2026年04月28日

病気になったら、それが寿命とうけいれるひと

すこしまえの「ドキュメント72時間」(NHK)で、
浜松市にある病院での健康診断をとりあげていた。
孫の顔をみるまで生きていたいから、とか、
しばらく健康診断をうけていないから、とか
タバコのすいすぎが心配とか、
病院にきた理由はひとそれぞれだ。

介護職につく56歳の女性は、
会社から健康診断をうけるようおねがいされたのだという。
事業所には、健康診断をうけさせる義務があるそうで、
やとわれている側は、健康診断をうける権利というより、
事業所のためにうけなければならないというきまりだ。

その女性は、大学生のころうけていらい、
40年ぶりの健康診断だそうだ。
できればうけたくないけど、
会社からたのまれたのでしかたなく、とはなしていた。
いい会社なので、健康診断をことわって、
迷惑をかけたくないのでシブシブ病院にやってきた。

なんで健康診断がいやなんですか?
と番組のスタッフがたずねると、
病院があまりすきでないこと、
病気になったらなったで、
野生動物のように、そのまま対応したいという。
これまでに血をはいたことや、
リンパがさわっただけでいたかったことがあり、
これで死ぬのかな、とおもいながらほっておいたら
一週間でいたみがなくなったそうだ。
なおらなければ、それが寿命だっておもいたい、
動物みたいに死をうけいれたい、
という気もちをかたっている。

そのひとのしりあいは、運動をして、
からだによさそうなものをたべていたのに、
40代のとき大腸がんでなくなったという。
人間のからだは「こうすれば健康になる」
というかんがえがおよばない、
神秘なところでできているんじゃないか、とはなす。

かっこいいー、とわたしはしびれてしまった。
わたしも健康診断はうけないけど、
寿命をうけいれたい、というのではない。
わるいところがみつかったらこわい、という
こころのよわさが理由だ。

この女性は、健康診断の結果がおくられてきても、
封をあけずにスルーするのだそうだ。
それがせめてもの抵抗だという。
ますますかっこいい。

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posted by カルピス at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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