんなにひどくはかわかない。
ビニールマルチといって、
ビニールをうねにかぶせるのが一般的だけど、
お金がかかるし、みためにうつくしくない。
草によるマルチでじゅうぶんだ。
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「自然農法」とさきほどかいたけど、
残念ながらわたしがやっているのは
なんちゃって自然農法でしかない。
本物の自然農法は、草かりなんかしないで、
草のなかにさつまいもの苗をうえるだろうし、
そもそも草のことを「雑草」なんて失礼なよびかたをしない。
自然にあるものを、すべてありがたくいただくのが
本物の自然農法だとわたしはおもっている。
おもっているけど、からだがついていかないので、
わたしがやっているのは あくまでも「なんちゃって」のほうだ。
自然農法から自分に都合のいいところだけをいただいており、
めんどくさくてほったらかしているにすぎない。
めんどくさいので、ビニールのマルチなんてはらないし
(そのかわりに草をしきつめる)、
お金をつかいたくないので、肥料はあたえない。
もっとも、さつまいもは肥料がなくてもよくそだつ。
わたしがやっているさつまいもづくりと、
ほかのひとのつくりかたとのちがいは、
土をたがやさないことと、草マルチくらいか。
クワで土をおこすのはたいへんだし、管理機なんてもってないので、
5年まえにはじめたときに、いちどだけたがやして以来、
土はそのままにしている。
さつまいもの場合、苗さえうえておけば、あとは月にいちど
草かりをするぐらいの手間で秋の収穫をむかえられる。

きょねんまでは、豆やら夏野菜やらをつくっていたけど、
家から車で20分のところに畑があり、
めんどくさくてどうしても足がとおのいてしまう。
なんねんか野菜をつくってみて、
けっきょく、わたしみたいなめんどくさがりやは、
さつまいもぐらいしかそだてられないのがよくわかった。
新型コロナウイルスの影響で、
ちかい将来の食糧不足がささやかれており、
すこしでも自分で野菜をつくれば いきのびられるかもしれない。
苗を80本うえたら、40キロくらいのさつまいもができるはず。
貴重な食料としてのさつまいもにならないといいけど。

posted by カルピス at 21:25 | Comment(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

子ネコをみかけたのに、なにもできない

きのうの夕方、家にかえると、玄関のよこで子ネコをみかけた。
生後1ヶ月ほどのキジトラ。
つぎの日にだす もえるゴミの袋が外にあったので、
たべもののにおいをかぎつけ、袋をやぶいていた。
わたしがちかづくと、すぐににげる。
でも、おなかがすいているようで、袋に未練がありそうだ。
ネコのかんづめをお皿にのせてもっていく。
わたしの姿があるとたべないけど、いなくなるとたべはじめる。
しばらくしてからお皿をみにいくと、ぜんぶたべていた。
夜にかんづめのおかわりをだしておいたら、
朝からっぽになっていた。

子ネコは右目が白くにごっている。
からだつきもやせていて、いかにもおなかをすかせたノラネコだ。
にげなければ、病院へつれていけるし、ご飯もあげられる。
ノラネコのおおくはひとをおそれるけど、
自分で学習した結果、というよりも、
ひとにちかづかないよう親からまなんだのだろう。
日本のネコがひとをおそれるのは、
残念な歴史がやまほどあるのだろう。

もう30年ちかくむかし。
アルジェリアへいこうと、モロッコの首都ラバトにある
アルジェリア大使館へビザの申請にでかけた。
事務官のつくえのうえには、ネコが惰眠をむさぼっていた。
事務官は、めんどくさそうに、ネコを両手でおしやって
事務仕事をするスペースをつくった。
あとでさいとう夫婦の『バックパッカーパラダイス』をよむと、
おなじ体験がかいてあり、まったくかわっていないのがうれしかった。
無事にビザを手にいれ、アルジェリアの西部の町、オランへでかける。
たかいホテルにはいると、フロントのよこに木がうえられていて、
そこの砂にネコがおもいっきりウンコをした。
ホテルのひとはとくにネコをおっぱらわず、
しょうがないなー、というかんじでみていた。
ふたつの例だけで断言はできないけれど、
アルジェリアはネコの天国かもしれない。

ココは2年まえの5月28日に わたしの家にきた。
ノラネコだったココは、おなかがへったからか、
さみしさからか、ブロック塀のむこうでずっとないていた。
それほどわたしをおそれなかったので、
何日かごはんをあげたのち、家につれてかえることができた。
にげなければ、すくわれるネコがいる。
ネコがにげない町は、きっとひともすみやすい町だ。
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posted by カルピス at 21:40 | Comment(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする