せんじつ脱穀した。
ずっとまえから乾燥していたものの、やすみの日になると雨がふり、
あせる必要はないと ほったらかしていたら、
ずるずると12月にはいってしまった。
稲わらを車につんで、田んぼへはこび、
足踏脱穀機で、稲わらからモミをおとす。
モミは、たった950グラムしかなかった。
1年めは18キロ、2年めは収穫ゼロで、
3年めのことしは950グラムだ。
950グラムというと、7合もない。
4人家族の2日ぶんしか収穫がなかったとは。
コイン精米機では、3キロ以上ないと
もみすりをしてくれないので、モミはそのまま家にもちかえる。
米づくり体験として、バケツやプランターをつかって
稲をそだてるのをみかけるけど、
ちゃんとした田んぼで米つくりをしながら、
わずか950グラムというのはめちゃくちゃすくない。
原因は、よくわからない。
水の管理や、種まきの方法など、
なにか問題があったのだろう。
なによりも、米つくりにたいするわたしの姿勢が
よくないような気がする。
950グラムしかとれなかったのに、
たいして残念におもえないのだから、
真剣さにかけているのだろう。
お米がとれなければうえじにするような状況なら、
さすがにわたしでも、もうすこしジタバタするはずだ。
わたしがこころみている米つくりは、
自然農法とよばれるもので、
肥料や農薬にたよらず、土もたがやさない。
田うえのかわりに、種をまぜた泥団子を田んぼにまく。
化学肥料や農薬をつかった米づくりより、
げんきな稲がそだつはずなのに、
かんたんにひっこぬけるほど根のはりがよわく、
これでは穂がたれるほどの収穫はのぞめそうにない。
それに、芽のでかたがふぞろいで、
稲がほとんどそだってない場所もある。
芽がでなければ、お米がとれるはずがないし、
芽がでても、健康な稲がそだたない。
それでいて、なにがわるいのかわからないのだから、
だめだった経験を、つぎの米づくりにいかせない。
田んぼとお米の種類の相性がわるいかもしれないので、
来年は品種をかえてみるぐらいしかおもいつかない。

