新型コロナウイルスの影響により、外国での取材ができなくなり、
とりためてあった収録が底をついていた。
再放送や編集したスペシャル版でしのいできたけど、
いよいよながせる内容がなくなってきたのだろう。
とうとうこの日がきたか、と感慨にふけっていたら、
青森五所川原とトルコをくみあわせての放送だった。
そして、次回は台湾縦断スペシャルというから、
まだかんぜんに舞台を日本へうつしたわけではなさそうだ。
ヒロシさんが日本の町にでかけたら、どんなことがおこるのか。
外国語ができないヒロシさんが、
異国の町をうろつくからおもしろいのであり、
日本語があたりまえにつうじる日本の町で、
番組のもち味をいかせるのだろうか。
それに、知名度のたかいヒロシさんが町をあるいたら、
人だかりができて、自然な収録にならないのでは。
番組は、どんな方針で日本編にとりくむのだろう。
番組のスタイルは、海外編とまったくいっしょだった。
オープニングの音楽や、グーグルによる地図、
そして、ヒロシの事務所から何キロ、という表示。
五所川原の駅についてから構内をぶらつき、
駅周辺をあるくのも、海外編とおなじだ。
とおりをあるくひとがすくなく、
「キャー!ヒロシだ!」とはならない。
なんらかのかたちでスタッフが規制しているのだろうか。
ヒロシさんがお店をのぞき、商品についてあれこれ質問する。
日本語がすんなりつうじるけど、
つうじない海外編とおなじような雰囲気だ。
ここは日本、という違和感がない。
いっしょに番組をみていた配偶者は、
外国のほうがおもしろい、といっていたけど、
わたしはそれなりにたのしめた。
ただ、こうした日本の町をたずねる企画は、
ほかにもプラタモリだったり、鶴瓶のなんとかだったりと、
にたような番組がいくつもある。
ヒロシさんの町あるきとして、はっきり差別化をはからないと、
みるものの関心をひかないだろう。
番組の後半は、トルコのセルチュク駅にヒロシさんがおりる。
例によって町をぶらつき、お店にはいり、
つうじない会話でかいものをする。
ヒロシさんはへんにうんちくをたれず、
おもったことをそのままことばにだす。
この日、ヒロシさんがえらんだ食堂は、
パンに肉をはさんだトルコ式サンドイッチのお店だった。
牛や豚の小腸を、鉄の棒にまきつけて火であぶる。
注文におうじてそれをきりとり、
もういちど火をとおしてからパンにのせていた。
いかにもおいしそうだ。
五所川での海鮮丼がいかに豪華だっとはいえ、
みたことのない外国のたべものにはかてない。
海鮮丼をたべに五所川原へいきたとはおもわないけど。
肉のサンドイッチをたべにトルコへはいってみたい。
新型コロナウイルスは、まだ感染がおさまっていないものの、
活発にうごきだしている国もある。
「迷宮グルメ」が、外国へもどる日はちかいのではないか。
スポンサードリンク

